吉葉

2013年06月02日

国技館を出るとそこは大勢の人・人・人・・・(((( ;゚д゚)))
「危ないですから立ち止まらないで下さ~い!警官の指示に従って下さ~い!」と叫ぶ拡声器の声が危機感を煽ります。知らなかったんですが千秋楽って終わった後すぐ「優勝パレード」があるんですね。優勝力士がオープンカーで手を振るらしい。そうか、それでみんな君が代を歌い終えるとすぐ表彰式も見届けずにそそくさ出ちゃったんですね。パレードの場所取りだったんですね。納得です。

とりあえずパレードは予定に組み込んでいなかった私達。人混みを掻き分け、急いで予約を取ってあった『割烹吉葉』さんに向かいました。国技館を出て駅とは逆方向に10分程歩くと到着です。
この吉葉さん、ちゃんこ屋が乱立する両国の中でもかなりの有名店らしい。なんと店のド真ん中に土俵があるんですよ  しかも “作りもの” の土俵じゃなく、本物・・・。「宮城野部屋」という今は無い相撲部屋の建屋と、横綱吉葉山の名前を譲り受け、店にしたそうです。

吉葉1吉葉5











流石は元相撲部屋だけあって建物も重厚。歴史を感じさせます。私達の席は早目に予約を取った甲斐あり本当に土俵脇の一等席でした
ちなみに店内は2階まで超・満席。相撲帰りの団体さんでごった返しており、予約無しで来た人達は断られていました。抜かりなく予約を取ってくれたツレに感謝です。

吉葉3吉葉6











箸置きも可愛い吉葉さん(笑)
メインのちゃんこ鍋も、ダシがきいていて具もシッカリ。美味しかった!! これに刺身の盛り合わせとデザートが付いて5250円のコースでした。かなりお腹が空いていたので夢中になって食べていたら、突如、大柄な男性と女性が登場。土俵の上でゴスペル歌手(女性)による生の相撲甚句の披露が始まりました。横浜のゴスペルグループで活躍している方だそうです。司会っぽい男性は秋田出身の民謡歌手で、ゴスペルの女性とは親子とのことでした

歴史ある重厚な建物の中、力士が汗を流した土俵を横目に相撲甚句を聴きながら食べるちゃんこは格別。大相撲観戦に相応しい締めくくりと言えるでしょう。


・・・人生初の大相撲観戦にして千秋楽という贅沢。
“日本人なら一度は” と思っていたので、夢が叶った気分です。
Sさん、何から何までご尽力頂き有難うございました(T_T)
なるべくまとめたつもりではありますがまだまだ書き足りないことは沢山あります。また7月の大和田落語会にてお話しさせて頂けると光栄です(^_^)ニコニコ




                 お後がよろしいようで。



shizutamarakugo at 18:56コメント(6)トラックバック(0) 
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