2013年08月15日

鉄道落語

『鉄道落語』という本を読みました。
鉄道マニアとして知られる古今亭駒次・柳家小ゑん・桂しん吉・桂梅團治の4人が書いた共同著書です。版元は交通新聞社新書(笑)

私が「鉄道落語」という分野を知ったのは(ブログによると)2011年9月でした。その時は落語というより「電車で巡る落語スポット」という “調査報告” だったようですが(すいませんが内容はよく覚えてません・・・)、車掌帽の駒次さんを見て噺家にも色んな人がいるもんだと思ったものです
その後、本格的に鉄道落語を聴いたのは(ブログによると)2012年3月、やはり駒次さんでした。これはもう鮮烈に覚えています。記事を読んでも分かりますが、抱腹絶倒でした。しかしその後、機会が無く、鉄道落語は聴かず終い・・・駒次さんの「鉄道戦国絵巻」が最初で最後となっておりました(T_T)


そして今回、落友さんから借りて読んだ『鉄道落語』、“1両目” はその駒次さんの「鉄道戦国絵巻」だったのです!!! 実に1年半ぶりの再会。文字に起こした分、耳で聴いてよく分からなかった(電車の名前とか)も読むことが出来、これまた抱腹絶倒でした(゚∀゚)アヒャヒャ 
渋谷駅の地下から東横線に揺さぶりをかけその混乱に乗じて東横のれん街を奪えとか、無闇にスピードを出す京浜急行線とか、小ネタ満載(*´∇`*)

“2両目”の小ゑん師匠も素敵
師匠はかなりテツをイジってますね(笑)
生まれてくる子供にデコイチという名前をつけようとして女房に出て行かれた鉄道マニア・・・「お前バカか!デコイチなんてお前、人間の名前じゃないよ~!」「でも彦いちってのがいる」「それ落語家だよ!」。
そして女房・子供を連れて碓氷峠に出かけた鉄道マニア・・・「(子供)あっ!すごいカメラで写真撮ってるお兄さんがたくさんいるよ」「(夫)そうだ。ここはツバサ、鉄道マニアの聖地なんだ」「(妻)あら、やっぱり。ダサいチェックのカッターシャツ着て、中間色のブルゾンにきったないリュック、ぶくぶくの腹で、暗そうな男ばかりね」


・・・ゲラゲラ笑いながら1時間くらいで読み切ってしまいました
流石に上方のお2人の作品は、路線の名前も電車の名前も距離感もあちらの芸人さんも何もかもよく分からないので微妙な点はありましたが、江戸のお2人は文句なしに面白かったです。

落語を文字で読んでこれだけ面白いとは意外(今まで落語家の書いた本は読んでも落語そのものを文字で読むってありませんでした)。
やっぱテンポがいいんですかねぇ。読んでるうちにどこかの小さな落語会で至近距離で聴いているかのような気分になりました。鉄道に全く詳しくない&東京の人間ではない私が読んでもこれだけ楽しめるというのも意外です。マニアックな鉄道ネタは分からないけど、上に挙げたようなくすぐりが満載で大笑いしちゃいましたわ~(゚∀゚)アヒャヒャ

そのうちどこかの落語会で小ゑん師匠の鉄道落語に出会えることを願っています。




                     お後がよろしいようで。



shizutamarakugo at 19:12コメント(14)トラックバック(0) 

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コメント一覧

1. Posted by 甘木   2013年08月15日 19:58
お、奇遇ですねえ。
私もこの本、旅先の宇和島駅で買ったのですよ。
先月の18日かな、宇和島から四万十川沿いを走るトロッコ列車に
乗ってきました。
もっとも、旅先では景色を見るのに忙しくて、結局、帰宅してから
読んだのですが(笑)。
私なぞ、京急沿線に住みたくて、かつ、空いてる電車がいいなと
思ったら、「朝に空港から来る電車はカラだ」と気付いたので
羽田に住んでいます
だから駒次さん、贔屓にしています。
2. Posted by おっくん   2013年08月15日 21:10
「電車で巡る落語スポット」という “調査報告"
私も出席していました!!
落語協会の2階だったと思います。

駒次さんの勉強会にはよくいきます。
いつも満員ですが、札止めにはなりません。たまに高座の横に座る人もでます。
3. Posted by HyperChem   2013年08月16日 00:31
鉄道落語、ありましたね!
本になっちゃったんですね。
鉄道本は数少ない本の中になぜか持ってます。
移動が多い分、やはり興味の対象になるからでしょうか。
小ネタはおもしろそうですね(^^)。
4. Posted by 猫ムスメ   2013年08月16日 07:03
甘木さん

やっぱり
甘木さんなら読まれたんじゃないかな~と思ってました。しかも宇和島駅で買ったというのがこの本‘らしく’て良いですね(*^o^*)
モロッコの旅も羨ましいです!

それにしても素晴らしい洞察力での家選び…
私なんぞ会社まで一本という安易な理由だけで浦安を選び、毎朝通勤に手こずってますよ(まぁ街自体は気に入ってるんでイイんですが
そう言えば甘木さんの通勤時のつぶやき、楽しみにしてました(^_^;)
缶チューハイのオヤジでしたっけ。元気にされてるといいなぁと思います(笑)
5. Posted by 猫ムスメ   2013年08月16日 07:12
おっくんさん

えぇッ(°□°;)
あのマニアックな(←失礼w)空間にいらっしゃったんですか!?
確かお客さん10人とか20人とかそんなレベルだったと思いますが…
ちなみに私はお友達(男性2人)と一緒に、後ろの方に座っていたと思います。あの狭い空間におっくんさんとご一緒していたとは…あまりの偶然にガクガクしております(゜∇゜)

