田中啓文

2015年04月03日

【星5つ☆☆☆☆☆】
●「京へ上った鍋奉行」田中啓文 ●「夜また夜の深い夜」桐野夏生 ●「睦月童」西條奈加 

【星4つ☆☆☆☆】
●「危機」野口卓 ●「オジいサン」京極夏彦 ●「努力とは馬鹿に恵えた夢である」立川談志

【星3つ☆☆☆】
●「Wonderful Story」伊坂幸太郎 ●「犯罪ホロスコープⅡ」法月綸太郎 ●「奴隷小説」桐野夏生


・・・以上、計9冊
今年に入ってから不振続きの読書量ですが、今月はまた一段と少ない(泣)。一桁なのは記録を始めて以来初かもしれません。
やはり残業が多くなかなか「風呂読」出来なかったこと、休みの日はずっと封筒のシール貼りを手伝っていたこと(また注文が入ったんですよ、今回は4千枚)、が原因かと思います。

内容もまたふるわなかったなぁ。あまりガツンと来る1冊がありませんでした。強いて言えばずっと追いかけている田中啓文さんの鍋奉行シリーズの新作が読めて嬉しかったかな。あと、桐野夏生さんの「夜また夜の深い夜」はスリルに満ち溢れていました。ナポリのスラムに隠れ住む日本人母子の秘密とは? 母親は何の罪を犯したのか? 暗く深く重い桐野ワールド全開な一冊。これは結構オススメです

・・・と、あんまり熱が入ってなくてすいません(笑)
脳が読書寄りになってないんですね最近
まぁこういう時もあるでしょう。しばしの休憩です。
4月はガツンと来る一冊に出会えることを祈りつつ・・・



                  
                    お後がよろしいようで。

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2013年10月06日

浦安駅構内に、『はなまるうどん』ができました
いわゆる「駅ナカ」というやつですね(^∀^)
ちなみに浦安駅は利用者数が多い割にとても小さな駅(改札も一箇所だけw)で、他に飲食店はありません。と言うかテナントスペース自体3軒分しかなく、以前はそのうち1軒に『一口茶屋』さんが入っていましたが、今年3月に撤退。2軒のドラッグストアだけが残っていました(ナゼ同じ業種を入れる!?
そこに来ての『はなまるうどん』登場。浦安市民、狂喜です(笑)

何度か書いてますが私、“うどんっ食い”でして、蕎麦よりうどん派(落語ファンにあるまじき発言♪♪♪)
ランチでもよくうどんを食べますが、意外にも『はなまるうどん』は行ったことがありませんでした 会社の近くに無いからなんでしょうね~  そもそもセルフのうどん屋を利用すること自体ほとんど無いので(丸亀製麺に何度か行った程度)、ちょっとドキドキしましたが勇気を出して入ってみました(・∀・)


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会社帰り、夜21時半くらいだったので控えめに「コクうまサラダうどん(小)」を注文。相変わらず野菜強化月間は続いています(笑)。
って言うかセルフのうどん屋って “小” というサイズが有るのですね~(((( ;゚д゚))) はなまるうどんだけかしら!?  他に行かないのでよく分からないけど、なんにせよこれは大変ありがたい。遅い時間にチョット小腹を満たしたい時、助かります。しかもこれで399円!! 安ッ 
メニューを見ると一番安い「かけ(小)」だと105円で食べられるようで、安さに感動しました。本当にファーストフード的存在ですね。味も意外とシッカリしていて私は丸亀製麺より好きだったなぁ。日本中にセルフうどんブームを巻き起こしたのもよく分かります(^_^)ニコニコ

・・・ところで話は変わりますが、私の大好きな田中啓文著『鍋奉行犯科帳シリーズ』に第2弾『道頓堀の大ダコ』が出たので早速読んでいたら、第1話目が『風邪うどん』でした。
泥棒だった父親を磔(はりつけ)にされた江戸と大阪の兄弟が主人公に復讐を試みる話ですが、それに絡め、うどんと蕎麦のウンチクが満載 超ウザイ江戸の侍も出てきて抱腹絶倒(笑)  
「蕎麦vsうどん」=「江戸vs大阪」なんすよね!!!!!

これを読むとますますうどんが食べたくなる。
オススメの一冊でございます(o^∇^o)ノ



                        お後がよろしいようで。



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2012年10月30日

【都築道夫】

『なめくじ長屋シリーズ』 (内、何篇か)
主人公はセンセーと呼ばれる砂絵描きの浪人。
都築さんは夭逝した噺家・鶯春亭 梅橋の実弟でもあります。

【北村薫】

『円紫さんと私シリーズ』
主人公は女子大生である「私」と噺家・春桜亭円紫。
このシリーズは柳家三三師匠が「柳家三三で北村薫」と題する一人芝居として公演されたことでも有名です。

