2012年08月

2012年08月12日

久しぶりの落語でしたヾ(=^▽^=)ノ

今月は忙しくて届いた東京かわら版を開く暇もなく・・・
そろそろ「落充しなくては」と思い先週ようやく紐解いたところ、「行徳名人会」の名前が飛び込んできました。ちなみに行徳は浦安から東西線で2駅 5分乗れば着きます。

この行徳名人会は毎月開催しているようで前々から名前だけは知っていましたが、タイミングが合わず行ったことはありませんでした。でも今回は行けそう。しかも今月の演者は小朝師匠!! 先日「ふなばし市民寄席」で初めて拝見しとても楽しかったので、また機会があったら是非・・・と思っていました。もうこれは行くしかないでしょう♪
そして事務局に電話し「日が迫ってますけどまだ空席ありますか?」と聞いてみたら、「1階席は満席ですが2階のバルコニー席が1つだけキャンセルが出て空いてます」と言われました。まぁタイミングが合う時ってこんなモンですよね( -д-)ノ その場で予約しました。

会場である行徳文化センターは行徳駅から徒歩5分。自宅からドアtoドアで15分(笑) 意外な穴場です。初めての会場でしたが「バルコニー席」は1階ステージを見下ろす絶好の良席で、むしろ1階の変な席より余程いいんじゃないかと思いました

120811_1553~0001前半は爆笑の2席。後半は50分かけタップリと怖~い「豊志賀」1席。これが独演会の良さですネ。
小朝師匠らしく音響や照明をふんだんに使った自由な落語でしたが、中でも楽しかったのは「お菊の皿」。師匠、AKBに合わせて躍ってましたよ(笑) それでいて古典のポイントはキッチリ抑えた素晴らしい高座、小朝師匠の天才っぷりを目の当たりにした2時間でした。


ところで私、訳あって落語の後、救急病院に行ったんですよね(私がどうかしたのではなく知り合いが急に足を傷めて歩けなくなったので、その付き添い)。お盆期間中の救急医療センターということでそれはもう色んな患者さんがいたのですが、ふと目の前を、点滴チューブを腕に刺した男性が通りかかったんです。それを見た私が咄嗟に思い出したのは、あろうことか聴いたばかりの小朝師匠の小咄

『(略)病院へまいりますと、ちょうど一人の患者さんが、なんてんですか、この、酸素ボンベってんですか、酸素マスクってんですか、こうくだの付いた、あれを付けてすやすやお休みになっている、じゃ、あの患者さんの所へ行こう、なんてんで、私が花束を持って、その患者さんの、ベットの脇まで参りますと、今まで、すやすや、お休みになっていた患者さんが、突然、目を開きまして、ううーん、と、苦しみだしたんですね、あれ、どうしたんだろう、と思いますと、枕元に、紙と鉛筆がありまして、それを取りますと、さらさらさらっと、何か書いたんですけれども、書き終わると同時に、力尽きたと見えまして、ガクッと、お亡くなりになったんですね。私「ああら、お気の毒に、ついさっきまでは、なんともなかったのに、急にお亡くなりになるなんて、そういえば、お亡くなりになる前に、紙になんか書いていたけど、あの紙 には、なんて書いてあるんだろう。」  私が急いで、その紙を取って見ますと、「お願いです、酸素ボンベのくだを踏まないで下さい」・・・ 』


ハイ、不謹慎です。不謹慎の極みです。でも、浮かんでしまったものはしょうがない。ここは発想の転換。もしこの小咄を聞くのに最適なシチュエーションがあるとしたら、それは今ではないか???
試しに足が痛くて沈み込んでるツレに(薄暗い待合室で)この小咄を聞かせたところ、腹を抱えて笑い、ちょっと元気が出たみたいでした

・・・もしかしたら笑いってこういう時のためにあるのかもしれません。





                   お後がよろしいようで。

shizutamarakugo at 20:33コメント(4)トラックバック(0) 

2012年08月10日

7月24日で33歳となった私。
ここ3年、誕生日を迎えるたび楽しみにしていることがあります。
それは、『読書記録の集計』(*´∇`*)

詳細は昨年のブログに書いたので割愛しますが、私、30歳になったのを機に「読書日記」をつけ始めたんですネ。毎年誕生日から誕生日を1年として集計しています。読んだ本を一冊残らず評価と共に記入するのは結構な手間ですが、記録魔には苦になりません(笑) 
自己を省みる材料にもなるので楽しく3年間、続けています♪ 

さてさて、32歳の1年間に私は何冊の本を読んだのか!?!?
・・・答えは170冊でした(^∀^)

30歳の一昨年は168冊、31歳の昨年は126冊だったので、3年目にして新記録達成です(尚、漫画や雑誌は含まず全て小説です)。
もちろん読書も量ではなく質ですので冊数を誇るつもりはありません。自分的も数を読もうと意識している訳ではありません。が、それでもやはり 数字を見ると“よく読んだな~”という感慨はあります

