らくだ

2011年11月27日

甚語楼師匠の独演会に行ってきました。
今月は甚語楼師匠2連発です(●´ω`●)

111126_1626~000111月26(土) 柳家甚語楼の会

柳家 おじさん 開口一番
柳家 甚語楼 「らくだ」
     ~仲入り~
柳家 ほたる 「代書屋」
柳家 甚語楼 「崇徳院」

プログラムを見た瞬間、 “いきなり「らくだ」ですか師匠”、 と思いましたw  長いですからね~。普通トリに持っていくのでは・・・
と思っていたら師匠がマクラで説明を始めました
今日は1時間かけて「らくだ」をやるので自分の体力・皆さんの気力が残っているうちにやってしまおうと思い先に持ってきました。そして後半はホッとリラックスし聴いて頂きたい。プロデューサーとしてはいかに皆さんに気持ち良く笑って帰って頂けるか工夫してるんですよ、と(笑)  なるほど、流石は師匠です(*´ェ`*)

しかしこの「らくだ」は凄かった。久しぶりに身を乗り出して落語を聴いてしまいました 1時間と宣言していたので時計を見ていたら、「かんかんのう」を踊り終えた時点で35分。ここまで意外とアッサリしていたので1時間かからないのでは?? と思いましたが、ここからが丁寧でした。落合の焼き場に死体を持って行き、願人坊主に「ひや(冷や)でいいからもう一杯」と言わせるサゲまで聴いたのも久しぶり(前回聴いたのは誰だったかな?)  気の弱い善良な屑屋・酒を飲み始めちょっと饒舌になった屑屋・いつの間にやら「兄貴」と呼ばれ立場逆転した屑屋。この演じ分けが自然で特に素晴らしかった。反比例しどんどん情けなくなってゆく “元・兄貴” も可愛い♪

あっと言う間に「らくだ」終了。時計を見たらキッカリ1時間でした。
う~ん、全く長さを感じさせない・・・(≧ヘ≦) ムゥ
最近は落語を聴いていても疲れて眠ってしまったりモゾモゾしてしまうことが多かったので、「これが惹き込まれるということなのね」と感動しました。高座中、私は落語の世界にいたようです。師匠ありがとう


ちなみに昨日は落語仲間さんが一緒でした。いつも落語は1人で行くことが多いので、お連れ様がいるのは珍しいことです。当然のごとく甚語楼師匠に教えて頂いた「浜松亭」という居酒屋で2人打ち上げ(笑)
「らくだ凄かったですね~」と唸りながら飲む酒はまた格別 
年齢も業種も違い、お会いするのも2回目という方でしたが、同じ感銘を受けた後なので話題には事欠きません。また一緒に甚語楼師匠を追おうということで話はまとまりました(笑)

落語とお酒、これ最強の組み合わせです('▽'*)ニパッ♪


 
                       お後がよろしいようで。



shizutamarakugo at 15:11コメント(9)トラックバック(0) 
猫ムスメ

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