2013年01月28日

新春寄席2013

先週の大和田落語会で “落語熱” が再燃した(?)私。
土曜日は再び、千葉の地域寄席的落語会に行って参りました


130126_1927~0001【新春寄席@勝田台文化ホール】

柳家 喬四郎 『つる』
笑福亭 鶴光 『善悪双葉の松』
柳家 権太楼 『くしゃみ講釈』
 ~仲入り~
鏡味 正二郎 太神楽曲芸
柳家 さん喬 『幾代餅』

三つ巴競演会というタイトル通り東西の大御所が腕を競う素晴らしい顔付け。


鶴光さんは初見。ネタも『善悪双葉の松』という初めて聴く演目でした。10年間真面目に奉公した男が貯めた100両を持ち故郷へ帰るが途中山賊に会い全て奪われる。しかし山賊から狼よけに貰った刀が実は名刀で300両という値がつき再び故郷へ向け出発。そして途中で山賊(実は兄だった)から救ったお嬢さんと結婚、子を儲け後は大地主となる・・・という新春らしいおめでたい噺。関西らしくダジャレをふんだんに交えながらの熱演で始終、爆笑。これって上方のネタなのかな?? 鶴光師匠のブログを拝見したら、2012年7月に「南燐さんからいただいて初めてやった」と書いていらっしゃいました。まだネタおろしされて日が浅いのですね。でもその後、国立や深夜寄席などで頻繁にやられているようなので、すっかり得意ネタの1つになられたのだと思います。いや、いい噺を聴きました
権太楼師匠の『くしゃみ講釈』は相変わらずくしゃみを堪える顔などがなんとも言えず、お見事。ただ途中で後ろから「その顔イイネ!」などとヤジを飛ばすオッサンがいてウザかった。黙れ勘違い落語ファン
トリはさん喬師匠。空き空きの客席を見て「昼夜2回やることかな」とチクリ(苦笑) でもしっとり聴かせる『幾代餅』を演じてくださいました。


ところでこの『新春寄席』、さん喬師匠がおっしゃったように毎年、「昼の部」と「夜の部」の2回やっています。私は初めて行った昨年も、2回目の今年も、「夜の部」をチョイスしました。しかし時間が少し違ったんですよね(昨年は18時開演・今年は17時開演・・・)
と言うのも、失礼ながら勝田台は “お年寄りの街” 
商店街は概ね19時に閉まるしヨークマートでさえ22時閉店Σ(´д`;)
19時過ぎるとほとんど駅前しか人が歩いていません。
で、去年の新春寄席も「夜の部」の入りが非常に悪かったことから1時間開演を早めたらしいです(他のお客さんが噂してました)。
しかし工夫の甲斐なく今年もガラガラ。326人収容のホールですが目算100人ほどしかいませんでした  
昼の部はほぼ完売だったらしいので、すごい差ですね( -д-)ノ

勝田台というあまり聞き慣れない土地柄どうしても“地元のお年寄り中心”になるのは無理もないのですが・・・それにしても2/3空席って・・・
権太楼・さん喬なんて、都内だったら300席くらいすぐ埋まる顔付けなのにねぇ 

ゆったり見れてラッキーだったわ♪ と思う反面、「みんなもっと千葉に来ようよ(勝田台は僻地じゃないよ!)」と、少々複雑な思いを抱くのでした(´-д-;`)



                    お後がよろしいようで。




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【写真】
落語の後、勝田台で働く知り合いと一緒に南インド料理『葉菜』でカレーを食べました。ここのカレーはヘルシーで本当に美味しい
食べていたらご主人から「ビーツが今日で閉店です」と言われました。ビーツとは隣のビルで奥様が経営されているバーです。閉まるのは知っていたけどまさかこの日がラストだったとは・・・。慌てて向かい、カウンターで最後の一杯を飲ませて頂きました。偶然とは言え閉店に立ち会うことが出来て良かったです。奥様、9年間お疲れ様でした。



shizutamarakugo at 19:56コメント(8)トラックバック(0) 

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コメント一覧

1. Posted by こうじ   2013年01月28日 21:11
お疲れさまです。
相変わらずゆったり聴ける千葉落語ですね(笑)。さん喬師匠は、初めて寄席に行った時のオオトリでした。喬太郎さんも中入り前に創作落語をやってましたね。あの時つまらなかったら落語にハマってないかもしれません。なんでも出会いですね。こちらのブログもそう。
間抜けなオヤジの掛け声(笑)あれは本当しらけますね。話の邪魔になる掛け声は止めて欲しいですね。
センスの問題ですな。
2. Posted by HyperChem   2013年01月28日 21:50
いい企画があるのに、知られずに空いているのは
もったいないですね。まだ、土地勘があまりない
ですが、そう遠くでもなさそうです。
ラストの日に行けたバーはラッキーでしたね。
お店にも思い出に残る最後のお客さまの一人に
猫ムスメさんがなれたのですから。
今回は雪は免れましたが、夜中のゆらゆらには参りました。
3. Posted by 猫ムスメ   2013年01月29日 06:12
こうじさん

