2012年05月

2012年05月14日

昨日は再び谷中銀座に行ってきました(゚∇゚ ;)エッ!?

GWに谷根千散策したばかりじゃんというツッコミはごもっとも。
芋洗い状態の人に揉まれ私がキレかかった場所・谷中銀座ですが、今回は落語会だったんですネ。なんだか1週間前に観光で通りかかった店へ落語を聴きに行くのはオカシな気分です 
(まぁ考えてみれば浦安から片道一時間程度なんですがwww)

しかも今回の会場がまたイカシてます(←死語?)
なんせウズベキスタン料理の「ザクロ」さんですから
私も蕎麦屋やら寿司屋やらの落語会は数え切れぬほど行きましたが、流石にウズベキスタン料理は初めてよ~(涙目)  もぅ御案内頂いた瞬間から「珍体験ハンター」の血が騒いだってもんです(^∀^)

さて、人生初「落語会@ウズベキスタン料理屋」は三四郎さんじゃないですが「ツッコミ所が有り過ぎてどこからツッコんでいいか分からない」状態(笑) でした。

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【左】なにせ高座の後ろがラクダという極限状態。
【中央】さほど広くない店内が客でギッシリ。内装は非常にきらびやか ベリーダンスのセクシーな衣装が吊るされる中、床に座って料理を食べ落語も聴く。体勢的に長時間はちょっとキツイかな・・・
【右】何が怪しいってこの“変なガイジン”店長。流暢過ぎる日本語で芸人バリのトークを繰り広げながら容赦なく料理を配りまくる。彼の喋りと大量の料理で開演前からお腹一杯(でも嫌いじゃないw) いきなり静かになったなと思ったら部屋の隅で普通にカレーを食べていた。

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ちなみに飲食店での落語会の場合、まず落語を聴いてそれから蕎麦なり鮨なりそこの料理を食べて帰るというのが一般的。しかし今回はウズベキスタン料理(しかもくどいようですが大量)の後が落語という気絶必至のプログラムでした。よほど面白くないと寝ますよ~ 



2桂三四郎さん・鏡味味千代さん共、見るのも聞くのも申し訳ないことに初めての芸人さんでしたが、それもそのはず。三四郎さんは上方落語協会の方(三枝師匠の弟子)・味千代さんは芸協の方だったんですね。普段あまりご縁のない方々に出会うことができるのは、嬉しいことですね

桂三四郎 「牛ほめ」
鏡味味千代 大神楽
桂三四郎 「17歳」

写真撮影OKなのは私のようなミーハー客には有難いこと。
なかなか客層のツボを心得て頂いていると思います。
三四郎さんの関西弁による「牛ほめ」はとても軽快。新作の「17歳」もよく出来ていて、全く眠くなることはありませんでしたよ~(・∀・)つ


・・・ちなみに今回の会の正式名称は
「桂三四郎・鏡味味千代 美男・美女の宴inザクロ」 でして、事前の情報収集でネット検索した時初めて見て、吹きました。一瞬 “客が美男美女限定” なのかと思いましたが、まさか~ですよね(笑) 演者のお2人が美男美女ということでした。

いや本当に三四郎さんも普通に洋服着てそこら辺を歩いていたらイケてるお兄ちゃんでしょうし、味千代さんも和風美人。芸は顔じゃないが顔も良いに越したことはない。タイトルに違わぬ見目麗しいお2人の粋な芸・・・・・・どうも有難うございました(^_^)ニコニコ



shizutamarakugo at 19:25コメント(4)トラックバック(0) 

2012年05月12日

ほぼ毎週末、私は浦安市立図書館(分館)に通っています
借りていた本を返すと同時に予約していた本を受け取りに行くためです。よせばいいのに性懲りもなくチョイチョイWEB予約してしまうので、ほぼ毎週取りに行くハメになるんですよね~( -д-)ノ

公共の場なので、見ていると本当に色んな利用者がいますが、今朝、オッと思うことがありました。
私が予約図書の受け取り処理をカウンターでしていたら、1人のオニイチャンが入ってきたのです。20歳くらいでしょうか。ゴツイ体格にダボッとした服装、帽子を被りご多分に漏れず耳にはイヤホンがはまっています。満員電車で音漏れした挙句、注意した人を睨みつけるタイプですな  「こんな奴が図書館なんか利用するんだ」と思いながら見ていたら、私の隣のカウンターでCDを返しました。しかも感心なことに(意外にもか細いで)これ有難うございました。それとあの、予約しているCDがあるので受け取りたいんですが・・・」と、マトモな日本語を喋ったのです!!! いや~ビックリ。一気に好感度アップです(笑) 本じゃなくCDだったのがチト残念ですが、キチンとお礼が言えるのは上出来じゃないですか。人は見かけじゃないですな( ̄ー ̄)ニヤリッ