尚、昨年は震災による液状化が原因で浦安市立図書館が3ヶ月ほど業務を停止していました。それで本を借りられなかったのと、余震が酷く“風呂読”出来なかったのが原因で、126冊しか読むことが出来ませんでした。そう考えると今年は図書館も再開したし、余震がだいぶ治まってゆっくりお風呂に入れるようになったし、(そういう意味では)昨年とは比べものにならない一年だったと思います。

しかしもちろんまだまだ被災地の復興は進みません。東電の補償問題・瓦礫受け入れ問題・雇用問題・・・・・・毎日、胸の痛くなるようなニュースが続きます。東京も思い出したかのように余震に襲われます。

今年はどんな一年になるかな???
落ち着いて本が読める年であるかな???
心と身体に余裕がなければ読書は出来ません。
本好きの私にとって読書量は一種のバロメーター
昨年も同じ様なセリフで締めくくっていて申し訳ないのですが、今は本当に何が起きるか分らない時代です。
だからより一層、静かに本の読める暮らしが続きますようにと、願わずにはいられません。


 
                   お後がよろしいようで。








shizutamarakugo at 21:17コメント(8)トラックバック(0) 

2012年08月09日

怒涛の12連勤だと散々騒いでおりましたが、月初の仕事がだいぶ落ち着いてきたのでサクッと夏休みを取りました。連勤は10でストップです♪ まだまだ忙しさは残るけど、無理にでも休まないと5日ある夏休みが消化しきれなくなりますからね~  

そんな訳で突然の自由時間を得た私がまず向かった先は神田明神
なんで休みの日まで神田界隈へ!? と自分でツッコミたくなりますが、目的は「天野屋」の「氷甘酒」ですv( ̄∇ ̄)v

天野屋は神田明神の門前に店を構える甘酒屋さん。
1846年の創業時以来ずっと店舗の地下6メートルの天然土室から作り出される独自の糀を使用して精製された甘酒をふるまう、神田明神の名物的存在です「ブラタモリ」や先週の「モヤモヤさまぁ~ず2」でも紹介されていました。その天野屋さんで夏の間だけ出されるのが、「氷甘酒」。要は “かき氷の甘酒シロップかけ” です。前から食べてみたいとは思っていたけど18時閉店なのでなかなか行くことが出来ず 
せっかくポッカリ開いた休みなので今日、行ってみたのでした♪


120809_1159~0001普通の「冷やし甘酒」を氷にかけてあるのが「氷甘酒」だと思っていましたが、何かひと手間かけてる感じ・・・聞くと、氷糖蜜を加えているそうです。嬉しいですねぇ 
これが幕末から地下で作られている糀かと思うと感動もひとしお。シンプルに糀・米・水だけで作った甘酒はとても優しい甘さで、着色料たっぷりのシロップとは全く違った味わいです(真っ青なブルーハワイも好きですがねwww)

氷の白に甘酒の白というビジュアル的にはイマイチな一品ですが(笑)涼は格別  貴重な休みを涼しくスタートすることができたのでした。



                     お後がよろしいようで。





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【左】天野屋さんは飲食しながら素敵なお庭が眺められるようになっています。木の緑やほおずきの赤は見ているだけで癒されますね。
・・・と思ってボサッとしていたらいきなり頭上から水がドバーッと出てきてビビリました スプリンクラー完備で定期的に“打ち水”をしているようです。和風なルックスと相反する近代的設備バッチリな天野屋さんでした~(笑)
【右】いつの間にやら神田明神にポニー登場。初詣に行った時はいなかったんだけど、いつ来たんだろう・・・。その名も「明(あかり)ちゃん」とのこと(笑)



shizutamarakugo at 18:13コメント(4)トラックバック(0) 

2012年08月07日

一昨日になりますが、「寅さん」をテレビでやっていましたね。
渥美清さんが亡くなって16年、大原麗子さんが亡くなって3年・・・早いものです 
8月3日と4日がご命日のお2人を追悼し「寅次郎真実一路」が放送されましたが、これは私が寅さんシリーズの中でも好きな話ベスト3に入る作品です。とは言ってもかなり前に見たので忘れている部分も多く、改めてドップリ浸ることが出来ました(⌒-⌒) 
今見ても大原麗子さん、綺麗すぎ!! オーラすごすぎです!!

