餅つき

2010年12月28日

101228_2051~0001実家から、お餅(&その他諸々の支援物資)が届きました
昨日うちの母をはじめとする一族郎党が集まって搗いたものです。
なにしろちゃんとした杵と臼で搗いた餅ですから、近頃訴訟で話題になったサ〇ウの切り餅なんか目じゃありません
餅好きにとっては年末の楽しみの1つとなっております(●´ω`●)


私には毎年つきたてのお餅の香りをかぐたび、甦る光景があります。それは、母方の祖父母宅にあった、広くそしてチョッピリ黴臭い母屋です(今は母屋という言葉自体、死語に近いのかもしれませんね。でも温かく良い日本語だと思います
祖父母の家は田舎によくある古い旧家で、家本体もものすごく広かった(特に子供の目には広大でした)。つきあたりの見えない暗い廊下が怖く、一人でトイレに行けなかったものです。それと、祖父が狩った動物の剥製の飾ってある大広間も怖かった・・・
少し離れた所にある母屋も、昼間はおばさん達が食事の支度をする楽しい場所だけど、誰もいない時にはお化けが出そうな空間でした。

でも、私はそんな「あばあちゃんち」が大好きでした。夏休みやお正月といった長期休暇には一族みんなが集まり休暇を過ごしましたが、他にも事あるごとに集まっては、色んなイベントを行ったものです。

そしてその1つが、餅つき大会(^_^)ニコニコ
いつもどこかに仕舞い込まれている杵と臼がおじさん達の手で母屋の真ん中にドーンと運び込まれ、炊きたての餅米が登場する、あの瞬間といったら!!固唾を飲んで見守る大量の子供達(笑)
そして搗き終わったお餅の第一陣・・・それをおばさんの1人が直接臼から摑み取り、一口サイズに丸くまるめ、子供達に渡してくれるのです。つけるのは、決まって大根のおろし醤油。これがまた搗きたてホヤホヤの餅によく合い、正にホッペが落ちるほど美味しいのです

・・・あぁ、なんだか書いていたら食べたくてたまらなくなってきました。
少しフライイングでお雑煮など作ってはいけないでしょうか(笑)

今では祖父母も亡くなり、家も母屋も取り壊され、一族が集まることもなくなってしまいました。餅つきも今では老いた叔父・叔母達がヒッソリ行う「作業」です  でも、幼かったあの頃の記憶は色褪せません。私にとっての心の原風景です。

自分に子供ができた時、私は同じような思い出を作ってあげられるのだろうか・・・最近、ふと思います。

 



shizutamarakugo at 22:05コメント(4)トラックバック(0) 
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