2013年11月

2013年11月29日

1週間ほど前から我が家の玄関に、巨大な段ボールが放置されています。中身は「ミラードレッサー」。セシールのネット通販で買いましたw

実は今まで使ってた全身鏡(15年使用♪)が壊れたんですよ
非常に物持ちが良い私ですが幾多の引越しを乗り越えるたびネジが1つ消え2つ消え・・・ついにグラグラになったので流石に “これは買い替え時” と感じ、ネットで検索。一番良かったセシールの「ミラードレッサー」を注文しました。今度のは長年に渡る独り暮らしを経験した私が自ら選んだだけあって非常に合理的な品。ただ立てかけるだけの鏡じゃなく、裏が引き出しになってるんです。鏡・兼・収納♪ 便利な商品があるモンですね  お化粧品やヘアケア用品を仕舞う場所が出来、だいぶ使い勝手が良くなることでしょう。楽しみです(^_^)ニコニコ

・・・って、早く組み立てろよって感じですな(((( ;゚д゚)))
なぜ1週間も段ボールに入ったまま放置してあるのか???

それは、私が「組み立てられない女」だからです。
絶対ムリ。どんな小さなモノでも組み立てられません。まず説明書が見れない(これは家電とかにも共通している)。子供の頃からそうでした。小学生の時、学研の「科学と学習」を購読したんですが、あれって必ず付録が付いてるんですよね。他の子供はその付録目当てで購読していたようなものだと思いますが、私は触りもしませんでした。組み立てるのが面倒だったからです。何かの実験をするためのキットとか、ミニ顕微鏡とかそんな程度の物だったと思いますが、見て見ぬふりをしてました(親にはいつも怒られた)  そしてひたすら本体の本の方に掲載されてる連載小説を読んでる変な子供でした( -д-)ノ

組み立てられないだけじゃありません。昔『話を聞かない男・地図が読めない女』という本がベストセラーになりましたが、正にその通り。もちろん私、地図も読めませ~ん(⌒-⌒)  配線系もムリです!!

きっと“何かを読んでその通りにやる”ってのが苦手なんでしょうね
女性には多いタイプだと思うので「しょがないじゃん」と開き直りたいところですが、こういうのが得意な女性もいるので、なんとも言えません。しかし出来なくてもなんとかなるのが女の得なところ。
今までの人生、「出来ないからやって」とキッパリ言えば、親切な誰かが手伝ってくれました。最悪、家具家電も今は有料の組立・接続サービスがありますしね(あれも男性だったら恥ずかしくて頼めないでしょうが女なら余裕です)笑。

そんな訳でなんとも他力本願なまま来てしまったワタクシ。
一人暮らし歴が長い割に一向に逞しくならないのはいかがかと思いますが、今更自分でやる気はありません(←結局開き直ってる

今回もそう。ダンボールに入ったまま放置されているミラードレッサー。
早く組立に来てくれないかなぁと、首を長くしてヘルプを待っております(^_^)ニコニコ




                  お後がよろしいようで。





2←縦170センチあるミラードレッサーなのでかなりの圧迫感。地震が来たらアウトですね。

shizutamarakugo at 21:30コメント(8)トラックバック(0) 

2013年11月27日

佐倉城址公園の中に、「三逕亭」という茶室がありました。
(一瞬 “三遊亭” と空目)笑。
入り口からグルッと散歩して回り、ちょっと疲れたなぁと思った頃に現れる茶室・・・なんという絶妙な配置でしょう(´∀`) 一杯400円でお茶が飲めると書いてあったので、私達もつい一休みしたくなり、フラフラッと入ってしまいました。

すると!!!
そこは超・立派な茶室Σ(`□´/)/
後から調べたところ、 京都大徳寺の塔頭、孤蓬庵の茶室・忘筌(重要文化財)を模したもので昭和58年に東京港区の乃木神社から移築されたそう。日曜・祝日には一般向けの茶席も開かれているとのこと。
知~ら~な~かった~

動揺を隠しつつ、和服姿の上品な女性に誘(いざな)われるまま畳に正座する私達。緊張です 
何が起きるのだろうと静かに待っていたら、お師匠さんらしき年配女性が登場。見るからにお茶一筋ウン十年というルックスですが、当たりは柔らか。「お茶席は初めてですか?」の問にコクリ頷いたところ、その後、付きっきりで作法を指導してくださいました(畳のヘリの外に置かれた茶碗を右手で内側に運んでから飲むとか、飲む前に茶碗を回す理由とか、色々)。

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【写真】実際にお茶を点ててくれた若い女性(撮影・掲載許可済)。ここの一門? の中で2番目の若手だそうです。オレンジの着物がよく似合う清楚な美人でした。彼女が入室してから退室するまでの一挙手一投足が新鮮で興味深い・・・ 作法そのものは分からなくてもも、全ての所作にルールがあるのだなというのがよくわかります。


個人的には、2番目にお茶を渡された私が「もう一杯いかがですか?」と(先に飲んだ)連れに聞くように言われたので聞いたところ、お師匠さんが「まぁ普通は断りますけどネ。次の人が待ち構えているのに飲めないでしょう♪」と茶目っ気たっぷりに仰ったのがツボでした(゚∀゚)アヒャヒャ  断ること、そして断られることを前提に聞くのが作法だなんて、いかにも日本的ですよね!!!

