春風亭朝也

2015年02月16日

今回の大和田は、春風亭朝也さん・春風亭一蔵さんによる兄弟会
お2人とも一朝師匠のお弟子さんです。同年代の演者さん達による2人会、楽しみだ~(*´∇`*)

1
演者2人とも二つ目というのは久しぶりでしたが、流石は席亭。顔付けに間違いはありません。これほど満足度の高いニつ目の会が有ったでしょうか。その実力の程には本当に驚かされました。特に一蔵さん。兄弟子の朝也さんはNHK新人落語大賞の “チャンプ゚” ですので上手いのは皆知っています。私も浅草で何度か拝見してるし、昨年末は一緒におでんまで食べてます。しかし一蔵さんは伏兵だった(←自分が知らなかっただけなのに失礼w)

大きな身体によく通る太い声。最初マクラではボソボソ喋る人だなぁと思いましたが『阿武松』が始まると一変。大飯喰らいの青年が苦難を乗り越え名横綱となるまでのサクセスストーリー。一蔵さんの身体全体から繰り出されるその名調子に皆、身を乗り出す。まるで本当に相撲を見ているかのような臨場感。夢中で聴いていたらもう横綱になってました(笑)。いや~素晴らしい。正直、前回「朝呂久」として出られた時の高座は全く記憶にありません。あれから僅か3年。前座から二つ目となりまだ間もないのに、腕を上げられたものだ。きっと長吉ばりの精進があったに違いない・・・と感心しきりなのでした(余談ですが自分より2つ若いのに中学生のお子さんがいらっしゃる事実にも感心)。

1
抽選会では珍しく色紙が当たりました。
しかし打ち上げが終わって帰ろうとしたら別の色紙になっていました。
「色紙入れ替えの謎」がミステリーでなりません。


・・・なにはともあれ大盛り上がりの大和田落語会。
次回3月は「三遊亭円馬独演会」です。芸協のホープとしてご活躍の円馬師匠、大和田にも何度か出演されてますネ。来月もきっと大勢のお客様で賑わうことでしょう。楽しみにしています


                   

                  お後がよろしいようで。




45














67














【写真】
今回も打ち上げは素晴らしい美食・美酒。
特に席亭が朝早くから船橋市場で仕入れてきて下さった本鮪のお刺身と、河豚の天麩羅が感涙モノの美味しさでした。いつも心の込もった沢山の御馳走、本当に有難うございます(T_T)

















shizutamarakugo at 19:00コメント(8)トラックバック(0) 

2014年12月09日

実に6週間ぶりの落語会でした
10月の「さくら寄席」以来というから恐ろしい。
趣味に割く時間が作れないのは情けない限りです。

13














反省しつつ向かった先は『茶や あさくさ 文七』さん。
ここで3ヶ月に一度、友引の日に行われている「文七ともびき落語会」。落友さんが常連なため、私も3度目の参加です。

【文七ともびき落語会 12月8日】
春風亭 朝也 「金明竹」
三遊亭 歌扇 「天狗裁き」
    ~仲入り~
春風亭 朝也 「あくび指南」


朝也さんは今年10月『NHK新人落語大賞』で優勝されました。
この賞はNHK主催の、若手にとって登竜門的なコンクールです。
そこで優勝されるとは大したもの。私もテレビで決勝戦を見ましたが、「やかんなめ」という変わった演目で文句ナシの優勝を果たされていました(お世辞抜きにダントツで上手かったです)。
あれから1ヶ月半。だいぶお仕事が増えられたそうでノリにノッた朝也さん。優勝ネタで笑いを取りつつ「金明竹」。前半からたっぷりフルバージョンは珍しい。聴かせてくれますね♪ 言い回しの部分が流石お見事。二席目は「あくび指南」、熊と先生の対比が滑稽で楽しかった。いつもこの演目の最中はあくびが出ないか緊張するので、朝也さんの “あんまりやると本当にあくびするお客さんがいるから” には苦笑いでした(●´ω`●)

終演後、これまた久しぶりに打ち上げ参加。
「おでん」と聞いたからです(笑)
“浅草の横丁のおでん屋”なんて、聞くだけで美味しそうですもんね
85














演者さん含め7名で乾杯。
美味しいおでんと濃ゆい演芸談義で身も心も温まりました。
やはりどれだけ忙しくてもこういう時間は持ちたいものです。
今月はあと2~3回、落語会に行くぞ
梅干サワー片手にそう決意するワタクシでした。




                    お後がよろしいようで。


shizutamarakugo at 19:00コメント(8)トラックバック(0) 
猫ムスメ

猫ムスメ