2017年06月25日

6県をまたぐ旅③「鬼と湯釜」

【平成29年6月17日(土)】
2日目は軽井沢から嬬恋村へ。まずは「鬼押し出し園」に向かいます。それにしてもオニオシダシエンってすごい名前ですよね 私は仕事上知っていましたが、知らない人は “そのまま読んでいいのか!?” 悩むと思います。「鬼押し出し園」は浅間山の噴火によって流れ出た溶岩をそのまま見ることが出来るジオラマ・パーク。正に “奇勝” という言葉が相応しい(((( ;゚д゚)))

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「鬼押し出し」という名前の由来は《火口で鬼が暴れて岩を押し出した、という当時の人々が見た噴火の印象》《浅間山には鬼が住むといわれておりその鬼が怒り出すと噴火する、という言い伝え》・・・らしい。いや本当に鬼が出てきそうな風景でしたわ

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1時間ほど散策した後、お次は白根山へ。
途中のインターで新潟名物だという「タレカツ」を食べる。知らなかったけど旨い!!

草津白根山は標高2,160メートルの活火山。“活” も活、なんか聞いたことあるなぁと思っていたら、ここ数年で噴火の可能性があると騒がれていた山だったんですね 
平成26年6月3日、草津白根山では湯釜付近及びその南側を震源とする火山性地震が3月上旬から増加するなど、火山活動が高まっている。湯釜火口では小規模な噴火が発生する可能性があると判断し、気象庁は平成26年6月3日18時に火口周辺警報を発表した(HPより)。
平成27年6月17日現在では噴火警戒レベルがレベル2(火口周辺規制)からレベル1(活火山であることに留意)へ引き下げられ、湯釜より500メートル先までは入れるようになっていました。

そんな訳で無事2,160メートルの山に登山です。
と言っても登り始める時点で充分標高が高いから自分の足では100メートルくらいか(笑)。歩道も階段上になっているので歩き易く、中にはサンダル履きの外国人もいました( -д-)ノ

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①真ん中くらいで下を見下ろすとこんな感じ。すごい。
②③④そして登りきるとこんなご褒美が! いわゆる「湯釜」・・・火口湖です。


どうすればこんな色になるのかわからない。
とても自然の色と思えません。“バスクリンか” と冗談を言いましたよ(汗)。でも、そんな感想しか出てこない美しさ。自然の作り出す芸術に、ただただ感動です。


 お後がよろしいようで。






shizutamarakugo at 12:05コメント(4)トラックバック(0) 

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コメント一覧

1. Posted by HyperChem   2017年06月25日 12:42
日常、なかなか意識しませんが、活火山は身近に
結構ありますね。今朝のような地震があると、
活火山が噴火に結びつかないかと意識します。
自然の風景は厳しさも教えてくれますね。
新潟県も静岡県並に東西が長いですから、
なかなか全容を知るに至りません。タレカツは
知らなかった…。
濁りは何となく硫黄っぽいですが、ブルーは鉱物系
の色でしょうね。成分が濃すぎて、体には悪いかも
しれません(^_^;)。
1記事ごとで1つの旅行並のボリュームです。
2. Posted by 猫ムスメ   2017年06月25日 21:58
HyperChemさん

こんな身近に活火山てあるんだ….と実感しました( ; ; ) 駐車場や登山道にも「避難小屋」が何箇所も設置されていてリアルでしたね〜。こういう地形の国に住んでいるということを忘れてはいけないと思います。

湯釜は強力な酸性だそうです。絶対に生き物が住めないレベルとか…怖いですね(^^; 誤って落ちたら溶けるんでしょうね(汗)
3. Posted by オスカー   2017年06月27日 11:26
こんにちは。
温泉の素の草津の湯は「乳白色・若草色」とあったような・・・と記事を読んで思いました。実際目にしたら、オオーっ!ですね、絶対! 湯釜に湯畑という言葉も初めて知りました。おとなの楽しく学ぶリフレッシュの旅、いいですね~次のお話もワクワク(温泉だけに)しながら待っています。
へんな天気なのでお身体に気をつけて下さい。
4. Posted by 猫ムスメ   2017年06月27日 11:47
オスカーさん

本当に、「バスクリンかっ」と誰もがツッコむ色でした(笑)。自然の神秘を前に涙が出ますよ…

ちなみに本日は1つ、割り込み記事を書く予定です(^^; これまた「大人の遠足」ですよ!

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