ところで大原麗子さんと言うと、先日『ふなばし市民寄席』で聴いた小朝師匠のエピソードを思い出します。何度かお仕事で大原さんとご一緒したことのある小朝師匠、「自分は色んな女優さんと共演したけど昔は本当にオーラのある役者が多かった。特に大原麗子さん、彼女こそ魔性の女だ。今はそういう女優さんがいない。」と、面白おかしく話してくださいました
(※ちなみに何故そんな話になったかというと、演目が「扇の的」だったから。我が子を守るため平清盛の妾となった常盤御前の流れで、魔性の女の話になりました。もちろん落語のクスグリですので一部誇張されていると思うし“魔性”なんて言葉を使っていますが、小朝師匠的には大好きだった大原さんを偲んでネタにされたと思います)

①初対面はラジオ番組だった。ちょうど大原さんが男性スキャンダルの渦中にある時期だったのでアレも聞いてやろうコレも聞いてやろうと手ぐすね引いて待っていたところ、現れた大原さんに突然ガムを差しだされ、受け取ったガムごとギュッと手を握られ「お手柔らかによろしくね」と言われた。もう自分はそれだけでドキドキしてしまい、結局「好きな食べ物はなんですか」と聞いて終わった(笑)

②次は雑誌の対談だった。今度こそ色々聞いてやろうと待っていたところ、現れた大原さん、つかつかと近寄り耳元に口を寄せ「麗子ね、小朝さんだから来たのよ」と囁かれた。もうあの声でそんなこと言われたら何も言えず、結局「好きな動物はなんですか」と聞いて終わった(笑)


・・・凄いですよね。これぞ「魔性の女」です。
あの声で囁かれて抗える男性がいるでしょうか( ̄ー ̄)ニヤリッ
などと再びオヤジ目線での発言となりましたが、女性でもゾクッときてしまうかもしれません  オーラというか雰囲気というか、映像だけでも感じられてしまうから“ホンモノ”なんだろうなと思います。


小朝師匠が「今はそういう女優さんがいない」と仰っていましたが、確かに「魔性の女」と聞いてパッと浮かぶ女優さんっていません。無い頭をヒネッてようやく出た名前が「沢○エリカ」でしたが、いや違う。慌てて打ち消しました。アレは魔性というよりただの○○・・・(あえて伏字w)
うーんうーん、他にいるだろうか・・・。一時期イチロー選手と噂になった葉月里緒奈が「魔性の女」と呼ばれていましたが、こちらはちょっと近いかもしれませんね。あの掴み所が無さそうな感じが魔性っぽい。でも最近は結婚離婚されたのか?? あまりテレビで見ませんね。
うーん・・・

これぞ魔性という女優さんをご存知でしたら教えてください(笑)
新旧問わず、昔○○に出ていた○○さんが良かったなんて思い出話でも歓迎です。古い日本映画とかほとんど見ないので、興味があります。



                お後がよろしいようで。







shizutamarakugo at 19:55コメント(14)トラックバック(0) 

2012年08月06日

オリンピックネタは極力遮断している私ですが、それでもこうワーワーやられると100%逃れることは出来ません。テレビをつけた瞬間や、オリンピック大好き人間と一緒にいる時は、否が応でも断片的な情報が耳に入って参ります

そこでやけに気になったのが、『銀(メダル)以上が確定しました』というフレーズ。確か最初に聞いたのはバドミントンの女子ペアが勝った時ではないでしょうか。その試合に勝ったことにより2位は確定、次の結果次第で金か銀かが決まる・・・ということだったと思います。
そして今朝また、愛ちゃん率いる卓球の女子団体がシンガポールに勝利したことにより、『これで日本卓球至上初(?)銀以上が確定しました~!』と桝太一が絶叫していました


・・・な、なんか曖昧だなァ(´-д-;`)
日本語には【以上】【以下】【○○を超える】【○○より下】【未満】等々、様々な表現があります。

言うまでもなく、【以上】【以下】など、【以】が付くものはソレ自体も含みます。例えば「100円以上のお菓子」だったら、100円のお菓子も含むワケですね。
一方、【未満】【○○を超える】などは、ソレ自体を含みません。「100円未満のお菓子」だったら99円までがその対象であり、「100円を超えるお菓子」だったら101円のお菓子からが対象となります。

このようにちゃんと考えれば分かる問題ですが、ニュースで絶叫を聞いただけでは意味わかんない人いるんじゃないかな???
・・・と思っていたら、朝電車の中でオバチャン2人がデッカイ声で交わす会話が車内に響き渡りました(おばちゃんってなんであんなに声デカイんだろう


おばちゃんA:「ねぇ銀以上ってどういうこと!? 金でしょそれって!!」
おばちゃんB:「そうよ金よ!! 決勝しないでどうして分かるのかしらね!?」



“おばちゃん、『銀以上』は銀か金だよ・・・”
ツッコミたいけどツッコめない。
普段ギスギスした車内の心が1つになった瞬間でした( ̄∠  ̄ )ノ



                                  お後がよろしいようで。









shizutamarakugo at 19:25コメント(6)トラックバック(0) 
猫ムスメ

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