金原亭馬治

2015年09月27日

「木下(きのした)駅ってどこよ」「きのしたじゃなく木下(きおろし)です」

うん、読めない!!!ヾ(=^▽^=)ノ
という場所での落語会でした。馬治師匠、凱旋公演です。

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【平成27年9月26日 金原亭馬治真打昇進御披露目興行】
 金原亭 駒松 「子ほめ」
 桂 三木男 「猿後家」
 ロケット団  漫才
 金原亭 馬生 「厩火事」
    ~仲入り~
 翁家社中  太神楽
 金原亭 馬治 「お見立て」


キャパ500の会場がギッシリ・・・恐らく400人は入っていたんじゃないでしょうか(まぁそのうち30名程は大和田落語会関係者でしたが)笑。すごいですね。なにせ印西、都会ではないし、交通の便も悪い。よくこれだけ埋まったものだと正直驚きました。流石は馬治師匠ですね。千葉ニュータウンが生んだ真打。いかに周囲に愛され・期待されているかが分かります(⌒-⌒)


馬生師匠・ゲスト・弟弟子・そしてお客様・・・
皆が主役:馬治のために団結し盛り上げる! そんないい雰囲気の会でした。感想は多々あれど個人的な想いを1つだけ
再三書いている通り、私が落語を聴き始めたキッカケは馬治師匠です。ちょど6年前の9月、浦安市中央公民館で行われた「市民講座」に講師として来られた馬治師匠(当時は馬治さん)を観たのが全ての始まりでした。そしてその時の演目が『お見立て』だったのですよ(●´ω`●)  
今もハッキリと覚えています。

あの日、初めて聴いた落語。
鮮烈な記憶として残っている演目を「師匠」となった同じ方の、昇進披露興行で聴く・・・・・これは本当に感慨深いです。
“一周回って帰って来た” そんな言葉が浮かびました。そしてまだ(落語ファンとして)初々しかったあの頃を思い出し、ふと、衿を正すのでした。



    

   お後がよろしいようで。



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2015年06月22日

第160回・大和田落語会。
今回は大和田にとって特別な1日でした。
なにせ丸花亭を「ホーム」とする金原亭馬治師匠、そして兄弟弟子である馬玉師匠の、『真打昇進襲名披露の会』だったんです!!!  
しかも馬生師匠まで特別出演なさる・・・(((( ;゚д゚)))
チケットは早い段階で完売、超・満員御礼のフィーバーっぷりでした

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いつもと熱気が違う客席(*´∇`*)
最初に馬生師匠・馬治師匠・馬玉師匠・駒松さんが勢揃いしご挨拶。
御披露目ではどの寄席でも馬治・馬玉両師匠が一番お客様を集めたとの事。駒松さんも11月から「馬久」の名で二つ目に昇進されるそうですし、今一番勢いに乗っている。それが馬生一門なのかもしれませんね

馬治師匠も3月の昇進以来あちこち回って大忙しのようでしたが、ようやく “帰ってきた” 感があったのではないでしょうか。なにせ家族のような大和田の方々。「満を持して」とはこのことです。いわばお父さん・お母さんにやっと晴れ姿を見せられたようなもので、お互い感無量だったことと思います。ここ5~6年の “ぽっと出ファン” である私も、丸花亭での御披露目に立ち会うことが出来、大変嬉しく思いました。

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【写真】余談・・・私の連れが馬治師匠に、お祝い+お手製の木札をフプレゼントしていました(本当に自作)。表が名前で裏は「ニュータウンの若旦那」。ちなみにニュータウンは千葉ニュータウンです(笑)



今回は残念ながら事情により打ち上げ不参加。
しかしあの客席の空気からすると宴会も(いろんな意味で)すごかったろうと思います。模様を聞くのが楽しみなような怖いような・・・(笑)

尚、今週金曜の夜は鈴本演芸場で『金原亭馬生独演会』。
もちろん馬治・馬玉両師匠もご出演されます。
きっとそこでも祝いの言葉が述べられることでしょう。
まだまだ昇進まつりは続きます。




                   お後がよろしいようで。




shizutamarakugo at 20:30コメント(6)トラックバック(0) 