毎週通っていて色んな人を見ますが、意外にも返却する時に「ありがとう」を言う人って少ないんですよ  「市立図書館なんだからタダで借りられて当然」とでも思っているのでしょうね 驚くべきは、お母さんに連れられた小さなお子さんまでもが言わないこと。無言で差し出し、無言で去って行きます。後ろで見守っているお母さんも何も言いません。

私が小さな時は図書館へ行くと母にクドイくらい言われました。
「本は向きを揃えて裏側にして(読み取りバーコードが上にくるように)お姉さんに差し出すこと。返したら必ずありがとうを言うこと。」

だからそれが当たり前だと思っていたので、驚きです。
中には無言で差し出した挙げ句、お姉さんに「ご返却ですか?」と聞かれ「見りゃわかるだろが!!」と怒鳴り出す人も何度か見ました(※これは全て団塊以上の爺さんでした)。言っておきますが、本を差し出しただけでは返却か貸し出しか分かりません
そして自分の探している本を親切にもPC検索してくれたお姉さんに対し「なんで無いんだよ!!」と食ってかかってる人も何度か見ました(※これも全て団塊以上の爺さんでした)

まぁこういう団塊爺さんはもうしょうがないのでロクな死に方しないのを待つとして、問題は小さなお子さんです。
以前、学校に対し「給食費を払ってるんだから“いただきます・ご馳走様”なんて言う必要はない。子供に言わせるな。」とクレームをつける親が急増したと聞いて世も末だと思いましたが、きっと本を無言で差し出す子供はこういう親に育てられたのでしょう。駅で人にぶつかっても無表情のまま通り過ぎる大人になると思います。行く末が心配です。

日本人の美徳を損なわないためにも、小さなお子さんを持つ親御さんにはせめて「ありがとう」「ごめんさない」を言える躾をして頂きたいものです。

 


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【追伸】
羊子さん、早速「ハッピーエンドにさよならを」図書館で借りて読み終えました。お薦め通り、本当に面白かったです!! 面白くて止められず、1日で読了してしまいました 正に珠玉の短編集ですね。特に「サクラチル」が歌野さんらしい驚きのラストで好きでした♪



shizutamarakugo at 16:15コメント(10)トラックバック(0) 

2012年05月10日

自然孵化したトキの雛、5羽の名前を募集しているそうですね。
きっと全国から多くの名前が集まることでしょう(*・ω・)ノ

私も今朝ニュースを見た瞬間から「トキの名前ねぇ・・・」と考えてしまいましたが、悲しいことに真っ先に浮かんだのは『しおざわ』でした 
       
       な、懐かしい・・・・・・∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

自分で言ってビックリです。
今は亡き塩沢とき嬢を覚えている人はどれだけいるでしょうか。
(※後からツイッターで全く同じことをつぶやいている人がいて物凄い親近感を覚えましたw)


思えば私のネーミングセンスの無さには歴史があります。
幼い頃、実家で飼っていた猫の名前はタマ・犬はジョリー・ニワトリはピヨピヨ・チャボはチャーボー・インコはピーちゃん・アヒルはガー子・ウサギはウサ子でした。   ・・・ヒネリ、無さ過ぎだろ

その全てが姉と私によって名付けられたもので、子供とはいえセンスの無さが如実に表れています。
ある日、親に連れられ行った動物園でラッコの赤ちゃんの名前を募集していました。私が応募した名前は『ラツコ』で、
もっとちゃんと考えろと親に叱られましたが、後から姉が『ラツエ』で応募したことが判明(姉は自分の名前が「〇〇エ」なのでそのような発想になってしまったようです)。2人とも小学生だったはずですがその共通したセンスの無さにはDNAの影響が色濃く表れています( -д-)ノ


