2014年04月21日

第147回・大和田落語会

大和田落語会に行ってきました
今年に入ってから皆勤賞で~す( ´∀`)つ

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今回の演者は橘ノ円満さん・三笑亭夢吉さん(上の写真は夢吉さん)。
芸協の二ツ目さんお2人です。ちなみにお2人は2002年入門の同期。しかし歳は20歳差!! しかも若い方の夢吉さんが少しだけ早く入門してしまったばかりに「兄さん」になってしまったというシュールなお話(落語界では1日でも早く入った方が兄さん。この力関係は一生変わらない)。もう組み合わせからして面白いですね(^∀^)

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まくらではお互い歳の差をいじってました。
夢吉さんが「後輩なのに老眼」とか「胆石で前座修行を休んだ」とかネタにすれば、円満さんは「兄さんにはいろいろご馳走になった(落語界では歳に関わらず上の立場の人が全て勘定を持つ)。この身体は夢吉兄さんに作ってもらった。」と持ち上げる。もはやコンビです(笑)。
後で夢吉さんに言ったら「ここはもう紳士協定が出来てるんで・・・」と苦笑いされてました。表向きは厳しいように思える上下関係でも楽屋に行けば案外そうでもない(フレキシブル?)だそうです

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今回は初めて聴く噺が2つありました。『壁金』と『思い出』です。
『壁金』は物売りのお噺。「飴の中から金太さんがとんで出たよ♪」という金太郎飴の売り言葉を聞いた酒好きの金太が絡んで兄貴に突き飛ばされ長屋の薄い壁から飛び出て『壁金』。・・・うーん、よく分かりませんな(笑)。私も1席目は半分夢の中だったので記憶が虚ろ。後から調べればいいやと思って調べましたが、とにかく情報が無い。困った時の神頼み、ならぬ千字寄席頼み・・・サイトを見たけどやはり無い かろうじてヒットするのは八代目・都家歌六師匠が出された芸能生活六十周年記念CDのタイトル『幻の落語・壁金』です。幻・・・幻なのでしょうか  歌六師匠しか演じない、というような記述もありましたが、円満さんは歌六師匠に教わったのでしょうか。そこらへん、打ち上げで聞けば良かったなぁと反省です(席が離れていたため一言も喋れず残念)。

一方の『思い出』は単純で分かりやすい滑稽噺。
登場人物はお金持ちの家へ古着の買い取りに赴く古着屋さんとその家の未亡人の2人のみ。ちょっとしたシミや傷を見付けては値切ろうとする古着屋さんvsそのシミや傷の思い出話を感情たっぷりに語り値切らせまいと頑張る未亡人・・・攻防戦がたまりません(^∀^)  
明るく朗らかな夢吉さんの人柄がよく出ている極上の一席でした。


芸歴も10年を越え、実力充分なお2人・・・
演者両方とも二ツ目というのは久しぶりでしたが、またフレッシュな気持ちで聴くことが出来ました
尚、今は噺家さんもブログをやっている時代です。調べたら夢吉さんと円満さんも開設されていました。しかも芸人さんの割に(←失礼w)マメで、短い文章ながらほぼ毎日更新されています。素晴らしいですね。やはり文章には書き手の人柄が滲み出るので読むと親しみが湧きます。品が良く静かな円満さんの文章、元気よく笑いたっぷりな夢吉さんの文章、どちらも私は大好きです。良かったら是非ご覧ください(^_^)ニコニコ

【橘ノ円満~たちばなし】http://ameblo.jp/emman0874/
【垂れ流し日常報告】http://ameblo.jp/yume-kichi/page-1.html#main




                       お後がよろしいようで。



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いつも素晴らしいご馳走の数々を味わうことのできる打ち上げですが、今回はまた特別な大ご馳走でした。左は焼き空豆、右は筍のガーリック炒め・・・こういうのが一番美味しいんです(涙)。

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【左】私達に出汁を提供するため犠牲となった「あご」(笑)。プカプカ浮いている姿を見て夢吉さんが「昔飼ってた金魚を思い出す・・・」と仰っていましたw ちなみに「あご」は出汁ガラまで美味しく食べさせて頂きました。
【右】肉!!!!!

