新正堂
2011年12月14日
今日は12月14日。
そう、かの有名な赤穂浪士が吉良邸に討ち入りした日でございます
正確には「12月14日深夜」なので「12月15日未明」になるのかもしれませんが、まぁ一般的には今日が討ち入り記念日で通ってますね♪♪
忠義や自己犠牲・・・日本人の大好きな要素が盛り沢山!!
いつの時代も愛され続ける「忠臣蔵」ですが、私は忠臣蔵というと、亡き立川談志師匠の言葉を思い出してしまいます。
『でもね赤穂藩には家来が300人近くいたんだ。総数の中から47人しか敵討ちに行かなかった。残りの253人は逃げちゃったんだ。逃げた奴らはどんなに悪く言われたか考えてごらん。落語はね、この逃げちゃった奴等が主人公なんだ』 ・・・そして家元はここで有名な『業(ごう)の肯定』を語ります。理性ではどうにもならない人間の心の働きが業。駄目な奴を認め、業を肯定するのが落語なのだ、と。
確か「現代落語論」か「赤めだか」でこの文章を読んだと思いますが、忘れられません。なんとも家元らしいお考えですネ(*'-'*)
・・・とまぁ、よく知りもしないクセに語ってしまいましたが、「忠臣蔵論」「家元論」はもっとディープな方々に譲るとして(笑)
私が言いたいのは、最中です も・な・か ←(゚∇゚ ;)エッ!?
新橋に「新正堂」という一軒の和菓子屋があります。
何を隠そうこの新正堂、浅野内匠頭が切腹して果てた田村右京太夫屋敷の跡地にあるのです 詳しくはお店HPの「歴史探訪」を読んでください。http://www.shinshodoh.co.jp/index.htm
この「切腹最中」が美味しいのなんの・・・( -д-)ノ
実は私も新橋に事務所を構える顧問税理士から “ミスしたお詫びの品” として戴いたのが最初だったのですが、思わず「ウム、許してしんぜよう」と唸ってしまう旨さでした(笑)
ネーミングとビュジュアルのインパクトで奇を衒(てら)っている感もありますが、そんな必要全くなし。甘さ控え目の餡子・シットリした皮・モチモチの求肥(ぎゅうひ)・・・どれを取っても文句なしの逸品です
あ~食べたい。
討ち入り記念日だし、会社帰りに買いに行こうかしら♪♪ と思いましたが今晩は落語会じゃん(笑) 週末になったら新橋へ行き、赤穂浪士の健闘を偲びたいと思います(*'-'*)
お後がよろしいようで。