2013年10月

2013年10月30日

マクドナルドの貼り紙が物議を醸しているようです。
ネット上でも侃々諤々の議論が繰り広げられておりました。

【不衛生、ホームレスお断り】
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1778681.html

マクドナルド京王八王子店でこのような貼り紙を見つけたTwitterユーザーが
『昨日マクドナルド行ったんだけど、「当店の利用にそぐはない(不衛生、ホームレス等)と判断した方」の利用お断りとか、ひどいよねー。』とつぶやいたのがキッカケで、人権侵害だ、いや飲食店なんだから当たり前だ・・・と賛否両論、意見が飛び交っているようです

まぁこれは「ホームレス」という固有名詞を出してしまった店側にも若干の非はありますね。簡潔に「当店の利用にそぐわないと判断した場合は・・・」程度でも良かったはず。しかし異臭漂う人間に入店をご遠慮頂くこと自体は、飲食店として決して間違っていません。
恐らく余程のことが有ったんだと思いますよ( -д-)ノ  きっとタチの悪い人に居座られ、注意しても聞いてもらえず、他のお客様から苦情が殺到したんでしょう。それが一度や二度じゃなく何度も続いたのでは・・・? そうでなくては店としてもここまで書かないと思いますね

人権侵害だのヒドイだの言っている奴は、じゃあ異臭漂う人間が占拠する店内で食事をしたいのか?? 真横で文句ひとつ言わずハンバーガーが食えるのか?? って感じですね('д` ;)
客には選ぶ権利があり、“他の店に行く” という選択肢があります。こんな目に合ったお客さんはまず100%、“次からは別の店にしよう” と思うことでしょう。そうなったら店としては重大な損失。それが例えホームレスだろうと王様だろうと、店に不利益を与える客は排除する・・・これ経営者として当然のことです


ここ数年、日本中に『モンスター』が溢れていますね。
モンスターペアレント・モンスターペイシェント・モンスター社員・・・そして極め付けがモンスターカスタマー。これは身近な分、とても目立ちます。ちょっとした電車の遅延で駅員に掴みかかるサラリーマン、図書館で何故オレの借りたい本が無いんだと職員に怒鳴り散らすじいさん等々・・・色んな人を目にしました。公共の場でコレですから、規模の小さい飲食店や小売店は想像以上に被害を受けているのではないでしょうか。

実は私がたま~に仕事を手伝っているお店も(飲食店ではないですが)、最近クレーマーに目を付けられひどい目に合ったんですよ。詳細は長くなるので省きますが、店主のちょっとした対応に不満を持ったジジイが店で毎日のように騒ぎ立て、他のお客様にも迷惑をかけたことから入店を拒否したところ、警察を連れてきたんです。もちろん全てイチャモンであり、店側に一切の非は無いので警察は逆にそのジジイに対し「今後店に近付くな」と注意をしたのですが(色んな所で同様のトラブルを起こしている署内では有名な人物だそう)、それがまた気に入らなかったジジイは市役所やら消費者センターやらあらゆる所に訴えを持ちかけ、嫌がらせを続けました。その影響で売り上げはダウン。個人経営の店としては甚大な損失を被りました。幸い経営不振に陥る程ではなかったので良かったですが、これがキッカケで潰れてしまう店もあると思います。恐るべきはモンスター。物の道理が分からない人間ほど怖いものはありません(((( ;゚д゚)))

だから自分の身を守るため、店にはもっと「客を選ぶ権利」を認めてあげて欲しいと思うのです。他の国ではどうか知りませんが、日本では【お客様は神様です】が罷り通っていますよね。本来は “客席にいらっしゃるお客様とステージに立つ演者” という形の中から生まれた三波春夫さんのフレーズが曲解され、“消費者は神だから何をやっても許される” ・・・になってしまいました。現在これほどモンスターカスタマーが増えた原因はこのフレーズだと言われています。三波春夫さんも草葉の陰で泣いているのではないでしょうか

先日しまむらの店員に土下座させた女が逮捕されましたね。あれは快挙中の快挙だと思います。日本も変わる時に来たのかもしれません。
しかし一方では客の起こした不祥事で個人経営の店が潰れています。これもまたニッポン。

