2012年12月26日
帰省レポその⑤ 「老いらくの友」
飛び飛びに続いた帰省レポも今日が最終回(←くどいw)
・・・半年ぶりに帰省したら、ウチの犬(18歳・雑種)に猫の友達ができていました(゚∇゚ ;)エッ!?
母曰く「いつの間にやらどこかから現れて居ついたイカくて(意:デカくて)ブスい猫」とのこと。最初はウチの犬の餌のオコボレ目当てでご飯の時だけ現れたそうですが、今や犬小屋の中まで入り込み、犬の足を枕に堂々と寝ているそう(笑)
父も母も猫は全く好きじゃないので当初は「ウチの子の餌を掠める憎い奴」とばかりに追い払っていたそうですが、冷え込む夜、小屋の中で寄り添い眠る2匹を見て「まぁ毛布代わりにはなるかw」と放置を決めたそうです。「ハッピーにも老いらくの友ができたね~」と笑っていました
しかし謎です。情報は・・・
●デカくてブス
●野良猫
●人間に対しては非常に警戒心が強く気配を感じただけで逃げる
●かなり太いので余所でもご飯を食べているはず(母推測)
・・・これしかありません( -д-)ノ
猫と聞いては黙ってらいれないこのワタクシ。
実家に着くやいなや障子の蔭から家政婦のごとく犬小屋を見張り続けましたがなかなか現れません。しかし夕方、母が餌の皿を持って外に出た瞬間どこからともなくタタターッと現れました(すごい嗅覚!)
ガラスごしなのでよく見えませんが確かにデカイ でもブスではない
これが猫を好きな人間とそうでない人間の感覚の違いなのでしょうか。私には “苦労を重ねたスナックのママ顔” に見えました♪
どうしても写真を撮りたいと思い静か~にガラスを開けましたが、そこは野良。気配を察し脱兎のごとく逃げました。しかし餌は諦め切れない。少し離れたところからジーッと伺っています(笑)
食いっぱぐれると可哀想なので私が潔くガラスを閉め気配を消したところ、すぐに現れ、仲良く2匹、額突き合わせ餌を食べていました
正に「同じ釜の飯」です(*´ -`)(´- `*)
ところで幾度となく死にかけては復活したウチの老犬ですが、今年の冬は越せないかもしれません。獣医さん曰く「痴呆が始まってる」そうです。確かに見てると小屋の中を意味もなくクルクルクルクル廻っているし、夜になるとワンワン鳴きます。いわゆるボケ老人と同じ。人間と変わらないそうです。耳も聞こえず、目もほとんど見えていません。もしかしたら隣にいるのが猫だとも分かっていないかもしれませんネ。
しかし餌目当てにしろなんにしろ1人より2人の方が温かいはず・・・
ひっそり息を引き取る時はどうか隣にいてあげてねとデブ猫に語りかけるのでした(*'-'*)
お後がよろしいようで。
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コメント一覧
記事の最後はちょっと切なくなりました。
猫ムスメさんには猫のを見て、どんな人という
イメージが浮かぶんですね。
なんかほっこりする話ですね。種を越えた愛ですか。ボケるまで長生きしているというのも驚きです。一人好きの私でも、その光景を目にしたら『俺って寂しい奴だな』って感じそうです(笑)。
おはようございます(相変わらずもう通勤電車ですw)
伴侶というかまぁ「茶のみ友達」でしょうねぇ(笑) 同じ皿から餌を食べてますが、犬はボケちゃってるのでよく分かってないと思います(^_^;)
でも結果的には野良猫にご飯を分け与え、暖も取らせている訳ですから、「善行」を施していることになると思います。人間も動物も功徳を積むのは良いことですから、そういう意味でも安らかに旅立てるといいなと思います
ちなみにデブ猫はどう見ても苦労人(苦労猫?)でした(笑)
「犬を飼う」なんて漫画があるのですね。なんかもぅタイトルだけで泣けそうな感じですね(T_T) 私が唯一知っている犬の漫画は「動物のお医者さん」です。あれは動物漫画の割に誰も(人も動物も)死なないし、チョビもミケもヒヨちゃんも超カワイイので大好きです
犬を飼うことは規則正しい生活にも繋がります。毎日決まった時間に餌をあげ、散歩に行く。特にうちの場合、母が毎日1時間程度(最近は犬が弱ったので短くなりましたが)山道を散歩するのが習慣だったので、それが絶好の健康法になっているようです それだけで親孝行ですね!!
まぁ「愛」というかボケてよく分かってないだけだと思いますがね(笑) 犬にとっては「なんか隣にいるちっこい奴」としか認識されていないと思います
でもまぁ寒い季節ですからね。残念ながら“足枕”は見られませんでしたが、想像するだけで可愛いではないですか。同じく一人者の私も羨ましくなりそうです~