2011年03月24日

現実

Twitter上で、とあるサイトが拡散されていました。
ニューヨークタイムズが報道した、震災の画像です。

そのほとんどが、日本では報道されていないものばかり。
恐らく理由は、あまりに惨(むご)いから・・・。
各社、放送規定を超えているのかもしれません。
もしくは、被災者やその近しい方の感情を考えると、公共の電波に乗せることが出来ないのかもしれません。

・・・でも、これが現実なのです。
今現在、数十万もの日本人が直面している現実なのです。
そして今やいつ、我が身に起こってもおかしくない現実なのです。

目を背けず、直視するのが義務なのではないでしょうか。
そして忘れないことが、亡くなったあまりに多くの方々への、最低限の手向けなのではないでしょうか。

http://www.nytimes.com/interactive/2011/03/12/world/asia/20110312_japan.html?src=tptw#1


shizutamarakugo at 21:09コメント(5)トラックバック(0) 

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コメント一覧

1. Posted by otoshi   2011年03月24日 22:16
今日のニュースで、亡くなった方を全員火葬できず、仮に土葬して1~2年後に葬りなおすということを知りました。土地に区切りを作ってお棺を埋めている方々、せめてお花を手向けている方もいました。ボランティアで棺を作る人もいました。それをニューヨークタイムズの写真で見ることができました。
日にちを11日に戻して写真を見ると、あの津波が押し寄せることから始まり、火災が起こり、自衛隊の方によって簡単な道路が出来上がっていましたが、ところどころで個人的に毛布に包まって震えている方がいました。
本当にリアルな現状でしたが、私達はこの有様を忘れることなく目を向けなければいけないと思いました。
2. Posted by 猫ムスメ   2011年03月25日 08:04
otoshiさん

日本のテレビでは、ちょっとした美談や復興の兆しなど、前向きな報道に重点を置きがちです。それはそれで希望を与える重要なツールではあるけれど、一方では餓死寸前の被災者がいて、氏名不詳のまま土葬される人々がいるのです。

今回思ったのは、海外メディアの方が被災・原発、シビアに報道しているということ。中にはどうしてこのデータが日本で流れず直接関係のない海外で知られているのかと驚くこともあります。

とかく情報格差の大きい現代ですが、私は極力目を光らせ、現実を見つめていきたいと思います。
3. Posted by オスカー   2011年03月25日 08:37
テレビで放送されないところの人が一番困っているとウチの子どもたちでも言います。新聞でも現場の様子がたくさん書かれていますが、画像はインパクトが強いのでずっと記憶に残るでしょうね。必要な映像は見られる状況にある人(心身ともに)は見た方がよいですね。
4. Posted by 猫ムスメ   2011年03月25日 10:38
オスカーさん

お子さんの仰る通り、テレビに映っていない部分が一番深刻なのです…。
家族や友人が直接的に被災していない人には、是非見て欲しい映像がかなりあります。
5. Posted by MBT   2011年10月22日 16:05
すごいです!

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