本当に出会いですね。何事も取っ掛かりが大切です(このブログも仲間に入れてくださり有難うございます)
最初に当たった落語家がさん喬師匠や喬太郎さんだったことは縁。こうじさんは落語を聴くように出来てたんだと思いますヾ( ´ー`)
私も浦安に住んみ、そして市民講座で馬治さんの「初級落語入門」を聞けたのは、縁そのものだったと思っています

ところでヤジ飛ばしおじさんですが、タイガー&ドラゴン以降増えたと聞きます。あのドラマ見てませんがそういうシーンがあったんですかね 本人は粋だと思っているんでしょうが、本当に気をそがれるのでやめて欲しいです(演者さんも嫌でしょう)。ヘタな拍手もやめて欲しいですね。
4. Posted by 猫ムスメ   2013年01月29日 06:21
HyperChemさん

そうですね。せっかくの顔付けなのに勿体無いです。場所的な問題もありますが、この会の場合、確実に「告知不足」も原因の1つです。私がツイッターでつぶやいた時、「知らなかった!」「行きたかった!」という返信を(都内在住の方から)幾つか頂きました。あの空き空きっぷりでは演者である師匠方にも申し訳ないので、もっと十分に告知・宣伝してほしかったと思います

昨日は雪、積もらなくて良かったですね。明け方の地震にはビビりましたが…。しかし皆さんが「寝てて気付かなかったよ~」という時間に既に起床していた自分がちょっと悲しいです(笑)
…今日も元気にもうすぐ会社到着です(^-^)/
5. Posted by 振興寄席   2013年01月29日 11:31
目的は会場をいっぱいにすることではなく、八千代市の住民から文句のでない様にして、都会並みの文化を提供することだと思うので、他所から来た人で混むよりは良いんじゃないかと思います。

KYとっつぁんがいるのも、らしくて良いじゃないですか。

ギャラは入場料から工面するのではないのだと思うし、芸人も地域振興会は慣れているのでは。

勝田台は墨東からはそんなに時間はかからないのですが、年に何回か、反省会目的のゴルフに行く最寄り駅で、非日常的なところではあります。

でも、何もなければ昼の部に行って、一人反省会をいつもの店でやったかも知れないです。
6. Posted by 猫ムスメ   2013年01月29日 11:43
振興寄席さん

なるほどです。私なんぞチキンなのでガラガラの客席を見て(主催者でもないのに)「師匠方に申し訳ない」とか思っちゃいましたが、そういう考え方もあるんですね。
対;演者で考えると、確かに噺家さんは「慣れてる」かもしれません(^_^;) よく色んな落語会の惨状をネタにされてますもんね~(もちろんあれはあくまでネタだと思いますが)

反省会のお店は例のお寿司屋さんですね! 勝田台はやはりゴルフ客が多く、知り合いの居酒屋のママさんもお客さんからのアドバイスで土曜日の開店を16時に早めたそうです

振興寄席さんも是非また勝田台&その向こうの大和田まで、いらして下さいね~(*^_^*)
7. Posted by スリーセイ   2013年01月29日 14:00
勝田台の新春寄席は、不覚にもノーマークでした。
地域寄席は穴場ですよね。以前、八千代市民文化会館で、たい平、喬太郎の会ありましたが、発売からかなり経ってからの問い合わせでしたが、チケット買えたし。落語にそれほど興味持っていなかった頃に、近くの地域寄席で市馬、喬太郎の会があり行ったのがきっかけで、落語にはまりました。恥ずかしながら、この時、二人の名前知らなかったですもん。
先日、落語始めで、さん喬、権太楼の会に行くことができました。
権太楼師「井戸の茶碗」の時、周囲は爆笑でしたが、隣のおばちゃんが、小声で何度も「これ面白い?」と連れに言っているのが、耳に入って来てしまい、楽しさ半減してしまいました。その人にとってはつまらなかったのかもしれないけど、心の中で思うか、仲入りまで口に出さないで欲しかったです。
8. Posted by 猫ムスメ   2013年01月29日 18:37
スリーセイさん

あ、やはり… けっこうノーマークだったと仰る方が多かったです(-.-;) まぁ八千代市民だけに照準を合わせていたのでしょうが、せっかくの素晴らしい高座が勿体無いですね。

ちなみにこの新春寄席も、元々は八千代市民文化会館でやってたみたいですよ それが昨年・今年と、文化会館の改修工事に伴い勝田台文化センターに場所を移したそうです(来年あたりからまた戻るとの噂)。そこら辺も集客の悪さに影響しているのかもしれませんね

スリーセイさんが遭遇したオバサンは‘落語会あるある’ですね。途中でなんの演目か分かった瞬間「○○だ!」って演目名を叫ぶおじさん、噺の途中でお連れさんにサゲを教えずにはいられないおじさん……色んな人を見ましたが、みんな嬉々として得意そうな顔をしています。きっとそれくらいしか誇れるものがないのでしょうね。
気の毒な人だなぁと思いながら、温かく(しかし氷のような目で)見守りましょう!!!(笑)

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