【田中啓文】

『笑酔亭梅寿謎解噺シリーズ』
主人公はトサカ頭の噺家・竜二。
田中啓文さんは創作落語の作者としても活躍され、桂九雀師匠と親しいらしい(よく師匠のツイッターに登場する)。今年12月には、この梅寿シリーズを舞台化されるそうです。

【大倉崇裕】

●『落語シリーズ』
主人公は落語専門誌の新人・間宮と編集長・牧。
●『オチケンシリーズ』
主人公は気弱なオチケン部員、その名も越智健一(おちけんいち)

【愛川晶】

『神田紅梅亭寄席物帳シリーズ』
主人公は高校職員の亮子とその夫の噺家・寿笑亭福の助。
このシリーズも、中に出てくる噺を柳家小せん師匠が実際に演じています。ちなみに愛川晶さんはずっと女性だと思っていたのに実は男性だと最近知ってビックリ(笑)


☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆



以上、私が今まで読んだいわゆる「落語ミステリー」です

一括りに落語ミステリーと言っても色々ですね。落語にまつわる事件の謎解き、落語的考え方で事件を解決する謎解き・・・それぞれの作風があります。また、軟派なものから硬派なものまで様々ですが、基本的に「落語を知らない人でも楽しめる」というのが“誉め言葉”になっている気が致します。ま、根底はミステリな訳ですから当然ちゃ当然ですがね

ちなみに読み易い・読み難いは別として私が一番“よく出来ているな”と思ったのは、都築道夫さん『なめくじ長屋シリーズ』の中の一篇「らくだの馬」です。落語の演目「らくだ」を推理小説化したものですが、最後に落語に戻りサゲまでつけているところがお見事。読了後、しばし満足感に浸ることが出来ました(゚∀゚)アヒャヒャ


尚、『なめくじ長屋シリーズ』はフォロワーのナカトミ様から、そして『円紫さんと私シリーズ』・『オチケンシリーズ』はオスカー様から教えて頂き、読んだものです。いつも皆様に実のある読書情報を教えて頂き本当に感謝しております

世の中にはまだまだ私の知らない落語ミステリーがあるかもしれません。これは読んでいないのか!? というオススメ情報をお持ちの方は是非教えてください(笑)
そして秋の夜長、何か良書はないものかとお考えの方がいらっしゃいましたら是非「落語ミステリー」という分野もあることをご記憶ください




                     お後がよろしいようで。


shizutamarakugo at 19:38コメント(4)トラックバック(0) 

2011年08月10日

【1位】 「みをつくし料理帖シリーズ」 高田郁 著

天性の料理の才能を持った少女・澪が、ある事情で上方から江戸へ渡り、腕一本で生きてゆく物語。幼馴染である花魁との再会や、憧れの侍との恋模様など、今一番新作の発表が待ち遠しいシリーズ。上方と江戸の食文化の違いなど、勉強にもなる。読んでいてお腹が空くこと必至。

【2位】 「笑酔亭梅寿謎解噺シリーズ」 田中啓文 著

上方落語界が舞台の謎解き物。力づくで名人・笑酔亭梅寿師匠に弟子入りさせられた金髪トサカ頭の不良・竜二が、様々な事件を解決しつつ噺家として成長してゆく短編シリーズ。梅寿師匠の強烈なキャラもさるものながら、竜二がどんどん落語の魅力にハマる様が楽しい。江戸落語にはない演目も多く、たまには上方落語も聴いてみるか~と思わされる。

【3位】 「神田紅梅亭寄席物帳シリーズ」 愛川晶 著

こちらは江戸落語界が舞台の謎解き物。人気若手二つ目・福の助とその妻亮子が、落語にまつわる様々な事件を解決してゆく短編シリーズ。病気療養中の師匠・馬春が「アームチェア・ディテクティブ」として啓示的な一言を与える。落語とミステリを見事に融合された秀逸作品。小説の中で登場する改作落語を、小せん師匠がそのまま演じる落語会を開いていることでも有名。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.


以上、私が31歳の1年間で読んだ126冊の本の中で、良いと思った作品ベスト3です 
あくまで私が読んだ中ということで、新作という訳ではありません
発売年数もバラバラだし、ジャンルもバラバラなので、何の参考にもならないと思いますが悪しからず( -д-)ノ

・・・昨年度は、奇しくもシリーズ物に恵まれた1年でした。
特に1位の「みをつくしシリーズ」と2位の「笑酔亭シリーズ」は、ツイッターを通じ読書仲間から薦めて頂いた作品(*'-'*)
普段、自分では手にしない作家さんの作品にも出会うことが出来、こんな所でもソーシャルネットワークの偉大さを実感しています。

本は私の生きる糧であり、読んだ活字は全て私の血となり肉となっています。「本読み人」であることに、どれだけ救われてきたことか分かりません。一冊の本が人生を変えることもあります。
若者の活字離れが叫ばれている昨今ですが、どうかお子さんを持つ皆さんには小さな頃から良書を与えて頂きたいと思っています





shizutamarakugo at 20:17コメント(10)トラックバック(0) 
猫ムスメ