t_TKY201205090594[1]ところで先日、思わず膝を叩き大笑いしてしまう名前を目にしました。その名も『ワン太郎』です。つくば市の竜巻で小屋ごと飛ばされてしまい行方不明になっていたものの2日後、無事に戻ってきたという“奇跡の犬”です。どうでしょう、この屈託のない笑顔(写真参照)。この顔は正にワン太郎。
他の何者でもありません。しかも飼い主の孫である少年のコメントがふるっていますなんか前より綺麗になった気がする」
・・・爆笑
ワン太郎はきっとつくばの山奥で昔ながらの飼い方をされていたのでしょう。都会の軟弱な室内犬みたいにシャンプーなんてされた事はないはずです。庭でノビノビ土にまみれて育ったワン太郎が雨に洗いされ綺麗になっちゃった・・・その一面を見事に切り取る子供の素朴な感性に脱帽です 


かなり脱線しましたが、トキの名前は果たして何になるのでしょうか。
きっと未来や希望を暗示したカッコイイ名前になるのでしょうね。
願わくば日本らしいシックな名前に落ち着いて欲しいわと(ネーミングセンス・ゼロの私は)遠くから願っております(*'-'*)



              お後がよろしいようで。

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2012年05月07日

さて、谷根千散策のクライマックスは「文京つつじまつり」でした
根津神社で毎年この時季行われているお祭りです。

谷根千のあまりの人の多さにうんざりしたと書きましたが、この根津神社もまた凄まじかった  と言うか、この祭りの存在が谷根千全体のカオス化に拍車をかけていたのでしょう。とにかく阿鼻叫喚でした。

まず、肝心のつつじがどこにあるのか分かりませんΣ(´д`;)
表参道から入れば分かったのかもしれませんが、知らずにどこか脇の方から入ってしまったようで迷いました。なにせ一歩入った瞬間からオニのような出店の数々&群がる客の嵐です。つつじまつりと言いながら、これでは普通の祭り以下。出店だけならともかく、そこら中にテーブルが設置してあり買った物をその場で食べながらオッサン達がビールを飲んでいます。来ている人も半分はつつじじゃなく一杯やるのが目的といった感じがしました 根津神社さん、もう少し露店の数を規制したらいかがでしょう??  中にはテーブルに座り切れず鳥居の台座に腰掛け酒を飲んでいる客がいて驚きました。 ・・・罰当たっちまえ~。





つつじまつり6つつじまつり5つつじまつり4











つつじまつり3つつじまつり2つつじまつり1












などと毒を吐くワタクシでしたが、しっかり出店で好物のバナナチョコ(チョコバナナじゃないよ!)はGetした訳で(笑)  しかも1本買ってガラガラを引いたら当たってしまいもう一本Getしました。こんな所で運を使ってどうする

つつじは早咲きの品種は既に枯れていましたが遅咲きの花がちょうど満開でした。想像通りの見事さ。特に上の高台から見下ろした光景は圧巻です。今年はやはり冬寒かった影響で例年より遅いそう。いつもならこのGWのつつじまつりの時にはつつじが枯れているという状況らしいですが、今年はジャストタイミングでした(まぁだからこそこの混みっぷりだった訳ですが

ちなみに根津神社は日本武尊が創祀したと言われており、明治維新には明治天皇御東幸にあたり勅使を遣わされ、国家安泰の御祈願を修められる等、古来御神威高い名社だそうです。 社殿に至っては五代将軍綱吉が跡継ぎを定めた際に奉建し、1706年に完成。権現造りの本殿・幣殿・拝殿・唐門・透塀・楼門の全てが欠けずに現存。国の重要文化財に指定されているそう。あまりの人の多さに近付くことすら出来ませんでしたが、遠目に見ただけでその華麗さと荘厳さが伝わる建物でした。


・・・結局16時くらいに入場し、出たのは17時過ぎ
なんだかもう人酔いしてしまって気持ちが悪くなりました。つつじ見物というより人間見物です(;´Д`)

しかし「いつもならもう枯れてるよ!」と地元の皆さんが口を揃えておっしゃる中、満開のつつじを見ることが出来たのはそれだけでラッキーだったと言えるでしょう。良い経験を致しました



                   お後がよろしいようで。



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←チョコバナナじゃなくバナナチョコだよ!!! (しつこい)笑









