ふなばし市民寄席

2014年06月12日

有給休暇を取りました。理由は「落語」( ̄∠  ̄ )ノ
船橋文化ホールで行われる「ふなばし市民寄席」に誘われたんですよ。普段は平日夜の落語会って行かないのですが、今回は小朝独演会!! これは見なくては!! という訳で18時半開演に間に合わせるべくガッツリ有給を取ったのでした(仕事の後だと間に合わないも~ん

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私が小朝師匠を拝見するのはこれが3回目。
一回目は2012年7月、同じ
「ふなばし市民寄席」(この時は一之輔師匠の真打昇進落語会だった)。二回目はそのすぐ後の2012年8月、「行徳名人会」
・・・いかに近場で小朝師匠が見れるという特権を謳歌しているかが分かります(笑)。


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少しホッソリしたように見える小朝師匠、それもそのはず、現在放映中の大河ドラマ「軍師官兵衛」で明智光秀役を演じており、役作りのため11キロ減量したそうです。「江口洋介君の織田信長よりポッチャリな光秀はイヤでしょ?」に客席大笑い。しかし痩せても尚ポッチャリ体型に見える小朝師匠、不思議です(笑)。

今回3席の中で一等秀逸だったのは『死神』でした。良かったと言うより、ビックリした。今まで聴いた『死神』と全然違ったんです~。途中までは同じだけど、男が布団を逆さまにし死神を騙した後の展開が全く違う。『死神』って呪文とサゲがけっこう演者によって異なる演目だと思うのですが、それでも基本のサゲは 

①男がくしゃみをした瞬間に火が消える(小三治師匠はこれだった気が・・・)。
②火を移そうとするも手が震えて出来ない。
③明るくて勿体ないから消しておけと言われつい消してしまう。

という “消えちゃう系” のサゲだと思います。照明も消し、結構ダークな結末ですよね。「調子に乗るとこうなる」的なオチです。
でも小朝師匠のそれは、[死神が間違えて他の人間の蝋燭を消す。死神が始末書を書きに行っている間に男は他の短い蝋燭を長くしてやり、人の役に立つ喜びを知る。そこに死神が戻り、生まれ変わった男にもう一度チャンスをやる。] という「人が生きる意味」に繋がるハートフルな結末でした

こんな『死神』ってあるんだ~
ものすごく得した気分になりました。
思えばマクラも(先代)円楽師匠が売れなくて自殺を図るも文楽師匠のお陰で助かりその3か月後「笑点」のオファーが来て売れまくった。今どん底にある方も3か月後はどうなるか分からないんですよ(だから思いつめないで)・・・というモノでした。そして『死神』の最後、わざわざ死神にまで「我々死神は死ぬ人間が減るのは別にいいんだよ。ただ残念でならないのは生きるべき寿命があるのにそれを全うせず死ぬ人間が多いことなんだ」とシミジミ語らせていました。
・・・かなりメッセージ性が強いですよね。
もしかしたら小朝師匠も身近でそういう方がいたのかもしれない。そしてこの『死神』のサゲを作ったのかもしれない。月並ですが、そんな気が致しました。


しかしメッセージ性がありながらも重くない。
粋でイナセな小朝師匠らしい明るく洒脱な江戸落語。
評価は様々なようですが私は好きです(死神だけじゃなく他も)。
極上の2時間、ありがとうございました



                         お後がよろしいようで。



shizutamarakugo at 19:30コメント(8)トラックバック(0) 

2013年05月25日

昨日は午後半休を取り、「柳の家の三人会」へ行ってきました

落語のために休むなんて久しぶりだわ~(^∀^)
と言うのもこの会、18時開場・18時半開演なんですよ。び、ビミョー
前回ここに来た時もそうでしたが、なんで19時とか19時半にしないんですかねぇ。18時に船橋に来れる会社員ってなかなかいないと思うんですが・・・ま、私はダメOLなんで行きますがね(笑)

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皆に「意外~」驚かれ、その驚かれっぷりにむしろ驚きましたが、私にとって正真正銘、初・喬太郎師匠でした。
「今年初とか今月初じゃないの!?」とまで聞いてきた人がいましたが、いやフツーに人生初っす(爆) 何度も言ってますが私 “チケット争奪戦” が苦手なんで、師匠くらいの人気者になると見れないんですよ  
だから東京モンが敬遠する千葉の片田舎に来てくださり本当に感謝ですv( ̄∇ ̄)v

喬太郎師匠というとSWAのイメージが強く、今回も新作かな?? と思いましたが意外にも古典でした。そして、これほどまでに古典も面白く演じられる方なんだな~とビックリ。噂に聞いていた喬太郎師匠らしい時事系くすぐり満点(あまちゃんネタとかw)。間男のマヌケさ・女房のしたたかさ・そして何も知らないオトボケ亭主の対比がたまらない、今まで聴いた中で一番面白い『紙入れ』でした

