2014年09月16日

「第9回・馬治育英会」

久しぶりに “大和田落語会以外の落語会” に行ってきました
訳あって急遽ポッカリ空いた三連休最終日。ふと開いた東京かわら版で恩人・馬治さんの勉強会を見つけようとは・・・思わず「これだ!」と叫びましたわ(笑)   
当日にも関わらず快く予約を受け付けてくださり、感謝しています。

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金原亭 駒六 『道灌』
金原亭 馬治 『井戸の茶碗』
  ~仲入り~
金原亭 馬治 『子別れ(通し)』


開口一番の駒六さん、これがなんと初高座だったそう
まさか1人の噺家の、人生初高座を聴くことになろうとは・・・こちらとしても初めての経験なので、後から知ってやけに感動しました。馬治さんも仰有ってましたが30年後・40年後、「◯◯師匠の初高座を聴いたんだぜ!」と自慢出来る噺家さんになって欲しいと思います(●´ω`●)

毎回ひとつネタ下ろしをするという馬治さん。
今回は『子別れ』がそれでした。
(余談ですが黒い着物が渋くてよくお似合いでした)。
通常、上・中・下と分けて演じられることが多い『子別れ』という長いネタ。通しで聴きましたがやはりいい噺ですね。親子の情・夫婦の情にグッとさせられます。しかし馬治さんの子別れはしんみりし過ぎず、明るく聴きやすい子別れでした(あくまで個人的感想です)。とにかく亀坊が可愛い 私、馬治さんの演じる子供と田舎者が好きなんですよ(笑)


・・・それにしても大和田関係者の多さよ。
まるで大和田落語会オールスター同窓会のようでした(゚∀゚)アヒャヒャ
私は初めてでしたが、馬治さんの大切な勉強会ということで、皆さん時間の許す限り毎回参加されているようでした。流石は馬治さん。いかに愛されているかが分かりますね。

奇しくも今月の大和田落語会は「馬生・馬治 親子会」。
予約は既にほぼ満席だそうです。
今度はどんな噺を聴かせてくれるかな。
今から楽しみにしています(^_^)ニコニコ




               お後がよろしいようで。




shizutamarakugo at 19:30コメント(8)トラックバック(0) 

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コメント一覧

1. Posted by オスカー   2014年09月16日 20:24
こんばんは。
『次回、お馬の親子の落語会(´∇`)』と勝手にナレーションをつけてしまいましたわ…! 「初」に立ち会えるっていいですよね。成長を見守る楽しみがあるというか…相手の年齢に関係なく親心になってしまいます!
最近は電車に乗ってのお出掛けがない私、芸術の秋なので何かナマモノにふれたいと思うのですが、文字通り身体が重くて(´;ω;`)動くのが億劫になってしまっています。せめて本屋のハシゴくらいはしたいと思います。

今日の地震は驚きました…平穏無事に暮らしたいです。
2. Posted by HyperChem   2014年09月17日 00:49
ちゃんっといいタイミングでこういった会を
見つけて、行けちゃうところはさすがです。
初高座ってどんなプレッシャーなんだろう。
でも、聴く側も逆にそんな緊張が伝わってきて、
頑張れ!って皆がエールを送って、それが
また伝わって、大きな第一歩を踏み出して
いくのだと思います。
次回の大和田落語会も楽しみですね(^^)。
3. Posted by 猫ムスメ   2014年09月17日 06:51
お馬の親子(笑) 正にその通りですわ~。馬生一門のファンになって以来、競馬を見ていても「馬派…」などと思ってしまうワタクシです

駒六さんは本当に応援したくなりました! もはや叔母の気分です(爆)
実は私、開場1時間前くらいに一度、会場の前を通りかかってるんですよ(初めて行く会場なので場所だけ確認しておき、お昼食べて戻ろうと…)。そしたら前の通りで1人佇みブツブツ言っている若者が 「怪しい!」と思い足早に立ち去りましたが、いま考えるとあれが駒六さんでした(爆)。初高座を前に緊張して練習してたんでしょうね。この気持ちを忘れず頑張っ頂きたいものです(^_^;)

