2014年02月01日

1月に読んだ本

2月になりましたね。
相変わらず12連勤真っ最中のワタクシ・・・( -д-)ノ
家と会社の往復でネタがありませんので、早速「2014年1月に読んだ本」をアップします(*´∇`*)


【星5つ☆☆☆☆】
●「おまえさん(下)」宮部みゆき ●「だから荒野」桐野夏生 ●「コフィン・ダンサー(上)」ジェフリー・ディーヴァー ●「コフィン・ダンサー(下)」ジェフリー・ディーヴァー ●「石の猿(上)」ジェフリー・ディーヴァー ●「石の猿(下)」ジェフリー・ディーヴァー ●「心に吹く風」宇江佐真理

【星4つ☆☆☆☆】
●「エンプティ・チェア(上)」ジェフリー・ディーヴァー ●「エンプティ・チェア(下)」ジェフリー・ディーヴァー 

【星3つ☆☆☆】
●「虹の見えた日」澤田ふじ子 ●「羊飼いの指輪」ロダーリ ●「オニマル」田中啓文 

【星2つ☆☆】
●「天女湯おれん」諸田玲子


以上、計13冊。今月もよく読みました
今月のリストを見てまず思うのは、“カタカナが多い”ということ(汗)。
昔から翻訳本があまり好きでなく日本文学専門に来たワタクシですが、今月はそんな方針を転換し、読みまくる1ヶ月でした 
原因は1つ・・・ジェフリー・ディーヴァーです。

ジェフリー・ディーヴァーはアメリカのミステリー作家。ジャーナリスト・弁護士を経て40歳で専業作家になったという変り種。今や世界150カ国で読まれ、アメリカを代表する作家の1人と呼ばれているそうです。代表作は「ボーン・コレクター」。これは日本でも映画化され大ヒットしましたね。私も観ましたが、四肢麻痺の天才リンカーン・ライムを演じるデンゼル・ワシントンが印象的でした(ちなみに今、私がせっせと読んでいるジェフリーの本は全て、このリンカーン・ライムを主人公とする「ライム・シリーズ」です)。

しかし「ボーン・コレクター」は観たものの、これに原作があるということも続編があるということも知らなかった私・・・ 初めて知ったのは昨年12月、週刊文春による【2013年ミステリーベスト10】が発表されてからのことでした。ツイッターで親しくさせて頂いている某・大手出版社の編集者の方が「この海外編の中で一番面白いのはジェフリー・ディーヴァーだ」と教えてくださったのです。そこで、勧められたものは割と素直に読んでみる私(笑)。まずは代表作である「ボーン・コレクター」を読み、ドハマリしたのでしたv( ̄∇ ̄)v

2月に入った今はシリーズ7作目となる「ウォッチメイカー(上)」を読んでます。一番嬉しいのは、ジェフリー・ディーヴァーがまだ64歳だということ(笑)。そして、とても多筆だということ
これだけのクオリティーを保ちながら物凄い勢いで書いてます。ライム・シリーズ以外にも様々なシリーズを抱えているのに、あまりの人気ぶりから「ライム・シリーズも年に1作は書く」と約束しているそうです(ここがアメリカっぽいw)

今後も日本文学を間に挟みながら私はせっせとジェフリーを消化してゆくことでしょう。ライム・シリーズを読破したら他のシリーズにも行ってみようと、ひとりニヤニヤしています( ̄ー ̄)ニヤリッ




                           お後がよろしいようで。


【追伸】
ネタ不足ゆえ、次回から頑張って少しずつ「伊香保温泉旅日記」を書く予定です。切れ切れになるかと思いますが、お付き合いの程お願い致します


shizutamarakugo at 20:30コメント(4)トラックバック(0) 

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コメント一覧

1. Posted by HyperChem   2014年02月02日 16:42
2月になりましたね。
お疲れさまです。
恐ろしいほどの日の経過の早さに、体がついていけなくなりそうです。
日常気づいてなくても、こうして1ヶ月まとめると見えてくるものがありますね。
1日1日はまとめてみるものの、どうしてもミクロな見方になりがちです。
日記をやめて月記くらいにしようかな…と思う職場でのひと時です。
2. Posted by 猫ムスメ   2014年02月02日 18:39
HyperChemさん

あぁ、HyperChemさんも休日出勤でしたか…(^_^;) お疲れ様です

毎月読書記録をアップするようになってもうだいぶ経ちますが、自分でも意外な発見がありますね。その時その時で自分が夢中になっているものがよく分かります。HyperChemさんもデイリーの記録をつけていらっしゃるところからかなりマメなタイプかとお見受けしますが、ウィークリーないしマンスリーにすることによって見えてくる側面もあるかもしれませんね

ちなみに私、いわゆる「日記」は長続きしたことがありません(汗)。記録魔なのに何故でしょう。毎日やらなきゃと縛られるのが嫌なのかもしれません。このブログも最近は1日置きくらいになってますが、好きで続けられる良いペースです(^。^;)
3. Posted by オスカー   2014年02月03日 08:26
こんにちは。私は未だに『震える牛』を読んでいます(笑)
外国作品って翻訳が自分の好みにあわないと全く読む気がなくなりますよね~でもコレはおもしろそう! もうちょっと落ち着いたら本屋巡りをして探したいです。
お天気がかわりやすく、体調を崩す人が増えてきました。お身体いたわって下さいね!
4. Posted by 猫ムスメ   2014年02月03日 19:50
オスカーさん

そうなんです! 翻訳本って翻訳が問題なんです! 翻訳が下手だと物語の世界に入り込めません 興味を持った洋書の翻訳がどれもダメで、それで遠ざかってしまったんだと思います(-o-;)

かく言う私も大学で翻訳を勉強していたのですが、お世話になった先生の口癖が「誤訳じゃなく意訳」でした。上手い翻訳家はそのまま訳すのではなく、作者の意を汲んで訳すのですね。また、日本人が理解しやすいようアレンジして訳すのです。時には元の文章から離れることもあり「それは誤訳だ」論争が起きるそうですが、誤訳と意訳は違う、そう仰有ってました
(ちなみにシドニーシェルダンが日本であれだけ売れた理由はほぼ原型を留めない程の意訳だそうです)笑。

ちなみに「ライム・シリーズ」は全て同じ翻訳家が手掛けていて、とてもお上手ですよ アメリカン・ミステリーの中では一押しです(*^o^*)


明日は雪が降るようですね。オスカーさんも疲労で風邪に付け込まれないよう気を付けてください

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