神田川

2012年04月13日

神田川へ、散りゆく夜桜を見に行ってきました。

この神田川は私にとって思い出深い特別な場所。
と言うのも18歳で上京した際、初めて借りたアパートが神田川沿いだったからです。都電荒川線(都内唯一の路面電車)早稲田駅を降り、新目白通りを渡るとそこはもう神田川。豊橋を渡って1つ目の角を曲がった築30年くらいのボロアパートが私の出発点でした

ちょうど引越した4月には川沿いの桜が満開で、まるで東京へ来たことを祝福されたような気持ちになったものです。そして毎日、豊橋を渡り大学やら駅やらに通っていたら何度も花見のカップルに写真撮影を頼まれ、「いつか私もカップルで来てやるw」と心に決めたものです(笑)

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流石に一昨日の雨で桜は概ね散ってしまっていましたが(写真左)、お陰でピンクのカーペットの上(写真中央)を散歩することができました

ついでにブラブラ歩いてアパートまで行ってみましたが、驚くことにまだそのまんまの形で残っていました!! もはや天然記念物の佇まいw
隣の大家さん宅もそのままで、当時は老ご夫妻におかず貰ったり可愛がってもらったなぁと懐かしく思い出しました。
しかし残るものあれば、消えるものあり・・・
大きな猫が店番していたおじいちゃんの写真屋は有りませんでした。おばあちゃんの金物屋も無くなっていました。“部屋飲み” する度お酒を買いに走った酒屋さんも廃墟となっていました。

でも都電荒川線(写真右)だけは相変わらずノンビリ走っていました(笑) 
よく発車時間を過ぎても全力で走ると待っていてくれた荒川線、どこまで乗っても160円の荒川線・・・私にとっては初・東京ライフの思い出の1つです。久しぶりに車両を見たら胸がキュンとなりました


残念ながら途中で雨が降ってきたため、ゆっくり散策はできず。
足早に大隈通り商店街を抜け、地下鉄早稲田駅前の「シャノアール」でコーヒーを飲みました。本当は「三朝庵」でお蕎麦を食べたかったけどもう閉まっていて残念。頑固親爺の「茜屋珈琲店」もいつの間にか潰れていて残念。でもこの「シャノアール」はいつも下の「あゆみブック」で本を買い読んでいた店なのでとても懐かしかったです(当時はよく友達とビッグパフェを食べていましたw)

地下鉄で一本の場所に住んでいても、なかなか用が無いと行かないものです。私も大学には用事で何度か行きましたが、神田川まで足を伸ばしたのは実に13年ぶりでした。だいぶ街並は変わっていたけど神田川の流れは変わりません。そしてあの見事な桜並木も変わりません。
18歳のあの時に、私を戻してくれました。



                      お後がよろしいようで。



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【左】本屋の2階という絶妙な立地のシャノアール。
【右】闇夜にそびえる大隈講堂。14年前の今頃はだいたい毎晩この前で酔いつぶれてました。新歓コンパ、懐かしい・・・



shizutamarakugo at 22:40コメント(8)トラックバック(0) 

2011年08月05日

某・師匠から「おデイトしましょ」とご連絡を頂きました(笑)
ハナキンおデイトだなんて素敵ではないですか(明日も仕事ですがw)

そんな訳で今日は会社帰り、浅草「小柳」さんにて鰻をご馳走になりました。いつも私なんぞが食べる適当な鰻ではなく、高級うな様です 
もちろん日本酒もグイグイ。盃が進むってもんです。
2件目の怪しげな上海のジャズライブ含め、普段ではけして味わえない時間を過ごさせて頂きました

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ちなみにナゼ鰻かというと、事前に師匠から、焼き肉・お蕎麦・鰻etc・・・の中から何が食べたいか聞かれていたから。微塵の迷いも遠慮もなく「鰻~(^∀^)」と返信したワタクシですが、直前になって気付きました。

し、師匠・・・明日、鰻屋さんで落語会ではないですか( ̄▽ ̄;)!!ガーン

鰻屋さんでの落語会、もちろん客にも演者にも鰻が出ます(客は木戸銭に鰻代が含まれています)

師匠のコレステロール値が上がったら私のせいですな(爆)
気の利かない女でスイマセン
美味しい鰻、本当にご馳走様でございました(p_q*)シクシク



shizutamarakugo at 22:35コメント(2)トラックバック(0) 
猫ムスメ

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