2014年09月22日

第151回・大和田落語会

2ヶ月ぶり、大和田落語会に行ってきました
いつも楽しみでならない“大和田の日”ですが、今日はまた格別。
『馬生・馬治 親子会』だからです 
大和田で大人気の馬生一門、さぞ混雑するだろうと思っていたら・・・チケットは前売りで完売。当日券無し。そして打ち上げも早い段階で定員に達し打ち止めというフィーバーっぷり  こりゃ混雑どころの騒ぎじゃないですね。流石は馬生一門。その変わらぬ人気に感服です。

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『そば清』は馬吉さんが数年前、大和田落語会で演じれらたのを覚えています。あの時の「ど~も!」が耳に残っていたので、師匠の「ど~も!」を聞き、“そっくり・・・”と可笑しくてなりませんでした(馬吉さんの方がど~~~も! と長いw)   確か馬吉さんはあの時きし麺を食べる音が修行中とかで出来ていませんでしたが、そこは馬生師匠。とろろ蕎麦にしろきし麺にしろ本当にそれを食べているみたいでお見事。拍手喝采でした
馬治さんの『幾代餅』でジンワリ、師匠のトリネタ『らくだ』(50分熱演!)でガッツリ・・・もう満足すぎて言うことがない2時間半でした~(T_T)

しかしもう一言、言わざるを得ないのが今回(笑)
なにせ馬生一門に新星が登場したのですから!!!
しかもその煌(きら)めく星は大和田生まれ。
なんと昨年12月、大和田落語会で馬生師匠の高座を聴いたことから入門を決意。本当に門を叩いたというのです(; ̄Д ̄)
なんということでしょう(ビフォーアフター風に)。そんなことってあるんですねぇ。9ヶ月前、自分が客として座っていた落語会で開口一番を務める。これだけ劇的なデビューがあるでしょうか。親御さん・お祖母様が見守られる中、立派に努めを果たしていました。そして高座の後、「可愛いわねぇ」「息子みたい」というつぶやきがそこかしこから漏れたことを私は聞き逃さなかった!!(笑)  
もぅ大和田マダム達のハートはガッチリですね
今後の活躍を期待し、お写真を一枚載せたところで終わりにしたいと思います(掲載許可済)。
がんばれ金原亭駒六さんヾ(=^▽^=)ノ

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                       お後がよろしいようで。






                            
 




shizutamarakugo at 19:00コメント(10)トラックバック(0) 

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コメント一覧

1. Posted by オスカー   2014年09月22日 21:53
こんばんは。
若駒ですね~! これは先々の楽しみが出来た(^◇^)というマダムがたくさんいらっしゃるでしょう~こういう人をひきつける魅力も大事ですよね。大きく羽ばたき、いつかペガサスになるかも……と私の中で妄想の翼が広がってしまいます。
しかし、出逢いのご縁って不思議ですね。もっともっとたくさんのよいご縁がありますように祈っております。
2. Posted by 猫ムスメ   2014年09月23日 08:46
オスカーさん

若駒…正にその通りですね♪ ちなみに余談ですが馬生一門の前座には全て「駒」の字が付くようですよ。何か、いわくいわれがあるんでしょうね
初々しい若者は見ていて嬉しくなります。私の場合流石に息子とまでは行きませんが、甥っ子くらいかな(笑)。これまた親戚のおばちゃん気分で応援したいと思います

今回は駒六さんのご紹介メインにしてしまいましたが、もちろん会自体も素晴らしかったですよ! 馬生師匠の軽妙洒脱な落語を久々にたっぷり聴くことができ嬉しく思いました。
尚、このブログをいつもご覧頂いている方が、12月に初めて大和田まで来て下さることになりました。何人目でしょうか、このブログ発の大和田参戦者(^w^)

こうして落語を通じ広がる人の縁、素晴らしいですね!!
3. Posted by HyperChem   2014年09月23日 09:36
予告通りの紹介どうもありがとうございます。
150回を超えて、新たなスタートの151回にふさわしい
スタートですね。
微妙な違いに気づかれるのはさすがですね。
こんな時代ですから、いろんな選択をする若者がいる
のは心強いです。いろんなものに出会って、それを
きっかけに羽ばたいていって欲しいですね。
4. Posted by 猫ムスメ   2014年09月23日 15:58
HyperChemさん

