宮本武蔵

2010年01月13日

NHKで「坂の上の雲」をやっていましたね。第1部が終わったところですが、見ましたでしょうか 「竜馬がゆく」や「燃えよ剣」と並ぶ、司馬遼太郎の代表作の1つですから、ファンも多いことでしょう。
ところで年間100冊以上の本を読む私ですが、不思議と司馬氏には手を出していませんでした。それは、彼の作品は非常に長いから 読み始めると寝食忘れて一気読みする私ゆえ、手を出したら最後、ロクなことにならないと、我慢していました( -д-)ノ 091228_2003~0001

でも、遂に借りちゃったんです「宮本武蔵」。そしてハマりました武蔵の魅力に・・・  これは司馬さん晩年の作品です。彼には珍しく1巻だけと短く、内容もコンパクトによくまとまっています。“仕事というより趣味で書いたんだな”感じられる作品でした 
それでは語りましょう、私が選ぶ武蔵の魅力ベスト3(o^∇^o)ノ


1.当時の武芸者にしてはインテリで、芸術家の一面もあった。
・・・大変わかりやすい言葉で武芸の心を語ったため、富豪や大名にも可愛がられ、生涯お金に困ることがなかったそうです。
2.大変な女嫌いで、生涯ただ一人の女性も近付けなかった。
・・・硬派なところがステキ♪♪
3.最後、殺されたり野垂れ死んだりしない。
・・・実は私にとってはコレが一番重要。最後ヒーローが無残な死を遂げる作品は、どんなに良くてもガッカリして観た(読んだ)ことを後悔しちゃいます。ちなみに武蔵は62歳で死んでいますが、洞窟で座禅中に病死したそうです。

当時、破天荒でメチャクチャな生き方をするのが普通だった武芸者の中で、武蔵は異質だったようです。けっして戦いを好まず、刀を作り、芸術を語ることが出来る人でした。でもメチャメチャ強い!! ここが女子のツボですな 

こんなことを嬉々と語る私って、腐女子なんでしょうか( ̄ー ̄)ニヤリッ

                           お後がよろしいようで。



shizutamarakugo at 21:33コメント(0)トラックバック(0) 
猫ムスメ

猫ムスメ