橘ノ圓満

2012年07月17日

いや~暑かったですね
灼熱地獄の3連休でした。
3連休最終日の昨日、谷中の「ひみつ堂」は3時間待ちだったそうですよ~( ´∀`)つ

さてそんな猛暑日の連休でしたが、日曜日は大和田落語会でした
先月はどうしても帰省と重なり行くことが出来なかったので、2ヶ月ぶりの大和田です。ワクワク~♪

今回は桂平治師匠・橘ノ圓満さんという落語芸術協会のお2人。
普段あまり芸協にはご縁がないので、お2人とも生で拝見するのは初めてでした。でも平治師匠は9月に文治を襲名するからか?? 最近露出が多いようで、テレビで何度か拝見しています。千原せいじに似てるなぁと思ってましたが、やっぱ似てました~(笑) 
下がり眉がとっても素敵な師匠です(´▽`)

120715_1734~0001今回の大和田落語会はまた特別でした。何故って、“珍しいネタ祭り”だったから 4席中3席が初めて聴くネタというレアさでした。

圓満さん1席目の『にゅう』なんてタイトルからしてもう変わってますw ちなみに“にゅう”とは傷のこと。打ち上げで圓満さんに伺ったところ、この噺はれっきとした圓朝作なんですね 
でも「恐らくもぅ滅多に聴かないと思いますよ」とのことでした。

平治師匠1席目の『擬宝珠』、そもそもなんて読むの?? って感じですが、正解は『ぎぼし』です。私も初めて知ったのですが、橋や寺の欄干に付けられているネギみたいな飾りを擬宝珠というんですネ。秘かに金物を舐めるのを趣味とする若旦那が浅草寺の五重の塔の擬宝珠舐めたさに寝付いてしまうという奇想天外なお噺でした。私も途中までてっきり『崇徳院』だと思っていたので、「なんだこの噺、崇徳院じゃないんだ!」に爆笑でした 尚、このネタは喬太郎師匠から教わったとのことなので、喬太郎さんの落語会に行っていればそのうち聴く機会があるかもしれませんネ♪

圓満さんの2席目『豊竹屋』含め、こんな珍しいネタを立て続けに聴けるとは思えませんでした。これも128回続き、大抵のネタは出尽くしている大和田落語会ならではと言えるでしょう。噺家さんにとってはネタ帳をめくりながら唸ってしまう状況だそうですが(笑)、まだまだ落語初心者の私にとっては大変有り難いこと。良い勉強になります。有難うございました


ちなみに今回私はHPのキリ番をGetし無料で入らせて頂きました しかも前回はツレが雑誌の懸賞でペアチケットを当ててしまい、無料で入っています。じょ、常連なのに申し訳ない(;´Д`)
そのお詫びと言ってはナンですが、「富士高砂酒造」のお茶入り梅酒を差し入れさせて頂きました。富士宮に昔からある酒造で、ここの梅酒はフルーティーで美味しいと地元でも人気なんです。ちょうど帰省した時、父の日のプレゼント用に日本酒を買ってあげようと蔵に立ち寄ったため、ついでに “そうだわ” と思いつき、浦安に配送してもらいました。ま、日本酒ではいつも高級品を差し入れて下さる皆様にとても太刀打ち出来ないので梅酒で誤魔化させて頂いた感もありますが、ちょっとでも“アルコール分の足し”になって頂けたら幸いです( -д-)ノ


8月はお盆があるため大和田落語会はお休み。
9月は久しぶりに馬生師匠・馬吉さんの親子会。
さぁ皆様早目にLet's予約ですよ~(⌒-⌒)



                     お後がよろしいようで。





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今回も美酒美食のオンパレードで酔いしれてしまった打ち上げ。
平治師匠・圓満さんとも沢山お話が出来て嬉しかったです
この距離の近さが大和田落語会、最大の魅力ですね(^_^)ニコニコ



shizutamarakugo at 19:24コメント(10)トラックバック(0) 
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