つけ麺

2012年10月07日

第一土曜日の昨日は、ご多聞に漏れず休日出勤でした(´▽`)
ま、月初だから仕方ないですネ。

せっかく土曜日に来ているので、ランチは小川町の「つじ田」に行ってみました。正確には「二代目つじ田」というらしい。「六厘舎」と並びテレビのラーメン特集などに必ず登場する、つけ麺界の大物ですね。会社のご近所なので気にはなっていましたが、通りかかるたびに凄い行列 そこまでして食べたくないわ~と思い行かずにいたんです  
でも(オフィス街なんで)土曜日なら平日よりマシかな?? と考え、散歩がてら行ってみました。

しかしやはり全く並ばないという訳にはいきません。
念の為ちょっと早目の11時20分くらいに行ってみましたが既に7人並んでました。でもいつも見かける行列に比べたら7人なんて可愛いものかもしれません。外に長椅子が置いてあるので本を読みながら待たせて頂きました(ラーメン屋の店先で読書する奴は私くらいかもしれません)笑。

回転が良いため10分ほどで中へ。更に5分ほど待ったところで注文した「二代目つけ麺(980円)」が出てきました。麺に「すだち」が乗ってます(´∀`)   机にラミネートされた紙が置いてあり、「1/3はそのまま、1/3はすだちをかけて、最後の1/3は黒七味をかけて食べるべし」と書いてあります。そして麺を渡される時、店員さんにも「すだちは後からかけてお召し上がりくださ~い」と念押しされますが、隣のお兄さんはその言葉を聞きながらいきなりすだちをかけてました(笑)  
“オレの流儀” って感じですかね。ラーメン好きってコダワリが強そうでコワイです

121006_1130~0003一口食べて思ったのは「麺、太っ」ということ。そして量が多い。こういうコジャレた店って“厳選された素材”を使い厳選された量の(笑)食事が出てくると思ってたのでナメてかかって失敗しました。スープにもメンマやら焼き豚が入っているので午後の仕事に響くくらいお腹一杯です    でも噂の濃厚豚骨魚介スープは美味しかった(本当に濃かったけど)。ちょっと甘味があり、太麺によく絡んでました。指示通り途中でかけたすだちもイケてましたよ

ちなみに私が食べ終わって外に出た11時50分時点で行列は目算30人に増えてました。すごい人気ですね。


思ったより待たされなかったためまだ昼休みが残っています。
微妙に時間が余った時は本屋に限る。
はす向かいにある神谷書店で、『会社が傾いても「自分だけは大丈夫」病』というタイトルの本を立ち読みし、思い切り傾きかけた自社に戻ったのでした。



                 お後がよろしいようで。



shizutamarakugo at 11:31コメント(8)トラックバック(0) 

2012年03月12日

普段ほとんどラーメンなど食べない私ですが、たまに無性に食べたくなる一杯があります。それは家の近所にある、頑固おやじが1人でやっているラーメン屋のラーメンです
(噂によると40年くらい1人でやっているらしい・・・)

それはもう絵に描いたような頑固おやじ(笑)
痩せた身体、鋭さを隠した目つき、結ばれた口・・・「愛想は悪いが腕は確かだ」と全身で表現しているかのようですv( ̄∇ ̄)v 
初めて店に入りおやじさんの顔を見た瞬間嬉しくなりました。

でも入るまでに2年くらいかかったんですよね。
毎朝毎晩前を通りかかっており、店構えからして「この店は絶対旨い」と確信があったのですが・・・あまりに昭和な佇まいなので入りにくかったんです 結局ツレがいる時、勇気を出してガラッと開けてみるまで2年かかりました。そして開けてみたら中も思い切り昭和でした(笑)

120311_1919~0001カウンター数席とテーブル2席のみの狭さ。古いけど磨き抜かれた床。無言で入り無言で帰る常連。壁にズラッと貼られた黄色い短冊のメニュー。ラーメン1杯400円~という価格・・・

この盛り付けの雑さもたまりません。
なによりナルトが昭和です(笑)

味は化学調味料をあまり使っていないであろう優しいお味。物凄く美味しい訳じゃなけどこれがいいんだなぁ。

今は空前のラーメンブームです。
どこに行っても目立つのはラーメン屋と消費者金融の看板ばかり。こんなにあってよく商売やってけるなと思いますが有るということはそれだけ食べる人がいるということなんでしょうね

揃いのユニフォームを来たお兄ちゃんが働くお洒落なラーメン屋は沢山あります。家系だの二郎系だの(よく分からないけど)流派もあるようです。出汁の鶏は名古屋コーチンですとか、塩は天然塩ですとか、高級食材を使ったラーメンも多い。そいうった今時のラーメン屋が必ず使う言葉は『こだわりの〇〇』・・・・・・ラーメンは芸術だそうです。
でもたまにそういった店に(誘われるか何かして)入ると、平気で1杯1000円とか取って驚きます。アホか。ラーメンってそんなにご大層なモノなのだろうか??

私は漫画に出てくるような頑固おやじの作る400円のラーメンで充分。これこそがラーメンではなかろうかと思うのです。
7~8回通ううち、おやじさんの鋭い目つきが一瞬柔らぐようになったと感じるのは、私の気のせいでしょうか(⌒-⌒)



                    お後がよろしいようで。



※写真は400円のラーメンではなく700円の五目ソバですよ~(念のため)。それにしても安い!!



shizutamarakugo at 19:42コメント(4)トラックバック(0) 
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