それにしても静かな茶室に響くシャカシャカという音・・・風流です。
しかしそんな中にいながらも私の頭から離れなかったのは、「り、利休饅頭・・・」(爆)。 ※落語『茶の湯』参照。

出るか、利休饅頭、出るか、椋の皮!?
くだらん想像をし、うつむき笑いこらえるワタクシでしたが、もちろん出ません!!(笑)  お茶請けは上品な薄いお煎餅。お茶も当然ふくよかでほんのり甘さ広がる “けっこうなお点前” でございました

・・・「今で言うアタックやニュービーズ(by馬治さん)」のフレーズを思い出しうつむいたことを深く反省するワタクシです( -д-)ノ



                お後がよろしいようで。








shizutamarakugo at 20:30コメント(4)トラックバック(0) 

2013年11月26日

よく晴れた勤労感謝の日・・・
佐倉へ「紅葉狩り」に行ってきました(*´∇`*)
日頃の勤労で荒(すさ)みまくった心と身体を癒すため、美しいものを見・美味しいものを食べ、ノンビリ過ごそうという企画です

佐倉は江戸時代初期、土井勝利が佐倉城を築いて以来、城下町として栄えた歴史ある土地。今もその面影が残っており、とても赴きある街並みです。見所も多く、私も「歴博」「秋祭り」で過去何度かお邪魔しています。ゆっくり“大人の休日”を過ごす場所としては最適ではないでしょうか(●´ω`●)



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・・・と、歴史を語っておきながらまずは腹ごしらえ!!(笑)  
着いたのがちょうどお昼だったんで勘弁してくださいw    しかしこちらも由緒ある(?)トンカツ屋さんですよ 以前も一度ブログでご紹介している「おかやま食堂」さんです。高橋尚子さんや小出監督を始めとする数々のアスリートが愛する佐倉の名店。
左は私の頼んだ「日替わり定食(1000円)」、右は連れの頼んだ「上ロース定食(1600円)」です。上ロースは草鞋サイズで、厚さも3センチほど。相変わらずものすごいド迫力です。


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さて、ガッツリ腹ごしらえしたところでいよいよ紅葉狩りに・・・と言いたいところですが、もう一箇所寄り道(′∀`)  おかやま食堂さんから程近い場所にある、「佐倉順天堂記念館」です。順天堂と言うとお茶ノ水のイメージが強いですが、発祥は佐倉なんですよ~(千葉県民として声を大にして言いたい)。1843年、藩主堀田正睦の招きを受けた蘭医佐藤泰然により開かれた「医学塾順天堂」跡地がそのまま記念館となっています。建物も一部ですが当時のまま残っており、昔の病院の待合室や手術室(畳敷き)が見られます。当時の手術器具や、手術で死んでも一切お恨み致しませんと書かれた委任状など、狭いながらなかなか興味深い展示ラインナップとなっております。



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さて、いよいよ紅葉狩り
向かったのは「佐倉城址公園」佐倉城跡地に作られた公園です。お城自体は跡形もありませんが、空堀等は数多く残されており、「日本の歴史公園100選」に選ばれているそうです。

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・・・紅葉はもう、説明不要ですね
日本人に生まれたことを幸せに思います。


目的通り、美しいものを見・美味しいものを食べた一日(順番は逆だけどw)
命の洗濯が出来ました。



               お後がよろしいようで。

shizutamarakugo at 19:30コメント(4)トラックバック(0) 

2013年11月23日

最後はやはり、グルメですね( ´∀`)つ
食べネタ無くしてこのブログは語れません



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まずは恒例「女子会」!! 今回はBちゃんチョイスで「一番鶏」という焼き鳥屋さんになりました。焼き鳥と釜飯が有名なお店なのだそう。
ちなみに今まで毎回Aちゃんが幹事をやってくれていたのですが “それでは悪いから・・・” と、今回からAちゃん・Bちゃん・Cちゃんの持ち回り制になったそうです(笑)。それだけ私の帰省に合わせた飲み会が定番化したということで、有難く思っております


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お次は伯母と食べに行った「沼津魚がし鮨」!! ここもお寿司大好きな私を毎回のように伯母が連れて行ってくれるお店です。写真は「豪快にぎりDX」というランチ限定メニュー。静岡ならではの生しらすと生桜海老がたまりません(泣)。これにカニ汁が付いて1580円。そりゃ11時のオープンと同時に満席、外に行列ができるワケです


