2012年12月

2012年12月21日

今まで自分にとって常識だったことが世間では通用せず驚くことがあります。食べ物にしてもそう。当たり前に食べていた物が自分の家ないし地方限定であることが判明した時の衝撃と言ったら・・・『秘密のケンミンSHOW』バリに「えっ、嘘やろ??」と叫んでしまいます(笑)
地方から東京へ出て来た方には少なからず思い当たる節があるのではないでしょうか(*´ェ`*)

今回の帰省で「JR身延線」に乗り懐かしさに浸ったワタクシですが、もう1つ「な、懐かしい・・・」と呟く出会いがありました。それは『ようかんぱん』!!!

他の方からすれば “なんじゃそれ” 
ですが、富士・富士宮地区出身者にとっては幼い頃から当たり前に食べていた“甘くて美味しいパン”なのです。これがまさか富士・富士宮地区限定だったとは・・・  確かに東京でスーパーに並んでいるのを見たことはありません。でもあまり気にも留めていませんでした(わざわざ探して食べる物でもなかったので)。それが “そもそも他県で流通していない” 商品だと知った時の意外感ときたら・・・(´-д-;`)

ちなみに今回私はたまたま行ったスパ施設で発見し購入したのですが、翌日東京へ戻るため新富士駅に行ったらデカデカと看板が・・・
   「第1回 日本全国ご当地パン祭り第3位」(笑)
パン祭りと言えばヤマザキ春のパン祭りしか浮かばないワタクシ、笑ってしまいましたわ~(゚∀゚)アヒャヒャ

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さてさて、散々引っ張った「ようかんぱん」の全貌ですが、要は「液状羊羹がコーティングされたパン」です(爆) 
そう、この茶色いのはチョコじゃなくて羊羹なんですよ~  約50年前、当時高価だったチョコレートの代用として製菓用羊羹を溶かし使用したのが始まりだったそうです。かつては数軒のパン屋さんで販売していたものの製造に手間がかかり機械化が難しいことから全て撤退。今では富士市の「富士製パン㈱」でしか製造されていないそう。
・・・そりゃ東京で売ってないワケだ(汗)

「ようかんぱん」の特徴は3つの味が楽しめること(袋にも書いてある)。
パンの中に餡子・外に羊羹・そして中央部にはホイップクリームが乗せられています。このクリームが好きだったんだよなぁ子供の頃は

そして。
ウン十年ぶりに食べた「ようかんぱん」のお味は・・・・・・
あ、甘~いヾ(=^▽^=)ノ ヾ(=^▽^=)ノヾ(=^▽^=)ノ
こんなに甘かったっけ
餡子・ヨーグルト・ホイップクリーム、どこにも逃げ場がありません
メチャメチャ甘い!! でも美味しい(*'-'*)

味覚は変われど舌は忘れず。
昔懐かしのお味に出会え、幸せ気分になったワタクシでした




                   お後がよろしいようで。

 



shizutamarakugo at 20:32コメント(6)トラックバック(0) 

2012年12月20日

高校時代、私は電車通学でした。
JR身延線と東海道線を乗り継ぎdoor to doorで約1時間半
2年間よく通ったものです(※1年はアメリカでした)。

東京で暮らし始めて早15年。
帰省の際は新富士駅まで車で送迎してもらうため身延線を利用することはまずありませんでしたが、今回の帰省中、たまたま乗る機会に恵まれたのです!!!  な、懐かしい・・・何年ぶりだろうか

身延線1身延線3












富士宮市民だからと言って富士宮駅が最寄りとは限りません。ワタクシの実家の最寄りはその1つ手前、なんと、無人駅なんです!!!(笑)
ちなみに「最寄り」という言葉に騙されてはいけません。歩くと1時間くらいかかります。しかも駅まで行くバスは1日3本。もぅ車が無いと何も出来ない典型的な地方都市でございます( ´∀`)つ あははは~。

数年ぶりの“最寄り駅”は相変わらずの無人っぷりでした(爆)
まるでそこだけ時間が止まったかのよう・・・
真っ暗な闇の中にただただ続く長いホーム。コワイです。
屋根も駅舎もありません。かろうじて逆方面(甲府方面)に待合室がありますが、待合室っていうか掘っ建て小屋w 
椅子が置いてあるだけで後は何もありません。
そして一番困るのはトイレが無いこと
いい加減できてるんじゃないかと思いましたがやっぱり無かった(泣)
高校時代は本当に困りました。どうしても我慢できないと数十メートル離れた「ファッションセンターしまむら」に駆け込み、おトイレだけ借りたものです。゜゜(´□`。)°゜。
「無駄な道路工事とかする前に駅にトイレ作れよ」って誰か言わないんですかね~。不思議でなりません。