今後どちらのケースが増えるでしょうか。
もう少し、店が客を選べる時代となりますように・・・
毅然とした態度が許される時代となりますように・・・

マクドナルドの件は、1つのプロパガンダとなる気が致します。
京王八王子店が“世間を騒がせた”として謝罪→閉店するようならオシマイ。どうかそうならぬよう、マクドナルド本部には毅然とした態度を取って頂きたいものです。








                     お後がよろしいようで。



















shizutamarakugo at 19:30コメント(6)トラックバック(0) 

2013年10月29日

ここのところ、月がとっても綺麗でしたね
(台風連発の前はwww)
「中秋の名月」、そして「十三夜」共によく晴れて真ん丸お月様を拝むことが出来ました。

ゴミゴミした都会でも月はよく見えます。
会社からの帰り道、“綺麗だなぁ”と空を見上げながら歩いていた私は無意識に口ずさんでいました。
 【月がとっても青いからぁ 遠回りして帰ろう♪】

・・・ん、なんじゃそれ!?!? です(つд⊂)ゴシゴシ
私は何の歌を歌っているんだ  しかも節回しが怪しい。歌詞も【遠回りして帰ろう♪】の後が分からない。遠回りして何すんだ(笑)
ものすごい気になったものの、どうしても思い出すことが出来ません。十五夜で思い出せず、十三夜でも思い出せず・・・壊れかけのレディオの様に【月がとっても青いからぁ 遠回りして帰ろう♪】を繰り返すのみ。モヤモヤ~モヤモヤ~(((( ;゚д゚)))

どうしても気になってならないので、ツイッターでつぶやいてみました。「月がとっても青いからぁって歌のタイトルが思い出せません」と。
すると驚くべきことに、すぐさま5人のフォロワーさんからお返事を頂きました。恐るべし、ツイッター インターネットが無い時代ならこういうことって調べ様がなく、モヤモヤ~のまま一生を終えていた(?)んでしょうね。改めて便利に時代になったもんだと実感です。しかもそのうち2人の方はご丁寧に音源まで貼り付け送ってくださり、一瞬にして十五夜からのモヤモヤが解消されたのでした(o^∇^o)ノ



  題名『月がとっても青いから』
作詞:清水みのる、作曲:陸奥明、唄:菅原都々子
1.月がとっても青いから  遠まわりして帰ろう  
あの鈴懸の並木路(なみきじ)は  想い出の小径(こみち)よ  
腕をやさしく組み合って  二人っきりでさあ帰ろう


・・・そうか、こういう歌だったんだ。とっても可愛い歌ですね
歌詞も切ないし、菅原都々子さんの歌声も可愛らしい。
昭和30年、今よりずっと市場が狭かった当時で100万枚のヒットを飛ばしたというから驚きですが、売れたのも大変よく分かります。

それにしても私、なんでこんな古い歌を知ってたんだろう(汗)。
何かの懐メロ番組ででも見たんですかねw

ちょっと謎だけどとにかくモヤモヤが晴れてよかったです。
これで今度から月を見上げた時、正確に口ずさめる(笑)
フォロワーの皆さん、ありがとうございました(^_^)ニコニコ




shizutamarakugo at 20:11コメント(6)トラックバック(0) 

2013年10月27日

先日『鉄道落語』という本を読み引っくり返って大笑い。
【そのうちどこかの落語会で小ゑん師匠の鉄道落語に出会えることを願っています。】という一文でブログを締めたワタクシですが、遂にその機会が巡って参りました( ´∀`)つ
この本を貸してくださったご本人でもある落友さんが、“道楽亭で鉄道落語の会がありますよ” とお誘い下さったんです!! 正に千載一遇のチャンス。台風を気合で逸らせ、行って参りました~(笑)

            【柳家小ゑん千一夜(第13夜)】

           柳家 小ゑん 「恨みの碓氷峠」
           古今亭 駒次 「泣いた赤い電車」
                ~仲入り~
           柳家 小ゑん 「トニノリ」

小ゑん師匠は初見でしたが還暦と思えぬエネルギッシュさ。
高座に上がり客席を見渡し「今日は鉄分(てつぶん)が低そうだ」「このあいだ人形町でやった出版記念落語会はすごかった。月曜日の夜で3500円もするのにテツで満席になった」・・・と、マニアの習性をいじり、客席を沸かせます

