2010年06月

2010年06月30日

100626_1917~0002ここ数日、馬生師匠がらみのネタが続いたので、トドメにもう一発(⌒-⌒)

←これは先週土曜日に鈴本演芸場で行われた「馬生独演会」にて無料で配られたドリンクです。師匠の写真が若くて若干笑えますが、飲んでみるとスッキリ甘さ控えめの、柚子はちみつ味 普通に美味しいです!

ラベルを見ると、「馬生公認落語乃友飲料 落語のお友に一気にごっくん」と書いてあります。いいな~、この手作り感(笑)
生産者は高知県安芸郡の、馬路村(うまじむら)農業協同組合。なるほど、ウマジ村か(^∀^)  馬生師匠も元々は「馬治」を名乗っていたので、そのご縁ですね 

ちなみにこれは、馬生師匠の後援会会長である小林さんという方が作られたそうです(多分寄贈ですね)。売らないでくださいと書いてあるので恐らく非売品かと思いますが、金持ちのやることは違いますネ。また、こうしてイベントごとの際に力になってくださる有力なファンがいるというのは、さすが師匠だなと思いました。

私、こういう洒落っ気のあるもの、大好き 
ツイッター上でも写真を流したら、“寄席で売ってるのか”と反響がありました。売ればいいのになぁ。ほんとフツーに美味しいので、売れると思うんだけどなぁ。ブツブツ。


                      お後がよろしいようで。

 

 

 



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2010年06月29日

再び一晩置いてのアップとなりますが・・・
昨晩、「先代馬生一門会」に行って参りました(^∀^)

このブログにも“馬生一門”として頻繁に登場する馬生師匠。もちろん普段はフツーに「馬生師匠」と呼んでいますが、実は11代目でいらっしゃいます。先代は、あの古今亭志ん生さんの長男であり、志ん朝さんの兄であり、そして池波志乃さんの父であるという物凄い家柄 
ま、私も落語通ではないので、生病法は怪我の元!! 詳しくは割愛しますが、その先代が55歳という若さで亡くなられた後、数あるお弟子さんの中から認められ名跡を継がれたのが、現在の、ダンディで私がダ~イスキな馬生師匠なんですね(^_^)ニコニコ

さて、そんな先代馬生師匠の生涯が一冊の本になりました
小学館より5月10日に発売された「十代目金原亭馬生 ~噺と酒と江戸の粋」です。本日はその本の出版を記念しての先代馬生一門会でございました(●´ω`●)

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   金原亭 馬吉 「鮑のし」
   隅田川 馬石 「厩火事」
   五街道 雲助 「千両みかん」
   桃月庵 白酒 「親子酒」
   吉原 朝馬  「佐野山」
   金原亭 馬生 「笠碁」

うーん、早々たる顔ぶれですネ
しかも仲入りの後なんと、サプライズゲストとして池波志乃・中尾彬ご夫妻が登場したんですΣ(・ω・ノ)ノ  ま、娘と娘婿なので妥当ではありますが、プログラムにも無かったのでお客さんビックリしていました。もちろんとりあえずは中尾氏のネジネジをいじる朝馬師匠(笑) 「今はユニクロでも売ってる」の言葉に中尾氏、憮然。「俺にマージンよこせ」などと軽妙なトークで場を湧かせてくださいました。志乃さんはとても細くて小顔。超絶美人です。馬生師匠はじめ雲助師匠たちが入門した頃は中学生だったそうで、「よくイジメられたわぁ」と仰っていました

雲助師匠の、まさかの「先代モノマネ」が拝見できたり、いつもと一味違った“一門会”。それぞれ一家を成し大師匠となったお弟子さん達を見て、10代目様も草葉の陰で涙していらっしゃるのではと思い、私まで(お会いしたことないのに)ジーンとしてしまうのでした。

          
                    お後がよろしいようで。



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2010年06月27日

昨晩は疲れていたのでサクッと更新してしまいましたが、昨日行った根岸の「そら塾」さんはスゴイ場所でした 良い意味でド肝を抜かれたので、写真混じりに改めてご紹介します♪


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地下鉄日比谷線の入谷駅から徒歩10分程でしょうか・・・しかし初めて行く人は100%迷うような場所にあります 駅から現場まで一軒のコンビニもスーパーもなく、あるのは昔ながらの古い一軒家と八百屋さん・魚屋さん・床屋さんなど・・・路地が多く、まるで迷路です。さまよい歩いているうち、デジャブ体験のような幻想的気持ちになりました。

そして到着。看板の1つもなく、突然現れる「そら塾」という手書きの張り紙。それに誘われ路地を曲がると、目に飛び込んでくるのはこの光景です(写真左)。あーなんということか ここは江戸か∑ヾ( ̄0 ̄;ノ  リアル三軒長屋ではないか・・・。ちなみに三軒長屋とは、1つの長細い建物を3軒に仕切った住居のことです。落語に「三軒長屋」という演目もあり、落語ファンならまず頭に浮かぶ言葉です。
これが落語会の会場か?? と疑問が浮かびましたが、よく見るとポストにチラシが貼ってある(写真左)。うむ、間違いない。ちなみに三軒のうち、一番手前がアートスペース「そら塾」さんです。内部には木の梯子がかかり、中二階みたいになっている(写真右)。