2015年03月19日

噺家のパーティーには何を着て行くべきか??
これ一番迷うところです(T_T)
なにせ経験が無い。そしてお金も無い。
普通に考えれば「和装」でしょう。でも着物なんて持ってないし、自分で着付けも出来ない。レンタル衣装屋に聞いたら、賃料+着付けで数万円かかるとのこと だったら無難なドレスでも買って着て行くしかないかな・・・そう諦めていたところに、救いの手が差し伸べられました。

大和田落語会で理事を勤められるまいるど様の奥様が着物一式貸してくださることになったのです  なんとまぁ、有り難いこと・・・小物類も揃えてくださり、至れり尽くせり。私は紐一本わからずボーッと見ているだけでした(涙) 本当に感謝してもし尽くせません。

そして着付け。これまた救いの手が。
普通に近所の美容室でやってもらおうと思っていたら、たまたま話を聞いた友人Cちゃんが妹(美容師!)に頼み、なんと半額の値段でヘアメイクまでやってくれたんです(((( ;゚д゚))) しかも浦安の我が家まで「出張」し・・・。これまた感謝してもし尽くせません。


このように「人」に助けられた今回。
私は本当に「人」に恵まれています。
何もお返し出来ない自分が情けない
心の中で手を合わせ皆様のご多幸を祈るばかりでございます(←ホント役に立たない・・・)

では最後に、感謝の気持ちを込め、皆様の好意により成り立ったワタクシめの着物姿を1枚アップし【馬治披露宴シリーズ】は終わりとします。顔を晒そうか迷いましたが、いきなりアクセス数がダウンしたりすると悲しいんで一応モザイクかけました(笑)  悪しからずご了承ください。

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                       お後がよろしいようで♪








1←オマケ画像。
まいるど様がくださった後姿の写真も素敵だったのでお載せします。場所は上野公園。こういうショットを撮るところがセンスなんでしょうね。感服致しました。お気に入りの一枚です








shizutamarakugo at 19:44コメント(10)トラックバック(0) 

2015年03月16日

遂にこの日がやって来ました。
金原亭馬治・真打昇進披露パーティー.。゚+.(・∀・)゚+.゚パチパチパチ
噺家が真打になる時、パーティーを催すことは知っていました。色んな方のブログやTwitterで見聞きしていたからです。でも、まさか自分が出席する日が来ようとは・・・(驚)
人生何が起きるか分からないものです。きっとこれが最初で最後の経験となることでしょう。私の様な何のツテもコネも無いイチOLを招いてくださり馬治さんには心より感謝しております。

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会場は『上野精養軒』。歴史ある西洋レストランですね。

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受付を済ませると(前座さんやお手伝いの方達が大勢見守る中、毛筆で名前を書かされ緊張)、今日の主役、馬治さんがお出迎え。
ヨッあっぱれ晴れ姿v( ̄∇ ̄)v

席順表に従い中へ・・・。思った以上に広い会場、多くのお客さんでビックリ。全部で350人くらいか? 大和田落語会関係者だけで30名程いました。席ももちろん大和田組でまとてくださっており一安心。ちなみに色々あって到着がギリギリになった私 既にアルコールの入った皆さんから「間に合った~!」と笑いで迎えられる超インパクトある登場(しかも和装でダッシュw) 大変失礼致しました( -д-)ノ

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12時の開演予定からだいぶ遅れて開始。馬生師匠・馬治師匠がご入場。結婚式みたい

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壇上に師匠と並ぶ馬治さん。そのお姿に早くもジーン・・・(涙)

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偉い方達の挨拶に続き、樽酒の鏡開き。何人か主要な来賓が名前を呼ばれ壇上に上がる。大和田落語会からも理事の皆さんが選出。席亭に至っては代表でご挨拶も! 皆さん法被でカッコいいなぁ 
ちなみにこの樽酒は馬治さんの奥様の故郷・山形のお酒だそうです。

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しばし食事&歓談タイム。余興もいろいろ。獅子舞・太神楽・踊り・レビューなど、馬治さんの交際の広さが感じられます。


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途中一休みしようとロビーに出たら「祝いの品」が沢山飾られていました。着物とか帯とかお酒とか・・・。こういう方達に支えられ今の馬治さんがあるのですね。

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正味2時間半くらいだったかな? 最後は一門の高弟である雲助師匠のご挨拶で本締め。茶目っけ溢れる内容でした(⌒-⌒)