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【左・右】もちろんお酒も・・・・・・今回も貴重で美味しいお酒、有難うございました。

shizutamarakugo at 20:00コメント(6)トラックバック(0) 

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コメント一覧

1. Posted by オスカー   2014年04月21日 20:50
こんばんは。『壁金』気になるので私も調べてみましたが…落語大全集というサイトはご覧になりましたか?

明治の末に橘家円蔵(品川の)の弟子・蔵之助が上方で立花家庫之助と名乗り、この噺で売り出した。その後円幸が演じたが、円太郎が改作した「センター・フライ」も人気になる。この頃すでに金太郎飴の売り声が分からなくなったものか。落ちが分からない上に、酔態もいい描写の作品が多いため、現代では演じられない。

というようなことが書いてありました。少しでも参考になったらよいのですが(;^_^A

2. Posted by おっくん   2014年04月21日 22:06
あたしも調べましたが面白いのか面白くないのかよくわかりません。
落語事典:昭和44年東大落語会編
壁金
解説:明治の末、品川の円蔵の弟子橘家蔵之助が大阪に行って立花家庫之助となり、このはなしをやって大いに売り出した。
また花円蔵あらため橘屋円幸がよくやり、現在は橘家円太郎が改作し、主人公を千太にし、突き飛ばされてラジオのスイッチにぶつかり野球放送が聞こえてきて、「打ちました。センター(千太)フライ、ヒットヒット」
とやっている。
3. Posted by HyperChem   2014年04月22日 00:38
今年は気合い入ってますね!
そっかぁ、落語の世界だと、猫ムスメさんが先にその世界に
いたら、姉さんになるのか(^^ゞ。
噺家さんは、言葉の魔術師のようなテクニックをお持ち
ですから、ブログも短い言葉の中にほほぉと思えること
がたくさん盛り込まれてそうな、そんな感じがします。
料理は素直に素材が楽しめる感じですね。
ブルーの瓶がステキ(^^)。
4. Posted by 猫ムスメ   2014年04月22日 06:57
オスカーさん

お調べ頂いたんですね! ありがとうございます(≧∇≦)

そのサイトは多分見ました。「すでに金太郎飴の売り声がわからなくなっていた」という記述に記憶があります。読み飛ばしてましたね、すいません(^_^;)

円満さんの壁金は売り声もサゲも特に違和感なく聴けたので(半分夢うつだったので定かではありませんがw)、当時のものとはだいぶ内容が違うのでしょうね。アレンジし、尚進化する古典芸能…
良いものを見せて頂きました



5. Posted by 猫ムスメ   2014年04月22日 07:12
おっくんさん

おっくんさんもお調べ頂いたんですね! ありがとうございます(≧∇≦)

「落語事典」は多分気付きませんでした~そんなのがあるんだ、って言うか東大(゜∇゜) 会社に着いたら早速ググッてみますね

「当時の円太郎」と言うのは昭和44年当時の…ですよね。私は落語通でもマニアでもなく単なる“にわかファン”なので、あまり先代がどうだとか師匠が誰だとか誰が誰になったとか考えもしないしそもそも分からない(笑)…のですが、ことこのように珍しい噺を聴くと伝わった経緯などが気になってきますね(昨年、文治師匠で「ぎぼし」を聴いた時がそうでした)
こういうのに詳しい人はメッチャ詳しいのでしょうね(^_^;)

情報頂きありがとうございました!!
(早く会社に着いてググりた~い)笑。
6. Posted by 猫ムスメ   2014年04月22日 08:13
HyperChemさん

今年は(今のところ)6月まで皆勤予定です 皆勤なのはいいのですが、大和田が楽し過ぎて他の落語会にめっきり行かなくなってます(爆)。まぁムリして行くものではないのですが、大和田+どこか1で、月2回くらいは生落語を聴けたらな~とは思ってます。

瓶に着目されるとことが流石HyperChemさんですね 実は私も貴重なお酒を貰っておきながら、内容には触れず「この瓶オシャレー♪」と言ってました(笑)。高い酒の飲ませ甲斐がない女です。
ちなみに青い瓶の向こう側にいらっしゃるのが丸花亭のマスターです。

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