2010年07月31日

余一会

「落語通は読むな」と理不尽な公言しをているこのブログ
読者の皆さんは落語をあまり知らないはず(と信じている)ので、少しだけウンチクを書かせて頂きます(`・ω・´)

東京には4つの定席寄席(365日ほぼ毎日落語が聴ける落語専用の建物)があります。皆さんご存知の浅草演芸ホールも、その1つ
これら定席寄席は一月を3期に分けてプログラムが組まれています。

 1日~10日・・・「上席(かみせき」 
 11日~20日・・・「中席(なかせき)
 21日~30日・・・「下席(しもせき)

これをよく見ると、素朴な疑問が芽生えるはずです。曰く、“31日はどうなるの??” ・・・31日は特別に「余一会」と呼ばれます(゚∀゚)アヒャヒャ
そしてこの日は普段と違った特別興行が行われ、月末という勤め人の忙しい日の集客を、各寄席は狙うわけでございます

さて、今日は7月31日。正にその余一会の日でした。いつもは31日なんて忙しくて行けたもんじゃありませんが、今日はたまたま土曜日。滅多にない機会なので、行ってみました、鈴本演芸場
昼の部は大人気・柳亭市馬師匠がトリを勤める落語会でした。
しかも三遊亭天どんさんまで出る、私にはたまらん顔付け。

三遊亭天どん/翁家和楽社中/柳亭左龍/昭和のいるこいる/古今亭志ん輔/春風亭一朝/林家正楽/柳亭市馬

・・・私の中では生・昭和のいるこいる師匠を初めて拝見できたのが感激でした。正に往年のボケ・ツッコミ。彼らを見ると幼い頃のお正月を思い出します(笑)。年齢不詳ですが、もうかなりのご高齢のはず。でもとても肌の色艶がよく、きれいに歳を取っているおじいちゃま達だと感じました。また、市馬師匠を拝見するのも意外と初めてでしたが、噂通りの大きな人。大きな身体に柔和な顔で、とても福々しい方です。なんだか人柄の良さがお顔に滲み出ているようで、見ているだけで幸せな気分になれました。できることなら今度、かの有名な歌謡ショーも拝見してみたいものです(*'-'*)

とても混雑していて開場1時間前には100人以上の行列が出来ていた今日の余一会・・・熱中症との闘いでしたが、良い経験をしました

明日は休日出勤。しばらく仕事漬けの日々になりますが、つかの間の休日を満喫できて良かった。さて、録画してあるTBS「落語研究会」でも見ながら今晩は早めに就寝することとします(⌒-⌒)

                         お後がよろしいようで。


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《写真右》ちなみに定席寄席の良いところは飲食しながら気楽に観れるところです。新幹線みたいな小さなテーブルが座席に付いていて、みんなお弁当食べたりビール飲んだりしながら楽しんでいます♪ 
(アルコールNGの所もあるので要注意)

shizutamarakugo at 21:06コメント(2)トラックバック(0) 

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コメント一覧

1. Posted by ミヤザキ   2010年08月01日 12:51
確か今は池袋がアルコールNGじゃなかったかな?ボクは飲まないのでよくわからないけどね
寄席は飲んでる人が多いね。
2. Posted by 猫ムスメ   2010年08月01日 17:20
私も寄席では飲んだことがないし、飲もうと思ったこともないのでよくわかりませんが、確か池袋はアルコール禁止と張り紙がしてあった気がしますね。なんでダメなのかなぁと不思議に思った記憶があります

私もそのうち寄席ビールデビューしちゃう日が来るのかしら~

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