・・・馬治さんは私を落語の世界に誘(いざな)ってくれた大恩人。
約5年半前、たまたま浦安公民館で公演された馬治さんを見たのが全ての始まりでした(詳細はコチラ)。馬治さんがいなかったら今の私はありません。このブログも存在しません。落語を通じ出会った皆様とのご縁もありませんでした。そんな馬治さんの真打昇進披露パーティーに出席できたことは自分にとって一生の宝です。

改めて。
馬治さん、真打昇進おめでとうございます。
これから「師匠」として益々活躍の場が広がることでしょう。
同時に責任も増すことと思います。あれこれ言う人も出てくるかもしれません。でも私、そして我ら大和田組はいつまでも馬治さんの見方!! 馬治LOVE!!(笑)  一生応援し続けます。
どうぞお身体に気をつけて、ご活躍ください




                    お後がよろしいようで。





shizutamarakugo at 19:00コメント(10)トラックバック(0) 

2014年07月13日

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モデルルームを見てきました。
猫ムスメ、ついに結婚への見果てぬ夢を諦め家を買うのか!?!?

・・・って、違うわ~(o^∇^o)ノ

ひとりノリツッコミ失礼しました
ハイ落語です。私が遥々京成臼井まで、片道1時間・1020円の運賃をかけて出かけるのは落語しかありませんね。家を買う財力も根性も無いワタクシ。アイフルホームさんのモデルルームに、落語を聴くため入らせて頂きました( -д-)ノ

会の名前は『臼井・マストモ亭』
マストモは法人名らしいです(マストモ建設株式会社)。
この落語会、馬治さんがレギュラーなので結構前から気になっていたのですが、なにせ京成臼井。そしてHPによると駅から徒歩15分・・・方向音痴の私にはまず辿りつけまいと思い諦めておりましたが、今回のゲストを見たら小んぶさんなので頑張って行ってみました(15分じゃ着かなかったけど案外わかりやすい場所で大丈夫でした♪)

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2階建ての戸建て住宅で、会場は2階。
流石はモデルルーム、とても綺麗なフローリングのお部屋です。
定員20名で椅子と座布団の席があり、すぐ一杯になりました。ちなみにお客さんは私以外全てオーバー60歳です(^∀^) 皆さん常連らしい。
“ほぅ2014年リフォーム人気ランキング1位は外壁塗装なのね” などとそこらへんに貼ってあるウンチクを読みながら待っていたら出囃子開始。控え室(隣の寝室w)から小んぶさん登場です。

【第19回 臼井・マストモ寄席】
柳家 小んぶ 「ちりとてちん」
金原亭 馬治 「豊志賀の死」
  ~仲入り~
柳家 小んぶ 「水屋の富」

お2人に共通しているのは、若いのに落ち着いているということ。貫禄たっぷりです。馬治さんは一席しかやらないのね~と思ったら、夏らしい怪談噺「豊志賀の死」をたっぷり大熱演。若い男への愛と嫉妬に苦しむ豊志賀の妄念がおどろおどろしく最高気温33度の昨日にピッタリ一席でした。しかし何度聴いても “豊志賀39歳” は耳に痛い(爆)。
小んぶさんの「水屋の富」も良かったです。初めて聴きました。富くじで800両当たってしまった水屋さんの被害妄想が可笑しく大笑い。いつ本当に盗まれてしまうかとドキドキでした。サゲも分かりやすくストンと来ます。


仲入りではお茶とお菓子も配られ和気藹々(お菓子は「なごみの米屋」さんの和菓子。千葉っぽくて感激)。あっと言う間の2時間でした。
それにしてもマニアックです。何度も言うけどここはモデルルーム。
出囃子と共にベッドルームから登場する噺家の姿なんて他じゃ見れないでしょ多分(笑) 
暑い最中テクテク歩いた甲斐はありました。小ぢんまりした文字通り「アットホーム」な落語会。素晴らしいですね。
アイフルホーム様、是非今後も続けてください




                    お後がよろしいようで。





5【写真】
一応グルメネタもチラリと・・・
落語会終了後、みんなで勝田台で途中下車し一杯やりました。写真は「三本杉」さんにてご馳走になった田舎蕎麦と韃靼蕎麦の盛り合わせ!! 歯ごたえがあって本当に美味しかったです。ご馳走様でした




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猫ムスメ

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