ところで昨日の地震は本当にビビりましたね 震災を彷彿とさせました。しばらくは余震が怖いので着替えなど準備して眠ります…
4. Posted by 猫ムスメ   2014年09月17日 07:03
HyperChemさん

お出掛けする予定が相手の事情でキャンセルになり、“どうしよう…”と思いながら東京かわら版を開いたら「馬治育英会」発見! ご縁を感じましたわ~ ソッコーで馬治さんご本人にメールしたところ快く受け入れて下さり、本当に感謝しています

駒六さんの高座、初高座であると知ったのは終わった後だったのでアレでしたが、もし事前に知っていたらハラハラしてしょうがなかったと思います!!(笑)。最後までやり抜けただけでも大したものだと思いますよ 今後がんばって欲しいですねo(^-^)o

駒六さん含め弟弟子が沢山でき、真打ち昇進も決まり、益々貫禄が増した馬治さん。大和田ではきっと素晴らしい師匠との競演を見せてくれることでしょう(*^o^*) 今から楽しみでなりません


5. Posted by まいるど   2014年09月17日 11:09
落語会の後、打上に参加しました。飲み始めたのが15時過ぎ、家に帰ったのが21時ごろ。どうして皆さん(自分を含めて)こんなに飲めるのかと唖然としてしまいます。
打上げの時に駒六さんと話をしました。馬生師匠の6番目のお弟子さんで駒六。明治大学出身、なかなかのイケメンで大和田マダム達の人気を一手に引き受けていたような感じで、打上げでは馬治さんもちょっと影が薄くなっていたかな。
馬治さんは、真打ち昇進が決定し、高座姿にも自信がみなぎっていたように思えます。猫ムスメさんをはじめ大勢のファンの応援もあり、将来の大師匠に向けて今後益々活躍していくことでしょうね。
6. Posted by 猫ムスメ   2014年09月17日 11:48
まいるどさん

あの時間から始めて21時!! すごいですねぇ 皆さんのパワーにはいつも感心させられます。駒六さんも緊張の初高座を終えての一献、(馬生一門なのでお酒はNGでしょうが)、皆さんに温かく迎えて頂き嬉しかったと思いますよ 大和田の皆さんは本当に優しいですからですねぇ。マダム方にいじられ(笑)、楽しかったのではないでしょうか(*^o^*)

馬治さんはもう実力・貫禄ともに真打ちですね。この間アイフルホームの後に小んぶさんと3人で飲んだのですが、下の人への気遣いも素晴らしく、見ていてすごいなぁと思いました。もう3月まで待たなくていいです!!(笑)

今週末の大和田落語会では私も打ち上げに参加しますので、宜しくお願い致しますm(_ _)m
7. Posted by まいるど   2014年09月17日 12:08
追記:駒六さんは昨年12月の大和田落語会での馬生師匠の高座を聴いて弟子入りを志願したそうです。当時の予約表を見ると確かに駒六さんの本名の高橋利幸の記録がありました。また、大和田に縁の深い噺家さんが誕生しましたね。今度の大和田落語会でも駒六さんが開口一番を勤めてくれるそうです。
8. Posted by 猫ムスメ   2014年09月17日 13:19
まいるどさん

え~ッ
そ、それは…すごい…そんなことがあるんですね(゜∇゜) ちょっと言葉を失ってます

しかも12月ってまだ最近じゃないですか。自分が客としていた落語会で9か月後、開口一番を務めようとは(驚)。ドラマのような展開に唖然です


※いつもお読み頂いている皆様、ご覧のようになんだかすごいことになってきました。ついに「大和田発」の噺家が誕生してしまったようです。こんな奇跡まで起きてしまう大和田落語会、是非一度お越し下さい!(笑)

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