はい。これを書かずにいられまいという内容でした(^_^)v

151回目という新しいスタートに、馬生一門はピッタリ! 本当にすごい盛り上がりでしたよ
いつの間にやらお弟子さんも6人に増え、そのうち総領弟子である馬治さん・馬吉さんの真打ち昇進も決まり、勢いが止まらない馬生一門。今後益々の隆盛が期待されます\(^ー^)/

若い駒六さんにも頑張って欲しいですね(親戚のおばちゃん目線)笑。
5. Posted by まいるど   2014年09月24日 11:05
いや~、大盛況でしたね。満員札止めで、ご来場頂けなかったお客様には申し訳なく思っています。
開口一番は「道灌」を演るかと思ったのですが、さすがに前回の「馬治育英会」で同じネタを演ったので、今回は「狸札」。初々しい噺家さんの誕生でしたね。
こういう場面に居合わせることができるのも役得と、ありがたく思っています。
来月は、馬治さんと同じく来年真打ち昇進が決まった麟太郎さんの登場。真打ち昇進時に「麟太郎」→「海舟」と改名するそうです。(これホントの話)
昨年真打ちに昇進した「龍馬」さんがいますので、なんか幕末の匂いがしてくる落語界です(笑)
6. Posted by まいるど   2014年09月24日 11:13
追記:
めくりの「駒六」さんの字。
事務局の不手際でめくりの準備ができていなくて、開演前に「駒六さんのめくりの準備ができていないのですが・・・」と言ったら、馬生師匠が「馬治、お前が書け」との一言、馬治さんが心を込めて筆ペンで弟弟子の名前を書いてくれました。ということで大事な記念の「めくり」になりました。
7. Posted by 猫ムスメ   2014年09月24日 19:16
まいるどさん

落語会・打ち上げともに、ものすごい熱気でしたね。入った瞬間の雰囲気が違いましたよ
しかしいくら満員御礼とは言え“お断り”するのは主催者としてさぞ心苦しかったことでしょう。心中お察しします。満員に極めて近く、しかし溢れはしない…そんな状態が理想ですが、なかなかそう上手くは行かないですね(^_^;)

駒六さん、初高座の「道灌」よりだいぶ滑らかになっていたと思います。こうして一席一席、度胸がついてゆくのでしょうね。
また一年くらいしたら大和田に呼んで下さい(笑)。きっと見違えるようになっていることでしょう。今後の成長・ご活躍を楽しみにしています
8. Posted by 猫ムスメ   2014年09月24日 19:21
まいるどさん

あの震える字は駒六さんご自身の手に違いない。緊張しまくって書いたんだろうね…と噂していたら、まさかの馬治さん(^∀^)ノ 打ち上げでご本人からカミングアウトされ、一同のけぞったものです。

しかしこれも良い記念。私なら額に入れて飾ります
9. Posted by かねとし   2014年09月24日 20:31
こちらでは、はじめまして!「かねとし」と申します。

↑で猫ムスメさんが言及してくださっている、12月に大和田落語会に伺う者です。落語好きなものの浅学菲才の新参者ですが、凄く楽しみにしてます!宜しくお願いします。
「らくだ」、全編50分の熱演とはすごいですね!うらやましい~(^^)

駒六さん、本当にがんばってほしいですね。人生、どう転ぶかわからないものですね♪
10. Posted by 猫ムスメ   2014年09月25日 07:42
かねとしさん

コメントありがとうございます。いつもTwitterでお世話になっております。そして、キリ番getおめでとうございます!!(笑)

ブログを見ても分かるように、大和田は演者と客の距離が近く、寄席やホール落語とはまた違った魅力があります。お客さんも優しい方ばかりなので、初めてでも安心していらしてください(落語初心者でも全然大丈夫!むしろそういう方にお勧めの会です)。ちなみに先のコメントの「まいるどさん」が理事のお一人で、チケットを発送したのもこの方ですよ。かねとしさんからダイレクトメール頂いたこともチラッとお話ししてありますので、どうぞ安心していらして下さい
私も冬は仕事が忙しくなかなか行けませんが、都合がついたら行きたいと思います(^_^)v

【追伸】
馬生師匠の「らくだ」、らくだの死体を運ぶくだり以降は、やはり端折られていました。なかなか最後までやる方は少ないですね(長いですからね)。一度、馬生師匠のフルバージョンらくだを聴いてみたいものです。
(個人的には明後日の本牧五人会も気になります。噂によると馬生師匠がトリで居残り左平次をやるらしいですよ♪)

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