2013年07月01日

6月に読んだ本

6月に読んだ本で~す( ´∀`)つ


【星5つ☆☆☆☆☆】
●「ナミヤ雑貨店の奇跡」東野圭吾 ●「論語物語」下村湖人 ●「かんかん橋を渡ったら」あさのあつこ

【星4つ☆☆☆☆】
●「閻魔の世直し」西條奈加 ●「記録魔」新津きよみ ●「赤ひげ横丁」山本周五郎 ●「完璧な犯罪」鮎川哲也 ●「泡沫日記」酒井順子

【星3つ☆☆☆】
●「ガソリン生活」伊坂幸太郎 ●「小説乃湯」有栖川有栖編 



・・・以上、計10冊。
チト少ないですな 6月は仕事が閑散期な代わりに帰省したり遊びに忙しかったのであまり読めませんでした。柄にもなく手を出した「論語物語」が1週間くらいかかったというのもあります

今月印象深かったのは「かんかん橋を渡ったら」ですかね~(⌒-⌒)
あさのあつこさん(女優じゃないよ!)は子供や若者を書くのがうまいです。野球少年を描いた「バッテリー」が有名ですネ。「かんかん橋を渡ったら」にも、元・高校球児の食堂店主や、家庭の問題を抱えながら野球に励む少年が出てきました。これであさのさん、野球経験もなく、野球部の取材すらしていないというから驚きです(笑)
繁栄から取り残された津雲という小さな町が自分の田舎とかぶりました。全体的に景気が悪く幸薄い話が多いけど、6話全部が心に残ります。写真屋のおばあちゃんが特にいい。


そんな訳で、数は少ないけれど良い本が読めました。
7月はどんな本が読めるかな?? 
素敵な出会いがありますように(^_^)ニコニコ




          お後がよろしいようで。

shizutamarakugo at 20:00コメント(8)トラックバック(0) 

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コメント一覧

1. Posted by オスカー   2013年07月01日 21:06
こんばんは。今日はあずきバーの日でしたが、曇り空でアイスな気分は今ひとつでしたね。
>「小説乃湯」有栖川有栖編
買おうかどうか迷っていた本です~今度あったら買ってみようと思います。
7月、暑い中でアイス食べながら本を読むのもまた楽しい…たくさんの面白い本に出逢えますように。あ、夏休みになると図書館も混雑するのかな~お子さまたちで
2. Posted by チータン   2013年07月01日 22:01
東野圭吾さん星5つ、今を時めくベストセラー作家、すごい方ですね。
私は、子供の課題図書に乗じて『手紙』を読んだだけですが、うなりました。他にオススメがあれば、教えてください!
あさのあつこの『バッテリー』、長女が愛読しています(^-^)
下村湖人、中学受験の勉強で覚えた記憶が〜(落ちました)
今になって思うと、中味を知らずに作家の名前覚えることより、読書ですね…
3. Posted by HyperChem   2013年07月02日 00:09
「論語物語」下村湖人…これは家にあったけど、
読んだかどうかどうにも思い出せない…。
今月はちょっと異質な時間をすごせそうなので、
読書の用意もしておこうと思います。
読書家のお二人を参考にしながら(^^ゞ。
4. Posted by 猫ムスメ   2013年07月02日 06:34
オスカーさん

昨日って「あずきバーの日」だったんですね(^_^;) それはノーマークでした! ちなみに今、箱入りあずきバーの裏に付いている応募券をせっせと集めている私です(笑)

「小説乃湯」は、なんでこれが入るの?? と微妙な作品もあったので星3つになりましたが、コンセプト的にはいいと思いますし、面白い作品もあります。特に一番最初のが良いかもしれません

そして私が行っている図書館は「分館」なのでまず混みません いつ行っても快適です。平日行かないせいか、子供の姿を見ることがほとんどなく(9割方お年寄り)、逆にちょっと不安になりますねぇ

お子さんにも家でアイスを食べながら読書する楽しみに気付いて欲しいです(・_・;)
5. Posted by 猫ムスメ   2013年07月02日 06:43
チータンさん

東野圭吾さんは凄いですよ。筆力あります。私、ベストセラー作家ってあまり興味が無いのですが、東野さんと宮部みゆきさんだけは新刊が出ると図書館で予約します(1年くらい回ってきませんけどw) それだけこの2人にはハズレが無いです

東野さんはガリレオ・シリーズがお薦めかもしれません。ドラマと違って女刑事なんか出て来ないし、チャラチャラしていない、静かな作品です(-.-;)
そちらを読んでいるので私は柴咲コウと聞いた時点でドラマ見れませんでした 湯川もあんなひねくれた性格のスーパーマンじゃなく、普通の、地味な科学者ですよ(天才ではあるけれど)。作品の重みが全く違います。

ドラマが腹立たしいあまり力説してしまいましたが(笑)、ドラマ見た人にも是非原作を読んで欲しいです

機会があったらお手に取ってみて下さ~いヾ( ´ー`)
6. Posted by 猫ムスメ   2013年07月02日 06:54
HyperChemさん

「論語物語」、チータンさんも試験勉強で・・・と仰ってましたし、かなり有名なんですね 全く知りませんでした~(^_^;)
論語に興味があって何から手をつけたらいいか分からないので調べたら「まずこれを…」と言う人が多いので読みましたが、面白ったです 孔子の人生がストーリー仕立て(フィクション)になってました。論語というより、‘論語に親しみを感じるための取っ掛かり’という感じでしたが読めて良かったです

ちなみに私なんぞよりオスカーさんのブログを参考にしてくださいね(汗)
私は読むものが偏っているし独断と偏見で星を付けているだけですが、オスカーさんは書評(解説)も素晴らしいですもんね(*^_^*)
私自身、かなり参考にさせて頂いてます
7. Posted by ふうらいぼう   2013年07月04日 23:05
下村湖人・・・次郎物語を書いた人でしたっけ?
この方の文章はとても奥が深いのですが、読むのに時間が掛かった覚えがあります。
それにしても月10冊は凄いです!!
8. Posted by 猫ムスメ   2013年07月05日 07:38
ふうらいぼうさん

そうですそうです!! 正に「次郎物語」を書いた人です!! すごいなぁ、よくご存知でしたね~ 流石です(^O^)
ちなみに私も「次郎物語」はその昔読んだものの、まさか同じ人が書いてるとは思わず「論語物語」を読み切ってしまいました(最後の作者プロフィールを見て初めて知った)。途中で気付よって感じですwww

論語物語も非常に奥深く、ストーリー(架空)と、添付されている論語の文章を照らし合わせて読んでいたら、一週間くらいかかってしまいました

目標は「2日で1冊」ですが、なかなか今の仕事をしていると難しいです(^_^;)

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