ちなみに身延線は基本ワンマン運転で、乗ってからバスみたいに整理券を取ります。しかし今回乗った電車は機械が故障しているのか?? 整理券が出ませんでした。しょうがないので富士駅で降り駅員さんに事情を説明したところ、「あーあーいいですよー自己申告で」と言われました(笑) 流石は田舎、のんびりしてます。

思えば定期で通っていた高校時代は定期券なんてロクに見せもしませんでした。私の友達が「定期と間違えて(定期入れの裏側に挟んであった)犬の写真を見せたけど通れた」と言っていました。車掌さんも見ちゃいないんですね( ´_ゝ`)ノ

東京では有り得ないこのユルさ。
帰ってきたんだなぁと実感です。

                        お後がよろしいようで。





shizutamarakugo at 20:43コメント(8)トラックバック(0) 

2012年12月19日

「帰省レポ」は一旦お休みし、ちょっと別の話題をφ(.. )

暮れの忙しい最中ではありますが今日は訳あって午後半休を取りました(どうしても年内に行かなくてはいけない病院がありまして・・・
予約の時間まで少し余裕があったのでついでに別の用事も済まそうと浅草駅に降り立ったワタクシですが、駅を出た瞬間ものすごい人の波に呑み込まれましたε=ε=(;´Д`)

原因は『羽子板市』。
期せずして3日間行われている羽子板市の最終日に行き当たってしまったのでした~(確か以前もたまたま浅草に行ったらサンバカーニバルの真っ最中だったなぁ

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浅草寺・羽子板市の起源は江戸時代。
1年で最も賑わう12月の「ご縁日」に正月用品や縁起物を売る店が境内に集まり「歳の市」と呼ばれ栄えたのがその始まりだったそう。江戸随一の市として名高かったこの「歳の市」が、やがて羽子板をお正月の縁起物として取り扱う店が増えたことにより羽子板を取り扱う「羽子板市」に特化していったそうでございます

【羽子板で突く羽根が虫に似ていることから、「悪い虫が付かない」】
【羽根の「豆」(むくろじ)の部分を「魔滅(まめ)」という字にあてて、「魔除けになる」。あるいは「マメに暮らせる」】
・・・などと縁起を担いだというから面白いですネ(*'-'*)   江戸後期からは女子の生まれた家に羽子板を送る風習もできたそうです

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色とりどりの羽子板は本当に綺麗。
可愛いのから勇ましいのまでお顔つきも様々ですが、個人的にはこのモフモフの(写真左)が気になるわぁ(笑)

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【左】勘三郎さん?? まさかの値下げ・・・
【中央】出た!! スギちゃん羽子板!! 欲しい!!(笑)
【右】今年の優勝チームの羽子板も。


・・・威勢の良い口上や買った人への「手締め」も耳に飛び込み景気良さ満点。しかし平日なのに物凄い人・人・人・・・
ザッと一回りし引き返しました(多分マトモに見てたら病院の予約に間に合わなかったはず)。キチンと見学することが出来ず残念

でも狙って行ったワケではないので雰囲気を味わえただけラッキーだったと言えるでしょう。思わぬところで目の保養ができました。
これも何かのお導きかな?? 
観音様ありがとうございました(*'-'*)
(※本堂まで辿り着けなかったので雷門から手を合わせました)



                        お後がよろしいようで。






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浅草へ行ったらコレ!時間が早かったお陰で「亀十」のどら焼き買えました♪ 私にヌカリはありません
しかし今回、出店のババチョコは買いませんでした。ノロウィルスが流行っているからです。君子じゃないけど“危うきに近寄らず”というやつですネ。



shizutamarakugo at 20:27コメント(6)トラックバック(0) 

2012年12月18日

どこかへ行った時、楽しくもあり大変でもあるのがお土産選び
私の場合、主に会社の人達+(その時に応じて)友人知人等へ買うことになりますが、人の好みってそれぞれですからね。定番は饅頭や煎餅ですが、甘い物を好きな人もいればしょっぱい物が好きな人もいます。特に帰省は毎年同じ場所へ帰る訳ですからマンネリ化してきて大変 毎回「うなぎパイ」ってのも芸がありませんからね(爆)