昭和初期に建てられたというこの長屋。もちろん空調など無い。ものすごく暑い 聴いている私達が暑いくらいだから、演じている小権太さんは激暑なハズ。サウナのような大汗をかきながら熱演しています。しかし、これほど落語を聴くのに適した場所はあるだろうか?? 正に熊さん八っつぁんが住んでいた世界。話芸で江戸時代に誘う必要すらありません。今にも「てぇへんだてぇへんだ!親分てぇへんだ!!」と八五郎が駆け込んで来そう。 ←岡本綺堂著「銭形平次」参照

落語を聴きながらフト外に目をやると、そこには三輪車で何度も路地を疾走する丸刈りの少年・・・・・・「真田小僧」か?? 
なんだか夢の中にいるようでした ちなみに奥の二軒は普通の住居で、今でもちゃんと人が生活しているそう。こんな場所で暮らす生活を想像してみる。うん、多分無理。憧れはするけれど、実際暮らしたらきっと私は根を上げるはず。震度4で崩れるらしいし。

夢は夢としてとっておこう。月に一度ここで行われる小権太さんの勉強会。月イチで江戸に旅すると思えばまた楽しみが増えます
ただし7月・8月は行こうか行くまいか悩み中。
だって・・・・・・暑いもん(●´ω`●)


                     お後がよろしいようで。








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2010年06月26日

あー結局こんな時間になってしまった 普段あまりしないよう心がけている、落語の掛け持ち。珍しく実行した上、顔見知りのお客さんと呑んだくれていたので結局こんな時間の帰宅になっちゃいました 
流石に朝から長丁場で疲れたので、サクッと更新します。

100626_1334~0001『青空の足し算、引き算』

柳家小権太 「ろくろ首」
    ~仲入り~
柳家小権太 「かわいい女(ひと)」

小権太さんの独り会。場所が良かったです。根岸にある、そら塾さん。
昭和初期に建てられた長屋を改造した古民家で、風情たっぷり。落語を聴くにはピッタリです  仲入りにかけたジャズのレコードも良かった。豊かな気持ちになれます♪


100626_1709~0001『金原亭馬生独演会』

桂 三木男 「雛鍔」
金原亭 馬治 「うなぎや」
金原亭 馬生 「豊志賀」
   ~お仲入り~
金原亭 馬吉 「のめる」
女流義太夫 「政岡忠義の段」
金原亭 馬生 「干物箱」

場所は鈴本演芸場。特別企画興行としての馬生独演会でした。久しぶりに馬生一門の勢揃いが観れて、本当に良かった  特に馬生師匠の「豊志賀」が素晴らしかったカナ。「真景累ケ淵」の一部分。初めて聴くネタでしたが、師匠はいつも、あまり寄席とかでかからないようなネタ・大ネタを聴かせてくださるので初心者には大変勉強になります。

・・・とまぁ、計8席+義太夫、よく聴き切りました。疲れ果てたけど満足です  さぁさぁまた明日のお出かけ備えて眠らなくては。
普通ですいませんが、サゲを考える余裕なし(●´ω`●) 
おやすみなちゃい。

                        お後がよろしいようで。


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2010年06月25日

サッカー勝ちましたね。良かった良かった。(←ものすごい投げやり)
私がサッカーネタを否定以外で取り上げるなんて天変地異の始まりですが、まぁあれだけの駄目チームが勝利した訳ですから、素直におめでとうと言いましょうヾ(=^▽^=)ノ

ところで今回の一連のワールドカップ狂騒・・・アンチサッカーには忌々しい限りですが、1つだけ得たものがあります。それは、デンマークという国に対する興味です

デンマーク・・・正確には『デンマーク王国 Kongeriget Danmark』。
興味も持ったキッカケは、マスコミが対戦相手を表現する言葉として盛んに用いた『幸福度調査№1』でした。世界178国の中で№1 ちなみに日本は90位とのこと・・・。素晴らしくないですか?? 調査対象となっている、医療・教育・環境・経済など様々な面において、国民の大半が “幸福だ” と感じているのですよ。私の中ではミュージカルのように明るい街角で国民が手に手を取り合い陽気に踊っている姿が浮かびます(そんな馬鹿な)
まぁそれは無いにしろ、インタビューでもデンマークの方々は「学校がただ」とか「老後の心配がない」とか口ぐちに政治を褒めていました。そのために収入の約5割が税金として持って行かれても不満はないそうです・・・うーん、まことにもって理想的だv( ̄∇ ̄)v 

他にも、デンマーク人はみんな背が高くてカッコイイ♪ とか、非常におとなしくフーリガンならぬ『ローリガン(平静、の意)』と呼ばれている♪ とか、好感ポイント山盛り 

元々ムーミンが好きで北欧には興味を持っていた私ゆえ、すっかりデンマークに行きたくなってしまいました。これはデンマーク人との国際結婚でも狙うか!?

・・・と思いきや、現在デンマークは欧州一と言われるほど厳格な移民法の制定国。新規移住はほぼ不可能とのこと 例え国際結婚したとしても永住ビザはおりないそうです。うーん残念( ̄ー ̄)ニヤリッ

                           お後がよろしいようで。



shizutamarakugo at 20:30コメント(4)トラックバック(0) 
猫ムスメ

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