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そしてシメは家庭料理!!
【上段左右】
そこら辺の山に自生しているキノコ(名前は失念)。近所のおじさんが私が帰省していることを聞きつけ“〇〇ちゃんに食わせてやれ” と、わざわざ山に入り採ってきてくれたそうです(感涙)。キノコ汁にして戴いたら大変おいしゅうございました
【下段左】
料理自慢の伯母特製、大学芋。芋はウチの畑で採れたものです。今が旬のお芋はホクホクして甘い♪ 伯母の甘辛ソースも絶妙で、ペロリと平らげてしまいました(笑)。
【下段右】
最後は富士宮名物の1つ、茹で落花生。懐かしい・・・子供の頃からおやつ代わりに死ぬほど食べました。上京し、落花生を茹でて食べるのは静岡県と千葉県の一部だけと知って仰天したものです。世間では煎って食べるそうですね。ナゼ茹でて食べないのだろう、美味しいのに・・・と不思議でなりません。私にとって落花生=茹で落花生。正真正銘の「ソウル・フード」です



しかし思うのは、“やはり食べ慣れた物が一番美味しい” ということ。
どんなご馳走よりも、家の畑で採れた芋や大根が美味しいのです。
あまり誉めると調子に乗るので言いませんが(笑)、東京で食べるフレンチより母が煮た大根の方が私には美味しく感じられます。もちろんずっとそこにいて毎日食べていたらそうは思わないでしょう。高校卒業までの私がそうでした。でも十数年の独り暮らしを経て、30も半ばになった私には分かります。結局のところ、人は食べて育ったものに戻るのだと。

人生最後の晩餐は何を??  という質問がよくされますが、案外みんな家庭料理を答えるのではないでしょうか。私の場合は「茹で落花生」かな(笑)。
「ふかし芋」はあまりにダサイので止めておきたいと思いますwww



                 お後がよろしいようで。




     



shizutamarakugo at 12:00コメント(8)トラックバック(0) 

2013年11月21日

帰宅したら、家中に紫色の花が散乱していましたΣ(´д`;)
壁にはその花を使った飾り物のような物がセンスもヘッタクレもなく掛けられています。それを見た私が思ったのは「ま、またか・・・」でした。

母は周期的に色んな物に凝るんです(そしてすぐ飽きる)。
大体が手芸系。いつも何か作っています。元々の職業が和裁なので無理もないですが、何か手を動かしていないと物足りないみたいです  

今まで「文化刺繍」「吊るし雛」など様々な物に凝り、そして周りに迷惑をかけてきました(作品を押し付けるから)。
私も帰る度に変な人形やら置き物やらを持って行けと言われて困ります。所詮素人が作る物だから大した物ではないし、ましてやウチの母には芸術的センスが皆無です。「び、微妙・・・」としか言い様のない「作品」を押し付けれる身としては “いい加減にしてくれ” と言いたくなります。まぁ手を動かしているとボケないと言うのでボケ防止には良いと思いますが、自己満足で完結して欲しいですね。押し付けるのは止めて欲しい(涙目)。私は親子なので「いらない」と断れますが、親戚や近所の方々はノーと言えず受け取っています。叔母の家に行くと母の作った「作品」が沢山置かれていて居たたまれなくなります。しょっちゅう行き来しているから飾らない訳にはいかないのでしょうね 
部屋の雰囲気に全くそぐわない吊るし雛を見ては目を伏せるワタクシ・・・


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【左】
家中に散乱していた紫&白の花。買ったのではなく自ら畑で育てたものをドライフラワーにして使っているそうで、こだけはスゴイかなと思います。なにせ経費がゼロ(種代だけ)ですからね!!
【右】
ドライフラワーにした花を剣山のような物に刺し、こういう形にするそうです。


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【左】
壁に飾られた「作品」www まぁ白い壁に合わないこともない。
【右】
叔母の家に掛けられた吊るし雛(涙目)。申し訳ない気持ちで一杯です。


しかし散々バカにした母の『手芸体質』ですが、私にも確実に受け継がれています(゚∇゚ ;)エッ!?  
今まで母に教わった「文化刺繍」、友達に教わった「編み物」、本で覚えた「マスコット作り」・・・色んな事に手を出しました。そして考えてみると、どれも人にあげている  作ったらあげたくなる気質も受け継がれているのでしょうか(汗)  自分では良かれと思ってあげていたけど、きっと迷惑だったんだろうナ。吊るし雛を見て猛省する私・・・

ちなみに今の私は全く手芸をやっていません。肩コリがひどいからです。特に今の仕事に就いてからは一日中パソコンを見ているので、家に帰ってまで何かを見たくありません。だからここ数年は遠ざかっています。
でも、母を見ていると思います。「私も年をとったらこうなるんだろな」と。リタイアし、他にすることが無くなったらせっせと花を刺すオバチャンになるのでしょう。母の丸い背中を見て、30年後の自分を重ね合わせるのでした。




                        お後がよろしいようで。

shizutamarakugo at 19:00コメント(6)トラックバック(0) 
猫ムスメ

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