1席目は本を読んで私が “き、聴きたい・・・” とウズウズしていた「恨みの碓氷峠」!! やはり文字にしたものとは微妙に内容を変えていますね。しかし私が笑い転げたテツいじりのくだり(チェックのカッターシャツ着て汚いリュック背負って)等は健在(´▽`)  
文字に残らない分、“喬太郎みたいな腹”とか“雲助・馬生の違い”とか、「ピー」なくすぐりも満載でした(爆)。
師匠のすさまじい熱演でヒートアップする店内。ただでさえ狭く暑っ苦しい道楽亭が、息をするのも困難な場所になりました  私が思うに、「鉄分(てつぶん)」は充分高かったと思います。師匠のマニアックなネタ(路線の名前とか車両の番号とか)にも皆キッチリ笑ってましたからね~。あれは知らないと笑えないと思いますw

密度の高さが苦手で道楽亭に2年程近付かなかった私。
楽しいんだけど息苦しくて気分が悪い、もう限界・・・という極限状態に陥ったところで駒次さん登場。さ、爽やか・・・。涼しげなお顔と品の良い佇まいに温度が3℃戻りました(笑)。命の恩人です。
「泣いた赤い電車」は斬新なことに紙芝居でした。口調も民話風。素人にも分かりやすく、落ち着いて聴けました。個人的には京浜急行の車内に散らばっていたつまみの袋が「コイケヤ」だった所がツボでした(笑)。
本で読んだ「鉄道戦国絵巻」もそうでしたが、駒次さんの鉄道落語は比較的テツでない人間にも楽しめる内容だと思います

小ゑん師匠のトリネタは「トニノリ」。これは本には無かった演目です。
山手線の《戸袋窓》の中に海苔が入っているのを発見したサラリーマンがなんとか取り出そうと苦悶する滑稽噺ですが、残念ながら私《戸袋窓》が分からない 《戸袋》ならかろうじて分かるので、“あの部分がガラスで覆われていたのかしら?” と想像。“あんな所に海苔が入るか?”“入ってもドアが閉まる時グシャグシャになるのでは?” と頭の中が「?」マークで一杯になりました。終演後、落友さんのスマホで写真を見せて頂き納得。あんな所に窓が付いていたとは・・・ナルホドなと唸るばかりです( -д-)ノ


それにしても驚くべきは、小ゑん師匠&駒次さんの多才さ
小ゑん師匠は鉄道だけでなく星(天体)にも造詣が深く、専門誌にコーナーを持ったりプラネタリウムで解説をするレベルらしい。また、石(鉱石や化石)にも興味をお持ちで、新宿で年に一度行われる「ミネラル・フェア」に行かれた話がとても面白かった。なんでも石マニアにとって最終的な夢はどの化石を集めるかではなく、自らが化石として残る事だそう。どうすれば化石になれるかの死因(理想は土石流か鍾乳洞とか・・・)を楽しそう~に語って下さいました(笑)。もちろんネタでしょうが、こんなディープな話で笑いを取れるのは落語界広しと言えども小ゑん師匠だけではないかと思います(*゚▽゚*)
駒次さんも負けてはいません。鉄道だけでなく、絵もプロ級。紙芝居の絵がやけに上手く色使いも素人離れしているのでスゴイな~と思いながら見ていたら、小ゑん師匠の口から「駒次さんはお父さんが絵描きさんなんですよ♪」と軽くカミングアウト。客席から「へぇぇぇぇー!(だからか・・・)」というどよめきが起きました。お父上がプロの絵描きだったらさもありなんですね。受け継がれる才能。ご自身はプロにならなくとも別の世界で見事に活きています

・・・引き出しが多いってスバラシイですね。
1つの分野すら極めていない私としてはただただ感心するばかり。
なんで皆さんこんなに多才なんだろう。
改めて「芸人」の凄さを実感する、ディープな夜でした。




                         お後がよろしいようで。







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【写真】
落語の後は新宿の古民家風居酒屋でお食事♪
燻製も油揚げ(栃尾)の味噌焼きも美味しかったです。     
新宿にいるとは思えない静かな雰囲気の店だったので、また機会があったら利用させて頂きたいと思います。遅くまでお付き合い頂き有難うございました            



shizutamarakugo at 11:29コメント(6)トラックバック(0) 

