巴家

2015年04月18日

 
神田にレトロな中華料理屋があります。
「中華料理屋」と言うより「街のラーメン屋」かな
驚くなかれ、創業大正8年。

150416_1337~01
外観からしてイイ。
駅前の賑やかさとは無縁の静かな小径にひっそり佇む白のれん。
中が見えないためやや入りにくいですが、勇気を持って開けてみましょう。そこには “ザ・昭和” な風景が

4人がけのテーブル席が8つ。ただそれだけ。カウンターなど無い。変な装飾も無い。威勢のいい店員もいない。従業員は皆おば(あ)ちゃん。簡素で清潔。かかっているテレビは当然NHK(笑)

このお店、麺から作っているラーメンが評判なんです(店内で手打ち)。
そして、その麺がやたら長いことでも有名。
なんと平均88センチ!!! す、すすりきれない・・・
でも細いストレート麺でとても食べやすい。手作りならではの素朴な味わいです。スープもシンプルな醤油味。担々麺とか巴そばとかメニューは色々あるけれど、私は普通の「ラーメン」がお勧め。具はチャーシューとメンマとネギがちょちょっとだけ。この簡素さが潔い。最近のゴテゴテした、“こだわり” たっぷりのラーメン屋に見習わせたいシンプルさなのです(●´ω`●)

一番エライのはその値段。
なんと東京にありながらラーメン単品500円。
価格は長年変えていないそうです。ランチセットもA・B・Cとあり、全て820円。昼時は飲食店に目が肥えている神田サラリーマンで連日行列が出来ています(そしてそんなおじさん達に混じって平然とラーメンをすする私です)。

150416_1326~01
写真は「ランチセットA」。
ラーメン・半チャーハン・焼売で、820円(この焼売がまたお薦め)。

決して抜群に旨い訳ではありません。でもなんかホッとする。
子供の頃、家族で行った大衆食堂を思い出す。
500円のラーメンが大ご馳走だったあの時代・・・
遠い昔に思いが戻る、そんなお店なのです。
  



                   お後がよろしいようで。





shizutamarakugo at 19:00コメント(4)トラックバック(0) 
猫ムスメ