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2012年05月06日

ようやくの休日
予定通り、谷根千を散策して参りました.。゚+.(・∀・)゚+.゚

今回のルートは以下の通り。

①千駄木駅スタート→いせ辰(千代紙)→詩仙香房(お香・ちりめん)→ スペース小倉屋 →夕やけだんだん→谷中銀座→ 竹工房緑屋→ 多満留 →みつま(とんかつランチ)
②根津に移動→ 竹久夢二美術館 →台東区立下町風俗資料館付設展示場→SCAI THE BATHHOUSE(銭湯を改装したギャラリー)→ヒマラヤ杉とみかどパン店→猫町カフェ29→ ねんねこ屋 →丁子屋(手拭・小物)→根津の鯛焼き→ 根津神社(つつじ祭り) →旅ベーグル→ ギャレリー猫町→指人形笑吉→鳥よし(居酒屋)



・・・どうでしょう、この完璧なる計画。素晴らしくないですか??
ま、私のプランニングではありませんが!!!(笑)
とりあえず私はブログ担当ということで主だった場所のURLだけ貼り付けてみました(´▽`) ご興味のある方は参考にしてみてください

やはり谷根千は噂通りの「猫の町」。
町全体が猫を押していて、どこに行っても猫グッズが沢山。
猫好きにはたまりません。あまり集めまくってもしょうがないと分かってはいるので自己セーブしましたが・・・大変でしたよ~

猫グッズ1猫グッズ5猫グッズ6













和雑貨や小物の店も多くて大興奮(・∀・)
店2たまる店3ちょうじや店1しせんこうぼう













そして上のプランを見てお気付きかと思いますが、そこかしこに漂うグルメの香り(′∀`) 私の好みを知りつくしています
グルメ1グルメ2グルメ3











【左】ランチに食べた千駄木の隠れ家的トンカツ屋「みづま」のクリームコロッケ定食。
【中央】千駄木の居酒屋「鳥よし」で食べた初鰹。この店は志ん生師匠も通い詰めたという名店。今もご近所に住む好楽師匠ご一家や、中尾彬・池上志乃さん(先代馬生の娘)ご夫妻がよく来られるそうです。
【右】同じく鳥よしの名物「鰻のおこわ蒸し」。とろけます。


それにしても昨日の谷根千は凄かった・・・
下町散策が流行りだとは知っていましたが、まさかこれ程とはw
谷中銀座の混みっぷり1谷中銀座の混みっぷり2 猫一匹しかいない谷中銀座の混みっぷり3 馬吉さん











【左】夕やけだんだんから谷中銀座を見下ろそうとしても人しか見えない。正に芋の子を洗う状態で、人力車のお兄さんが「竹下通りよりひどいよ(泣)」とボヤいていました
【中央】あまりの人の多さにビビッてか、“リアル猫”は思ったより少なかったです。でも流石にチラホラとは出会えました。“第一町猫”が、この子(笑)
【左】うんざりしながら歩いていたらいきなり見覚えのある顔が目に飛び込みギョッ。馬吉さん!! みかどパンの裏にあるお寺で落語会をやるそうです。馬吉さん、幅広いなぁ('▽'*)ニパッ♪



・・・人混みの中、沢山歩いて疲れましたが猫グッズを漁り、グルメも堪能。『谷根千』なんて言葉ができた時には「いかほどのものか?」と思いましたが、ようやく謎が解けましたね。うん、これは人気でるハズだわ
ゆるキャラがブームの昨今ですが、ここは猫を“街キャラ”にして成功しています。芸大や東大のお膝元だからか? 小さなギャラリーや古本屋が沢山り、散歩していて飽きさせません。あらゆる路地に皮小物やらオーダーメイドシャツといった職人系ショップが有るのもワクワクさせられます。グルメにしても、戦争で焼けなかったお陰かチェーン店が少なく昔ながらの飲食店が軒を並べ見るからに美味しそうな雰囲気を醸し出しています。
興味のある名所だけをフラリ訪ねるのも良いけれど、こうして目的を絞らず街を “流し” てみるのも良いものですね。雰囲気がよく分かりますので。

お邪魔した谷根千の皆様、そして猫の皆様(笑)
お世話になりました~(o^∇^o)ノ(o^∇^o)ノ(o^∇^o)ノ

尚、メインイベントである「文京つつじまつり」に関して書ききれませんのでまた後日アップしたいと思います。


                 お後がよろしいとうで。



shizutamarakugo at 18:32コメント(8)トラックバック(0) 
猫ムスメ

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