しかし最近、その悩みを(少なくとも対・会社で)見事打開する土産物が生まれました。「富士宮やきそばのカップ麺」ですv( ̄∇ ̄)v

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「㈱藤商」という会社が出しているこのカップ麺、1個420円というカップ麺にあるまじきお値段です(; ̄Д ̄)  が!! 味もカップ麺の粋を超えているのですよ 麺が非常にシッカリしていて具も沢山。もちろん富士宮焼きそばの特徴である「肉かす」や「だし粉」も入っています。

数年前たまたま発見し買って行ったら大評判。特に味にうるさい社長と専務がドハマリし、その後は私が帰省するたび「またあの焼きそば買ってきて~」と頼まれるようになりました(^_^)ニコニコ    
私としてもラクで助かる~(笑)
 ※マ○ちゃんが半分の値段で見た目ソックリのバッタモン、いや類似品を出していますがソチラははただのつまらぬカップ麺なので注意してくださいwww


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焼きそばプラス今回は、近々会う予定がある友人知人に「チーズかつお」と「ばかうけ・わさびマヨネーズ味」を買いました
ちなみにこの「チーズかつお」は焼津の名産品で、富士宮市内だと(多分)一番大きな酒屋でしか買えません。でもメチャメチャ美味しいんです! その名の通りチーズとかつおをくっつけた物ですが、かつおの身が濃厚でたまらないんですよ。酒飲みにはピッタリの土産ですね~


富士・富士宮も頑張っていろんな商品を出しています。
新富士駅に行くとそれこそ「富士山サブレ」だとか「お茶クッキー」だとか山のように積まれています。でもどれも画一的でつまらない・・・
そういう意味では「富士宮やきそばカップ麺」や「チーズかつお」は面白いんじゃないかと思うんです

みんな、喜んでくれるといいな~(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

      
               
                   お後がよろしいようで。



shizutamarakugo at 19:10コメント(8)トラックバック(0) 

2012年12月16日

帰ってきました~( ´∀`)つ
2泊3日の弾丸帰省だったのでかなりグッタリです
やはり移動が多いのは疲れますね。特に私は東京駅が苦手です。
キャリーケースで突っ込んで来る奴が多くて頭に来る!! ウカウカ歩いていると本当に危険です(`・д・´)
・・・と、いきなり文句を言ってしまいましたが慣れない人混みで疲弊したので勘弁してください。気持ちを切り替えまずはサクッと駅弁の話題を(笑) 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

駅弁3金曜の昼前、帰省すべく東京駅に行った私が真っ先に向かった先はセントラルストリート1階「駅弁屋祭」でした。さんざんニュースになったのでご存知の方も多いかと思いますが、東京駅リニューアルに伴いオープンしたニュースポットです。日本全国の駅弁が常時150種類以上販売されるという激アツっぷり。ブロガーとしては行かざるを得まいとヒソカに機会を狙っておりました( ̄ー ̄)ニヤリッ


私のお目当てはただ1つ、新潟の新発田三新軒さんが販売している『えび千両ちらし』v( ̄∇ ̄)v 
新潟駅ではすぐに売れ切れてしまうそうで「幻の駅弁」と呼んでいる人がいました。東京駅も危ないかな?? と思いましたが、それなりの個数販売してるんでしょうね。無事、買う事が出来ました。


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一見するとただの玉子焼き弁当ですが、あなどるなかれ。
玉子をチラリッ、チラチラッ・・・めくると・・・
その感動の全貌が姿を現すのです.。゚+.(・∀・)゚+.゚

お米は新潟米コシヒカリの精進合わせ。そしてその上に「鰻のたれ仕込み」「こはだの薄切り〆わさび醤油からめ」「蒸し海老の酢通し醤油からめ」「塩いかの一夜干し」が、見目麗しく並んでいます(´∀`)
もちろん味もシッカリしていて文句なし。特に塩イカのプリップリ感がたまりません!!!

1200円というお値段ですが全く割高感はありません。納得です。
玉子焼きをめくった時の「わぉ~」まで計算され尽くされている心憎い逸品ですネ。目で楽しみ、舌で楽しむ。
そんなアイデア溢れる素晴らしい駅弁でした~


 
                  お後がよろしいようで。



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【左】ちなみにパッケージはこんな感じ。
【中央】蓋の部分は取り外して絵葉書として利用できます!
【右】蓋を開けると「おしながき」が入っていて全ての具材の説明がされています。ブロガーの味方(笑)



shizutamarakugo at 18:39コメント(6)トラックバック(0) 
猫ムスメ

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