2013年10月24日

“落語好きには猫好きが多い”。
これは、私が以前から感じていたことです。
本格的にツイッターを始めて3年くらいになりますが、落語ファンをフォローするとかなりの確率で猫アイコンです(笑) 私も最初の頃は自身の似顔絵でなく猫の写真をアイコンにしていたので逆に愛猫家の方からフォローを受けることが多かったのですが、自己紹介に「好きなもの:猫・落語etc」と書いている人が大勢いました。不思議ですね。もちろん江戸時代にも猫はいて、時代小説を読んでいても登場しますし、猫をテーマにした作品も沢山あります。そして、古典落語にも猫の出てくる演目が結構あります(なんとなく落語と猫って似合いますよね)  だから分かる気はするのですが、この確率の高さは偶然ではないと思います。統計を取ったらなかなか面白いことになるのでは・・・と秘かに期待しています(⌒-⌒)


【落語好きが猫好きなのか】【猫好きが落語好きなのか】
これは卵が先か鶏が先かの様なモノで、よく分かりません
でも落語と猫は惹き合うモノがある。それだけは曲げ様のない事実です。実際ここに、ティピカルなタイプがいるしね( ̄ー ̄)ニヤリッ


さて今日(日付で言うと昨日)はそんな我々にとって恰好のイベントがありました。その名も【猫と落語の宵(よい)噺】
出演は愛猫家であり現在も猫2匹と暮らしている噺家の立川志の春さん、そして"猫ストーカー"として知られるイラストレーター兼エッセイストの浅生ハルミンさん。このお2人がディープな猫トークを交わすマニアックなイベントです。もちろん志の春さんによる猫落語も有り。正に落語好き・猫好きにはたまらない内容。これはすぐに埋まるのでは!? と思っていましたが、案の定、予約開始から1週間で満席となったそうです(●´ω`●)  
“落語好きには猫好きが多い” という私の仮説は証明されましたね(笑)


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【左】モフモフの帽子が可愛い浅生ハルミンさん&若いのに貫禄たっぷりな志の春さん(イェール大卒)。
【右】ハルミンさんよる猫イラスト。好きな画風です。


志の春さんもやはり気になったのか、まず真っ先に
『この中で猫寄り(猫だけが好き)な人~? 落語寄り(落語だけが好き)な人~? では両方好きな人~?』と挙手を求めましたが、見事に「どちらかだけ」の人はゼロ。両方好きな人が100%でした 
ま、最初は手を挙げにくいということもあったと思いますが、やはり猫と落語、両方好きな人だからこそ、こんな平日の夜に渋谷の変な場所まで話を聴きに来ているのだなと思いました(笑)  ちなみに『今まで猫を飼ったことがある人~?』は意外にも8割程度。飼った経験がなくても猫好きになるのね・・・と、これはちょっとした驚きでしたφ(.. )
 
志の春さんによる落語1席目は『金明竹』。
ま、猫が出るには出て来ますね(筋には関係ないけどw)。
そして2席目は『猫の災難』。
これもまぁ、猫がかなり出てきますね(あまり良い役割じゃないけどw)

こうして考えるとやはり落語に出て来る猫ってロクな扱いじゃありません。志の春さんも仰ってましたが、愛猫家としてはちょっと可哀相になってしまう噺が多いです。今後シリーズ化するらしいこのイベントですが、どこまでを『猫落語』とするのか・・・その定義付けが課題になると思います。チョイ役でもとにかく“猫”の字が出ればOK・・・そうなったらちょっと本来の意味を失う気が致しますね

浅生ハルミンさんはかなり天然ボケの気配がしました。
フワフワ~っした雰囲気で、それこそ猫っぽい。
話す内容も結構すごい事をフワ~っと話して(自称:国家機密の潜水艦を作ってるおじさんとの交流とか)メチャメチャ面白かった。猫のお尻のニオイを嗅ぐと仲良くなれるとか、ディープ過ぎます( -д-)ノ
志の春さんも“フワカワ”なハルミンさんにどう絡めばいいのか若干ためらっている気がしましたが(笑)、そこはプロ。見事な相槌・見事なスルー(笑)
おっとりしたハルミンさんからオイシイ話を引き出していました
志の春さんが愛猫トラから好かれることを願って止みません。

・・・HP上での告知とはほぼ違ったトーク内容でしたが、まぁ初回だからしょうがないですね。これはこれで充分面白かったです。
次回以降はもう少し、江戸から明治にかけての人と猫との関わりや、外国での猫模様についてお聞かせ頂けるかもしれません。また時間を作って参加できたらと思います(^_^)ニコニコ



