2010年08月24日

歳をとったな・・・

20100824051603田舎の母が、御歳62歳にして人生初の富士登山に挑戦したそうです。夜から9時間かけてゆっくり登り、無事ご来光を拝めたとのことで、今朝こんな写真を送ってきました。綺麗ですね

私は登ったことがないのでよく分かりませんが、富士山も山は山です。毎年滑落死する人も出ているので、実はものすごく心配していました
よくある「気軽に登山して遭難する中高年」みたいな・・・( -д-)ノ

ところで話は変わりますが、私はここ数年、自分が本当に歳をとったなと実感する事があります。それは、『親のことが心配で心配でたまらないようになった』という事です。

今回の富士登山にしてもそうですし、例えば両親が日帰りバスツアーに行くと聞けば、運転手が過労で居眠り運転し事故らないだろうかと心配になります(一時期そういう事故が多発していたので)。また、誰かが倒れたという話を聞けば、心臓の悪い父が畑で一人倒れても誰も気付かないから助からないよなぁ・・・とか余計な心配をしています
そして誕生日。両親が誕生日を迎えると、“あぁまた一歩、死に近付いてしまったんだな” と、恐怖のようなものすら感じるのです。

もちろん若い頃はこんなこと一切ありませんでした。親は元気で生きていて当然の存在だったし、なにより自分のことで目一杯でした。
でも、段々と周囲が歳をとり、自分が歳をとり、親が歳をとってきました。身内でも病を得る人が連発し、もうみんな若くないんだな~と実感してきたのだと思います。最近、妙に両親の健康・無事が心配でならないのです(T_T)

まぁ親からしてみれば、「心配なのはこっちだよ」ということになるでしょう。なにしろ30過ぎた娘が2人とも独身なわけですから(汗)。でも、輪廻は巡ります。親はいつか老い、子の面倒になるのです。立場が逆転するのだから、ずっと子の心配をしてきた親が子に心配されるようになるのも当然です。これは太古の昔から繰り返されてきた、人類の自然の営みなのでしょう。

なんだか脈絡のない文章になりましたが、とにかく富士山から無事帰ってきて良かったです(結局そこか

shizutamarakugo at 20:17コメント(4)トラックバック(0) 

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コメント一覧

1. Posted by 通りすがり人   2010年08月27日 22:11
俺も、同じ感じだね
何とも出来ないところもあるし、自分が至らないところもあるし…
まぁ、これから頑張るしかないな~、と思う、今日この頃ですわ
2. Posted by 猫ムスメ   2010年08月27日 23:00
親が自分を産んだ歳をとっくに通り越したここ数年、たまに考えるんだ。…もし今自分が子供を産んだとしたら、自分が親にしてもらっただけのことが出来るだろうか?? 答えは、絶対ムリ(金銭的にも精神的にも)

自分はこのまま老いて子孫を残さず死んでゆくのかなぁと思うと、親や先祖に申し訳ない気がするよ
3. Posted by WAKAKO   2010年08月29日 19:11
あははは
確かに・・・
うちの母親は車の運転があらく
老化が進む中スピードの歯止めがかかりません(涙)
いつか人を轢いてしまうのではないかと・・・・
凄く心配です・・・。

富士山登山か~
お母様すごくお元気ですね。
でも楽しみにいそしんでいる事が元気の秘訣みたいなので
応援してあげましょう~♪
4. Posted by 猫ムスメ   2010年08月29日 21:21
Wakakoさんのお母様はすごくユニークで楽しい方みたいだね。いつもmixiを読んでいてすっかりファンになっちゃいました
妹さんもそうだし、仲の良い家族というのが伝わってきて羨ましいよ。

なんだかんだ言っても親にはいつまでも元気でいてほしいね。

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