2017年05月14日

4月に読んだ本

GWでバタバタしているうちに気付けば5月も半ば
慌てて「4月に読んだ本」をアップしたいと思いま~す。

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【星5つ☆☆☆☆☆】
●「大佛次郎と猫」大佛次郎記念館監修 ●「盲目的な恋と友情」辻村深月 ●「大江戸猫三昧」澤田瞳子編 ●「アンソロジー隠す」柴田よしき他 ●「合理的にあり得ない」柚月裕子 

【星4つ☆☆☆☆】
●「海の子」ドリアン助川 ●「i」西加奈子 ●「松田さんの181日」平岡陽明 ●「墓守刑事の昔語り」本格ミステリ作家クラブ ●「山猫珈琲(上)」湊かなえ ●「硝子の葦」桜木柴乃 

【星3つ☆☆☆】
●「アリバイ・アイク」リング・ラドナー ●「かわうそ堀怪談見習い」柴崎友香 ●「ほのエロ日記」酒井順子


今月の一冊は『500匹と暮らした文豪 大佛次郎と猫』。
誰もが知る大作家、大佛次郎(おさらぎじろう)、「鞍馬天狗」で有名な方ですね。その大佛さん、なんと大の猫好きだったとか!! 知らなかった!! 奥様も夫の影響で愛猫家になり、なんと生涯を通じて500匹の猫と暮らしたというから驚きです しかしこの表紙の写真を見るだけでその愛情が伝わってきますよね(*'-'*) 

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《猫は冷淡で薄情だとされている。そう云われるのは、猫の性質が正直すぎるからなのだ。猫は決して自分の心に染まぬことをしない。そのために孤独になりながら強く自分を守っている。用がなければ媚びもせず、我が儘に黙り込んでいる。それでいて、これだけ感覚的に美しくなる動物はいない。冷淡になればなるだけ美しいのである。贅沢で我が儘で他人につめたくづることは、どんな人間の女のヴァンパイアより遥かに上だろう。だから猫を可愛がるのには、そういう女に溺れているような心持ちになることで、それでいて決してこちらの心を乱さずにいられるのだから有難い。》

次々と猫を拾ってくる奥様。また、猫好きが世に知られ自宅の前に「育ててください」と捨ててゆく人が絶えなかったそうです。だから始終家の中は猫だらけ。流石に耐えかねた先生、「猫は15匹まで。それ以上になったらおれはこの家を猫にゆずって別居する」と宣言したそう(笑)。猫を追い出すのではなく自分が出てゆくというのが可笑しいですね

そうは言っても根っからの愛猫家。
ついつい餌だけ貰いにくる「通い猫」を中に入れ「飼い猫」にしてしまったり、お風呂のフタの上で眠る猫をどかす事が出来ず湯に入れないまま出てしまったり・・・愛猫家ならではのエピソードが盛り沢山。大文豪がグッと身近に感じられますよ(^_^)ニコニコ

尚、猫グッズ収集家としても知られた大佛先生。
300点にも及ぶそのコレクションは(一部)横浜市にある「大佛次郎記念館」に展示されているそう。この本でも幾つか紹介されていますが、すごく可愛い!!!

う~む、横浜かぁ・・・行きたいなぁ・・・・・・(´;ω;`)



 お後がよろしいようで。


shizutamarakugo at 12:00コメント(8)トラックバック(0) 

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コメント一覧

1. Posted by HyperChem   2017年05月14日 15:10
もう5月も半ば。ゴールデンウィークなんてあったかしら
と思えるくらい、ディープな1週間でした。
猫がやたら注目されていて、今記事にしてきたところです(^_^;)。
歴史的な猫好きというのもあるものですね。
マイペースだったり、予測しない動きが猫らしさ。
今でこそグッズが氾濫していますが、どんな
コレクションか見てみたいですね。
表紙の猫との表情もとても猫好きが表れていますね。
横浜まで行ったら、是非相鉄にも(笑)。

2. Posted by オスカー   2017年05月15日 00:20
こんばんは。
今「その女アレックス」を読んでいますが、この記事を読んだら心が動きます(笑)
ヘミングウェイも猫大好き! たしか画家のクリムトも猫大好きで何か本があったような? 横浜、いいですね! 記念館の近くにはイングリッシュガーデンもあるようですし、楽しめそうです!
そうと言えば『地域猫と暮らす 旅館の女将さんたちの「幸せ猫プロジェクト」』という記事がどこかのサイトにあった気がするのですが・・・猫のいるお宿、いいですよね~露天風呂で近くに猫がたくさんいたら・・・(=゚ω゚=)(=゚ω゚=)(=゚ω゚=)

「おとなのOFF」(雑誌)の猫特集も読んで下さい~(ФωФ)
3. Posted by 猫ムスメ   2017年05月15日 07:31
HyperChemさん

記事、拝見しました。日本橋三越…ですよね? 私もゴールデンウィーク中、チラシが入っていたよと教えて頂き「行きたい」と思いましたが、ずっと仕事だったこともあり行けず仕舞い…(TT) 残念でした。でもお陰様で雰囲気がわかりましたよ♪

池波正太郎もそうですが、文豪には猫好きが多いんですよね。犬ではなく猫。作家という商売にはとても合っている気がします(^^)
4. Posted by 猫ムスメ   2017年05月15日 07:43
オスカーさん

ヘミングウェイの猫好きは有名ですね!
以前、ヘミングウェイが住んでいた島(?)の猫は今も指が6本あると、何かの番組で見ました。ヘミングウェイが最初に貰って飼った猫がいわゆる「多指症」で、その子孫が今も沢山生きているそうです(*^^*)
6本指の猫は幸運を呼ぶと言われているそうで、日本では逆に疎まれそうだなぁ、国によって違うものだなぁと、やけに感心致しました(^^;

今は雑誌でも猫特集が多いですね。ほとんどコンビニ・書店に行かないので見る機会が無いのですが、たまに行って発見すると嬉しいです♪
5. Posted by ぱたぱた   2017年05月15日 20:21
こんばんは。このブログを読んでいて先日録画した「ネコメンタリー 養老センセイとまる」を思い出しました。養老先生とまるのほのぼのしたやりとりが面白かったです。決して人間に媚びずに先生を餌をくれる人と割り切って気の向くままに行動するまるがいかにも昔ながらの猫という感じでした。
6. Posted by 猫ムスメ   2017年05月15日 21:28
ぱたぱたさん

養老先生ってあの養老孟司先生でしょうか。
猫好きとは知りませんでした(*^^*)
ああいう厳しそうな(?)エライ先生が猫飼ってるとおもしろいですよね〜♪
「ノラや」の内田百閒先生を連想しました^_^;
7. Posted by 藏ゆ   2017年05月17日 15:20
「作家の猫」をご高覧あれ~♪
8. Posted by 猫ムスメ   2017年05月17日 16:27
藏ゆ 様

了解で〜す(╹◡╹)♡

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