江戸家まねき猫

2014年12月22日

2ヶ月ぶりの大和田落語会でした
忙しさに負け大好きな場所に行くことが出来ないのは情けない限りです。

さてそんな久しぶりの大和田は少し変わった趣向でした。
【まねき猫と小痴楽・昇々の会】
そう、落語ではなく、江戸家まねき猫師匠の「動物ものまね」がメインだったのです
イメージ的には大御所の姐さんが弟分2人を従えて来た感じ(笑)

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【江戸家まねき猫】
まずは昇々さん・小痴楽さんを1人ずつ呼んでのオープニングトーク。やけに仕切りが良い・・・と思ったらラジオでご自分の番組を持っており既に放送回数が50回を超えているとのこと。納得です。アドリブに慣れている感じがすごい。動物ものまねの大家でありながらトークのプロでもあるんだなと実感。「姐さん」の貫禄抜群でした。

【春風亭昇々】
長い。マクラで終わるかと思った。師匠である昇太さんの話からお母様の話まで被せる被せる(特にお母様の話が長かった)。このペースだと落語は軽めで終わるなと思ったらまさかの『お見立て』。始まった瞬間、客席が“えっ”という空気になりました。どちらかもう少し軽くても良かったんじゃないかな。

【江戸家まねき猫】
まずはご自身の芸歴から。8歳の時に出されたレコードの歌声を披露。
お次は「動物ものまね」について説明。まねき猫師匠は江戸家猫八ファミリーの一員で、四代目・猫八の妹さんなのですが、江戸時代には動物ものまねの芸人が沢山いて、『猫八』というのはその総称だった(猫の鳴き声を8通りの声色で演じ分けられることからそう呼ばれた)というウンチク。大変勉強になりました。猫八ってそういう意味だったんですね。『猫』だけに長年気になってましたがようやく謎が解けました。
そしていよいよものまね。「河童の鳴き声」という “それはものまねですか(笑)” をストーリー仕立てにして演じる見事さよ。もっとジックリ拝見したかった。本当に惚れ惚れ。

【柳亭小痴楽】
モジャモジャ頭でいかにもヤンチャな若者という感じ。クラスにいたなぁこういう男子。でもなんかイイ。勉強は本当に苦手そうだけどこういう人がいわゆる「天才型」なのかもしれないと思いました。ある特定の分野で抜きん出た能力を発揮するタイプですね。いかにも新作をやりそうなルックスで繰り出す古典落語は勢いがあり気持ち良い。若さ溢れるキラッキラな一席でした。芸協の中では夢吉さんに次ぎ注目(自分メモ)。



・・・今回、体調がイマイチだったため打ち上げは不参加。
まねき猫師匠に「猫耳」の事を伺えなかったのが残念でなりません 
でもこういう季節柄ですから仕方ないですね。またそのうち機会があるでしょう。その時は「私も猫です」と自己紹介させて頂きたいと思ってます(^_^)ニコニコ



       
                  お後がよろしいようで。







shizutamarakugo at 19:00コメント(12)トラックバック(0) 
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