あの会の席亭、秀島さんとおっしゃる方で、大和田落語会の理事の1人なんですよ 私はそのご縁で行ったんですけど、おっくんさんがああいう小規模な会も行かれる方であれば、他にもどこかですれ違っているかもしれませんね(*^o^*)
またどこかで(密かに)ご一緒できますように!!(笑)
6. Posted by 猫ムスメ   2013年08月16日 07:23
HyperChemさん

わぉ~。普段落語を聴く方でないHyperChemさんも、鉄道落語ご存知なんですね! けっこう分野的にはメジャーなんでしょうか

おっしゃる通り、噺家さんは日本全国あちこちで仕事をする職業ですから、ネタには事欠かないみたいです。鉄道好き・車好き・飛行機好き…沢山いらっしゃるみたいですよ(^w^)

この本を読んでいると「鉄道カフェ」などというディープな世界も登場し、興味が尽きません(笑)
世の中には伺い知れない世界がまたまだあるんだと切に思います
7. Posted by 甘木   2013年08月16日 17:19
缶チューハイのオヤジ、けさも見ましたよ(^.^)。
Twitter社があれこれ指図するから、うるせーってんでやめたのですが、
当たり障りの無いツイートをしていたら、結局、このオヤジしか
出てこないから、我ながらつまらない生活だなと(^^;;。
このオヤジは身なりはこざっぱりして、わりとお洒落でして、
朝から飲んで無ければ、普通に良い人そうですよ(^。^)。
8. Posted by 猫ムスメ   2013年08月16日 20:03
甘木さん

いえいえ、缶チューハイのおやじネタは、朝のTLにおける一服の清涼剤でした(笑)  
読んでいて、変な人じゃないのもわかりましたしね。周りに迷惑をかけないよう気配りは出来ていたと思うので、きっと良い人なんだと思います
できたらドラマみたいに何かの弾みで甘木さんと仲良くなってくれないかしら~と期待してみたり(笑)

何はともあれ甘木さんがTwitterに見切りをつけたのは残念なことですよ
9. Posted by オスカー   2013年08月17日 22:56
こんばんは。鉄道ってなんであんなに心ひかれるのでしょうね(笑)田舎に帰る時に新宿駅に行くのですが、小さい子どもが電車を見てはしゃいでいました。成田エクスプレスだったんですが、車体にNEXって文字があるんですが、ダンナが「ペプシネックスの宣伝かと思った」と言いました…w(゜o゜)w 恥ずかしい!
この本、探して読んでみたいです
10. Posted by 猫ムスメ   2013年08月18日 11:05
オスカーさん

オスカーさんも鉄道に心惹かれる派ですか♪
それにしても子供って本当に「乗り物」が好きですよね。電車しかり、バスしかり・・・。やはり身近にあるものに惹かれるんでしょうね。子供の頃よく「将来の夢はバスの運転手」と言っている男子がいましたが、今考えるとバスの運転手なんてキツイし給料そんなに高くないみたいだし、止めといた方がいいよ~と言ってあげたいです(←ダメな大人)笑。

昨日は長瀞へ行くのに東武鉄道と秩父鉄道になりました。いつもと違う電車に乗るのは私でもワクワクします。どこかの駅にメーテルの装飾がされた車両が停まっており、騒いでしまいました♪

鉄道落語の本、古本屋で見かけたら是非パラパラしてみてください
11. Posted by まいるど   2013年08月19日 15:33
今年の暑気払い大和田落語会のゲストは古今亭駒次さん。「都電物語」「公園のひかり号」の二席を演じて頂きました。「公園の・・・」では主人公のヨシオ君の名前連呼で内輪受け(落語会会長の名前がヨシオ)。駒次さん、大和田落語会で一躍人気者になってしまいました。その後の宴会でも大盛り上がり。また近いうちに出演していただきたい噺家さんです。
12. Posted by 猫ムスメ   2013年08月20日 05:21
まいるどさん

はい。暑気払いのご案内を頂いた時、真っ先に「あっ駒次さんだ…」と気付きました。参加できなくて残念だった一番の要因です

そしてこの本を読み、機会があったら「大和田落語会に駒次さん呼んでください♪」とリクエストしようと思ってました(^_^)v 
是非また生で鉄道落語が聴きたいです(ちなみに都電物語は本にも収録されています)。

常連さんの中にも鉄道好きが何人かいそうですから、駒次さん来たら盛り上がるでしょうね(^_^;)
13. Posted by どぎー   2013年08月29日 17:40
7月に「鉄道落語」出版記念の落語会があったんですよね。(私は行きました!)

仲入りで音楽が流れてたのですが、全部鉄道に関係ある歌。(私鉄沿線とか。)
徹底的に鉄道に拘ってました。

東京公演での駒次さんは、鉄道戦国絵巻でしたが、本の内容と少しだけ変わってましたよ。(渋谷の部分とか。)
14. Posted by 猫ムスメ   2013年08月30日 08:37
どぎーさん

コメント頂きありがとうございます
7月にこの本の出版記念落語会があったとは 行きたかったですぅ。特に小ゑん師匠は拝見したことがないので是非聴きたかったです(泣)

しかし流石の拘りっぷりですね。仲入りの音楽まで鉄道絡みとは(笑)  いやホント、ここまで極めると立派な芸の1つですよね~

実は私、この本を読んだ後どうしても「鉄道戦国絵巻」を再聴したくなり(テツの知り合いに聴かせたいということもあり)、500円出してダウンロードしたんですよ
何年か前に交通博物館(?)で録音した音源みたいですが、これまた本とだいぶ違っていて面白かったです!! 
削ったり付け足したり、いろいろ工夫しているんでしょうね。また何度でも聴きたいです!!

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