トリの市馬師匠は客層(普段あまり落語を聴かない地元のじいちゃんばあちゃん?)を意識してか、亡き小さん師匠のネタで軽めのマクラ。私は見た事ないんですけど、「あさげひるげゆうげ」のCMって随分長くやってたんですかね。周りのおじいちゃんおばあちゃん達は大きくうなずき「家で食べてるところ見たことない」の定番ネタに大笑いしてました♪ 
そしていい感じに客席が温まったところでスッと『片棒』に・・・ここら辺の間合いは流石ですね。お得意の木遣りも朗々、大変気持ちが良い片棒でございました(*'-'*)


・・・「下総のビバリーヒルズ(by喬太郎)」、船橋。
相変わらず穴場です。客の入りは8分ほど。お陰様でチケット争奪戦が苦手な私も悠々と初・喬太郎師匠を堪能することが出来ました  
今後も千葉県内に色んな方が来られることを祈っています(´∀`)




               お後がよろしいようで。



shizutamarakugo at 13:03コメント(8)トラックバック(0) 

2012年07月06日

 

昨日は久しぶりに落語を聴くため半休を取りました
これは2日前お誘いを受け、急遽決まった予定。まだまだ月初の忙しい最中ですがまぁ人間この程度の “ちょっとした楽しみ” は必要でしょう(←言い訳w

普段ならあまり平日の落語会は行かない主義なのですが、今回は顔付けと木戸賃を見て「これならば」と即決しました。
なにせ春風亭小朝・春風亭一朝・春風亭一之輔・桃月庵白酒・林家正楽・・・この錚々たる顔付けで全席指定3800円(´∀`)    船橋という場所も影響しているかもしれませんが、かなりコスパが良い会だと思います。しかも予約したのがギリギリ2日前だったのに、16列目の中央通路側が空いてたんですよね   私的には嬉しいけど、興行的に大丈夫か?? いくら船橋でも売れ残り過ぎでは・・・やっぱり時間か?? 
18時だと東京から仕事終えて来る人は間に合わないもんね~(現に私も半休取ったし)

一之輔師匠の真打昇進披露興行なのでガラガラだったら気の毒だなぁと思いつつ向かったところ、まぁガラガラではないものの後ろの方はかなりの空席がありました。うーん(≧ヘ≦) ムゥ

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●白酒さん、登場して真っ先に「後ろの方が若干淋しゅうございますがこれぐらいがちょうどいい。席の移動はご自由に。あらゆる角度から楽しんでください。」と客席を沸かせる。相変わらず場をイジるのが上手い。お披露目の席では普段おごらなくていけない後輩から酒をおごってもらえてうれしい・・・と酒の話から入り「替り目」。
●小朝さん、生で拝見するのは初めてでしたがいやぁ面白い!! 香川照之さんの話題から定番の「歌舞伎の客は気取っていて落語の客は庶民的」で笑いを取り、野田総理(船橋出身)で下げる。軽快かつ軽妙で30分の持ち時間があっという間でした。ネタは「扇の的」。
●一朝師匠、寄席のお披露目では封印していたらしい“いっちょうけんめい頑張ります”を仰ってくださいました(笑)  そしてご本人は気を利かせ「八五郎出世という一席でした」と締めましたがボードを見たら思い切り「妾馬」。いいですね~、船橋市。
●正楽師匠は相変わらずお見事としか言い様がない。今日の客は七夕・屋形船・一之輔さん・・・リクエストした3人ともキチンとお礼を言って御祝儀を渡していました。珍しく携帯電話も一度も鳴らなかったし、客質が良かったのかな。
●主役の一之輔さん、白酒さんと同じく客席を見渡し「弁当箱が寄ったような(客の入り)」と後ろの空席をチクリ。しかし千葉県野田市出身という利点を活かし「船橋の人は東武線が通っていることを隠しすぎw」と爆笑を取っていました。ネタは大和田落語会でもかけた「子別れ(子はかすがい)」・・・いやぁ何度聴いてもいいですね! こまっしゃくれた亀ちゃんが可愛くてなりません。


などと珍しく1人1人感想を書いてしまいましたがそれだけ内容が濃かったということ。3時間という長丁場でしたが長さを感じさせませんでした。立派な一之輔師匠の晴れ姿も(末廣亭以来)見ることが出来、ジーン・・・
無理して半休とったせいで今朝は2時間早く出勤し仕事するハメになりましたが、まぁたまには良いでしょう。こうやって趣味の合間に仕事(逆?)をし生きてゆければ幸せかなと思うのでした(^_^)ニコニコ


   
                  お後がよろしいようで。


【追伸】
ところでボードの朝也さんの演目ですが「たらちめ」になってますよね。私てっきり「たらちね」の書き間違いだと思い“惜しい!”と笑っていたのですが、林家の流れだと「たらちめ」でやる人が多いとのこと。知らなかったわ~
 いやいや先入観って恐ろしいですよね。たらちねにしか聴こえませんでした。まだまだ知らない事って多いですね。教えてくださった、いーふろん亭の席亭様には感謝致します。

 



shizutamarakugo at 19:59コメント(6)トラックバック(0) 
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