                        お後がよろしいようで。



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【オマケ画像】
猫絡みのイベントということで、私も猫ネイルを施し行ってみました(自宅の猫柄クロスをバックに撮影)。
ま、私が爪をどうしようと誰も見てくれないし、誰も誉めてはくれないんですがね(爆)。



shizutamarakugo at 00:50コメント(6)トラックバック(0) 

2013年10月21日

大和田落語会に行ってきました
先月の台風に引き続き、今月も天候を気にしながらの大和田訪問(けっこう降った・・・) 今年は本当に台風が多くて嫌ですね。特に大和田は先週の台風26号で甚大な被害を受けたため、台風の話題で持ちきりでした。丸花亭が無事で本当に良かったです。゜゜(´□`。)°゜。

雨にも負けず風にも負けず開催された第141回は、『橘家円太郎独演会』。円太郎師匠はここ1年半の間に大和田の常連演者となっています。前々回が昨年5月、前回が今年5月、そして今回・・・3度目にして遂に師匠、独演会!!(笑)  まぁそれだけお客さんの評判が高く、リクエストが多かったのでしょう。また、師匠ご自身も大和田落語会という温かな地域寄席を気に入ってくださっている証拠ではないかと思います。かく言う私も過去2回の高座を聴き、もっとジックリ聴いてみたい噺家さんの1人だと思っていたので、今回の独演会は本当に“よくぞ企画してくれました!” という感じでした 特に今回は「音曲噺」をやると聞いていたのでワックワク♪ 1週間くらい前から仕事が手に付きませんでしたわ~(←単なるサボリでは)笑。

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ちなみに「音曲噺」は落語の分野の1つですネ。噺家が、義太夫・常磐津・端唄などを、下座の三味線付きで賑やかに演じながら進めていく形式の噺です。もちろんそれらの素養がなくては出来ない芸で、誰にでも演じられるものではありません。私自身あまり聴いたことがありませんが、今は(生のお囃子さんを呼ぶのが大変とか流行り廃りとか色々理由はあるのでしょうが)やる人が少ないようです。
そんな中、円太郎師匠の素晴らしい音曲噺を聴けたのは光栄の極み。師匠の都々逸は粋だったし、お花ちゃんへのお稽古は本当に踊りのお師匠さんみたいでした(笑) お芋のくだりも可愛くて好きです。
お囃子の千葉しんさんにお会い出来なかったのだけは残念。いつの間にやらお帰りになっていました。せっかく生のお囃子さんが来たのだから、お顔を拝見し、お話も聞いてみたかったです。でもまぁご都合がお有りですからしょうがないですね。次の機会に期待です。
2席目の『三年目』は10月30日の落語研究会でかけるネタとのこと!! 
これまた先駆けて聴くことが出来、得した気分  三宅坂の大ホールで聴くのもいいけれど、やはりこの距離。御新造さんのいじらしさも旦那様の優しさも間近で感じ取れる大和田落語会。おススメです(←勝手に宣伝本部長w)


ところで音曲噺を聴いていて1つ思い出したことがあるのですが、それは初めて大和田に来た日のことでした。私が初めて大和田落語会にお邪魔したのが2009年12月、馬生一門による『音曲噺の会』だったのですよ  あの距離で駅から道に迷うという信じられない方向音痴っぷりを発揮し、大幅に遅刻。裏側から入れて頂くという情けない初登場だったのを覚えています(まいるどさん、その節は大変ご迷惑をおかけしました・・)。あれから早4年。時が経つのは早いものですね


・・・と懐かしいことを思い出したところで年内の大和田訪問終了。
残念ながら毎年11・12月は業務繁忙のため参加できません(泣)。
また来年1月、小里ん師匠の華麗なる獅子舞で幕が開けられることを楽しみにしています。
それでは皆様、良いお年をお迎えください♪♪♪  ←Σ( ̄ロ ̄|||)エッ





                          お後がよろしいようで。


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今回も立派なお酒の数々、有難うございました

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大好きな丸花亭特製湯豆腐。寒かった昨日、心も身体も温まりました。いつも美味しい御馳走、有難うございます



shizutamarakugo at 20:00コメント(8)トラックバック(0) 
猫ムスメ

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